AGAの病院選び|皮膚科とクリニックの診療比較

AGAの病院選び

AGAは男性型脱毛症とも呼ばれ、髪の生え際や頭頂部を中心に進行する薄毛の一種です。近年は治療薬やケア製品の選択肢が増え、自己判断で対策を始める方も少なくありません。

一方、AGAは医師の診療のもとで原因や進行度に合わせた治療プランを整えることが望ましく、皮膚科とクリニックで取り扱い内容が異なる場合があります。

そこで本記事では、AGAを治療するにあたり病院とクリニックの特徴や治療の違いを詳しく解説します。

目次

AGAの基礎知識と原因

はじめに、AGAがどのように進行するのか、どんな原因やメカニズムが関係しているのかを解説します。AGAの基本を理解すると、自分に合った方法で治療を進めるきっかけになるでしょう。

AGAとは

AGAはAndrogenetic Alopeciaの略称で、男性ホルモン(アンドロゲン)の作用が関係する薄毛の症状です。思春期以降の男性に多く見られますが、女性でも同様のメカニズムで生じる場合があります。

髪の成長サイクルに影響が及ぶため、通常より早い段階で休止期を迎えて抜け落ち、薄毛が目立つようになります。

遺伝だけでなく、生活習慣やストレスなども進行に関係することがあるため、多角的な取り組みが大切です。

AGAの進行パターン

AGAの進行にはいくつかの代表的なパターンが存在します。前頭部や生え際から後退するパターン、頭頂部から薄くなるパターン、その両方が同時に進行するパターンなどが挙げられます。

進行度合いを把握しやすくするために、医療機関ではノーウッド・ハミルトン分類を参考に診断することがあります。

自己判断だけでは進行状態を正確に判断しにくいので、早めの受診が大切です。

AGAの進行度合いと受診タイミング

  • 生え際の後退に気づいた時点で早めに相談すると治療の選択肢が広がります。
  • つむじが目立ちはじめた際も、進行を抑えるには医師の診断が有益です。
  • シャンプー時に抜け毛が急増したように感じた場合も相談する目安になります。

男性ホルモンとの関係

AGAに密接に関係する男性ホルモンはテストステロンです。

テストステロンが5αリダクターゼという酵素によってDHT(ジヒドロテストステロン)に変化し、毛母細胞に強く作用します。その結果、髪の成長が阻害されてしまうのです。

ただし、男性ホルモンの存在がすべて悪いわけではなく、過度のストレスや遺伝的素因などが重なりあうことでAGAを進行させる要因となります。

皮膚科やクリニックを選ぶ前に押さえたいこと

AGAの治療は、一般的に皮膚科や専門のAGAクリニックで行われることが多いです。どちらを選択するにしても、自身の症状の進行度合い、治療にかけられる時間や費用などを考慮する必要があります。

初期段階での治療ほど効果を期待しやすいため、早めの受診と継続的なケアが重要です。

AGAの代表的な原因

原因・要素内容
男性ホルモンテストステロンがDHTに変換されることで進行に影響を及ぼす
遺伝的素因親族にAGAが多い場合、発症や進行のリスクが高まることがある
ストレスホルモンバランスが乱れ、成長期の髪のサイクルが乱れる
食事や生活習慣栄養不足や睡眠不足、喫煙などで頭皮環境が悪化しうる
加齢加齢により髪のハリ・コシが減少し、薄毛が目立ちやすくなる

皮膚科でのAGA診療の特徴

ここでは皮膚科でのAGA治療の概要や利点、注意点について解説します。

皮膚科は皮膚や毛髪の全般的な病気を診る診療科であり、総合病院やクリニックでも皮膚科医が担当している場合があります。

皮膚科における診療の流れ

皮膚科では皮膚トラブル全般を扱います。抜け毛や頭皮のかゆみ、湿疹などの症状がある場合に、AGAかどうかを切り分ける形で診察を行います。

初診では医師が視診や問診、場合によっては血液検査などを行い、必要に応じてAGA治療薬を処方します。

頭皮環境に何かほかのトラブルがある場合にも、同時に治療できる点が利点と言えます。

皮膚科で扱う治療薬

皮膚科で主に処方するAGA治療薬としては、フィナステリドやデュタステリドが挙げられます。これらは5αリダクターゼの働きを抑制し、DHTの産生を抑えることで抜け毛を減らす作用が期待できます。

また、塗り薬のミノキシジル外用薬を処方する場合もあります。皮膚科は内服薬や外用薬を中心に、比較的シンプルな処方が多い傾向です。

皮膚科で処方が多いAGA治療薬

治療薬名作用機序主な特徴
フィナステリド5αリダクターゼを阻害しDHTの産生を抑える内服で継続することで効果を期待できる
デュタステリドフィナステリドより広範囲の5αリダクターゼを阻害作用が幅広く、副作用にも注意が必要
ミノキシジル外用薬血行促進や毛母細胞の活性化に作用するとされる塗布を継続する必要がある

皮膚科を受診する利点

皮膚科は、頭皮以外の皮膚トラブルやアレルギーなどを同時に診断できるため、総合的なケアが可能です。

大学病院や総合病院などでも受診しやすく、保険診療の対象となる皮膚疾患がある場合は治療費を抑えやすいです。

内科などほかの科とも連携している病院では、健康診断や血液検査などをまとめて実施しやすいのもメリットといえます。

皮膚科の受診時に気をつけたいこと

皮膚科はAGA専門ではないため、病院によってはAGAへの対応が限られた範囲になる場合があります。

医師によっては内服薬や外用薬の処方が中心となり、メソセラピーや低出力レーザーなどの特殊な治療機器は扱わないところもあります。

そのため、注入療法や自毛植毛などの高度な治療を検討している方は、あらかじめ希望の施術が可能か問い合わせることが必要です。

皮膚科受診のメリットと注意点

メリット注意点
皮膚トラブルを一緒に診断しやすいAGAの専門外来がない場合、治療選択肢が少ないことがある
保険診療に該当する疾患なら費用負担を抑えやすいAGA治療は自由診療のため保険適用外になり、費用は自己負担
総合病院など、他の科と連携しながら受診しやすい薬の処方中心の場合が多く、症状によっては専門的なケアを求めづらい

クリニックでのAGA診療の特徴

ここでは、AGAを扱うクリニックに通う場合の治療の流れや特徴について解説します。専門性の高い機器や方法を導入しているところも多く、患者さんの悩みに寄り添った治療を行うケースが目立ちます。

AGAクリニックの治療内容

AGAクリニックでは、内服薬や外用薬に加え、さまざまな治療方法を取り入れているところがあります。

たとえば、注射で薬剤を直接頭皮に届けるメソセラピー、低出力レーザー機器を用いた頭皮ケア、自毛植毛などです。さらに頭皮環境を整えるための施術や、カウンセリングを充実させているところもあります。

個人の症状に合わせた治療プランを組み立てやすく、総合的なサポートを受けられるのが特徴です。

クリニックでのカウンセリング

AGAの治療期間は長期に及ぶことが多いため、カウンセリングの段階で患者さんの悩みや経済的事情、生活習慣などを考慮して治療を始めるところが多いです。

AGAクリニックでは専門知識をもつカウンセラーやスタッフが在籍しており、患者さんとのコミュニケーションを重視する傾向があります。

クリニックで行われる治療方法

治療方法特徴メリット
内服薬・外用薬AGA治療の基本。長期的な継続がカギになる手軽に始められる
メソセラピー頭皮に薬剤を直接注入し、育毛効果を狙う集中的に成分を届けることが可能
低出力レーザーレーザーで頭皮の血行を促進し、毛母細胞を刺激する痛みが少なく、繰り返し施術しやすい
自毛植毛自分の後頭部などから毛根を移植する自分の毛根なので定着すると自然な仕上がり
ヘアケア指導生活習慣やシャンプー方法などのアドバイス自宅でのケアを強化できる

クリニック受診の利点

AGAクリニックは、AGA治療の経験値が高いため、症状に合わせたプランを立てやすいです。

内服薬だけでなく、さまざまな治療手段を組み合わせた取り組みがが可能な点も大きな魅力といえます。

また、カウンセリングに時間をかけるところが多いので、不安点や疑問点を相談しやすいです。

クリニックを選ぶ際の注意点

ただし、AGAの自由診療をメインとするため、保険適用外の費用が発生します。メソセラピーや自毛植毛などの施術は高額になりがちで、治療期間も数カ月から数年単位に及びます。

費用や治療内容をしっかり確認し、長期的に無理なく通えるかどうかを検討することが重要です。

AGAクリニックを選ぶポイント

ポイント解説
治療実績や医師の経験症例数や実績が豊富だとノウハウを生かした治療が望める
費用体系の明確さ初診料、カウンセリング料、治療費用などをわかりやすく提示している
カウンセリングの充実度不安や疑問を相談しやすい体制がある
術後ケアやアフターサービス長期間にわたるフォローをどのように行うか

皮膚科とクリニックの費用の違い

ここでは、皮膚科とAGAを扱うクリニックでかかる費用面について解説します。治療内容や通院回数などによって変動しやすいため、あくまで目安として考えてください。

内服薬と外用薬の料金

基本的なAGA治療薬として内服薬と外用薬を使う場合、皮膚科とクリニックで大きな差が出ないこともあります。

医療機関によって薬剤の仕入れ価格や取り扱い薬の違いがあるため、薬代は若干の差が生じることがあるものの、数百円から千円単位の差にとどまるケースも少なくありません。

ただし、薬剤の種類や診療所の方針によって異なるので注意が必要です。

治療オプションの費用差

メソセラピーや低出力レーザーなど、追加で行う施術は皮膚科よりAGA専門のクリニックが充実している傾向があります。

その分、費用が高くなる場合が多いため、予算と効果のバランスを考えることが大切です。

保険適用の有無も大きなポイントで、AGAそのものは自由診療が基本となりますが、頭皮の疾患やほかの要因がある場合に限り保険が使えるケースもあります。

治療方法の費用目安

治療方法皮膚科の費用目安(1カ月あたり)クリニックの費用目安(1カ月あたり)備考
内服薬(フィナステリド等)5,000〜7,000円程度5,000〜8,000円程度取り扱い薬剤やブランドで変動あり
外用薬(ミノキシジル)3,000〜5,000円程度3,000〜5,000円程度内服薬と併用する場合が多い
メソセラピー1回あたり1万〜3万円程度皮膚科では行わないケースが多い
低出力レーザー1回あたり1万円程度〜コース契約で割安になることがある
自毛植毛数十万〜数百万円費用は本数や施術範囲で大きく異なる

診察料やカウンセリング料

皮膚科の場合は保険診療も扱うため、初診料や再診料は保険証の提示で負担が軽減されることがあります。しかしAGA治療自体は自由診療に該当することが多く、薬代や治療オプションの費用は全額自己負担です。

AGAクリニックでは、無料カウンセリングを行っているところもありますが、初診料やカウンセリング料を別途設定しているところもあるので事前確認が必要です。

長期的な費用計画の立て方

AGAの治療は短期間で完了することは稀です。内服薬や外用薬だけでも継続が大切で、数年単位で考えたときの総額は高額になりやすいです。

最初に費用をシミュレーションし、毎月無理なく継続できる範囲かどうかを判断することが重要です。

また、医療ローンや分割払いなどのオプションがあるクリニックもあるので、費用面で負担を感じる方は相談してみるとよいでしょう。

長期治療の負担を軽減するコツ

  • 内服薬や外用薬の処方だけで十分効果が期待できる場合は、オプション治療を慎重に検討する
  • まとめ買いや長期契約で費用を割安に設定している場合がある
  • 保険適用が可能な疾患があれば優先的に皮膚科で診察し、必要な部分だけ自由診療を使う

医師とのコミュニケーションの重要性

AGA治療に限らずに言えることですが、医療は受け身になりすぎないほうが、満足いく結果を得やすいです。

質問や要望を率直に伝える

AGA治療は、薬の種類や治療法だけでなく生活スタイルの改善も求められます。医師に遠慮してしまい、疑問点や困り事を伝えずにいると、本来得られるはずのサポートを受けそこなう可能性があります。

遠慮せずに不明点や今後の見通し、費用面について率直に相談することが望ましいです。

医師に伝えておきたいこと

  • 薬の副作用に対する不安や体質的な問題
  • 治療にかけられる時間や費用の希望
  • 生活習慣(睡眠時間、食事、喫煙・飲酒習慣など)
  • これまでに試した育毛剤やシャンプーの種類

治療方針や効果を定期的に確認する

AGA治療は効果の実感に時間がかかります。治療開始後3カ月程度で変化がある方もいれば、半年以上かけて変化を感じ始める方もいます。

定期的に通院し、頭皮の状態や抜け毛の量などを確認しながら、必要に応じて治療の見直しを行うことが大切です。

医療機関同士の連携を活用する

AGAクリニックと皮膚科で、それぞれ得意とする治療内容が異なることがあります。

頭皮環境のトラブルやほかの皮膚疾患が疑われる場合は皮膚科と連携し、本格的なAGA治療はAGAクリニックで受ける、という選択もあります。

自分の症状に合わせて適宜医療機関を使い分けられると、効率よく対策を進められます。

医療機関同士の連携

ケース推奨される連携
頭皮に湿疹や真菌感染が疑われるまず皮膚科で頭皮トラブルを治療し、落ち着いたらAGA治療へ
AGA治療中に血液検査で異常が判明総合病院や内科との連携を図り、原因を究明して対処する
長期治療中にメソセラピーなどを追加AGAクリニックでオプション治療を計画し、皮膚トラブルが起きれば皮膚科で対処

通院のしやすさやアクセス面の比較

ここでは、実際に病院やクリニックへ通う際のアクセスや通いやすさについて解説します。治療の継続を考えると、自宅や職場から通える範囲かどうかが重要です。

皮膚科のアクセス

皮膚科は駅前や市街地のビル内にクリニックがある場合も多く、通勤通学の途中で通院しやすいケースがあります。

一方、総合病院や大学病院の皮膚科はアクセス性が高いとは限らないものの、診療科が多いので一度の受診でほかの検査を同時に行いやすいです。

また、診察時間は比較的一般的な病院の診療時間に準じるため、土日祝は休診のところが多い点にも注意が必要です。

AGAを扱うクリニックのアクセス

AGAを扱うクリニックは都市部の駅近くで営業しているところが多いです。中には夜間営業や土日営業を行っているところもあり、平日勤務の方でも通いやすい環境が整っています。

ただし、地方では大都市ほどの数がない場合があるため、交通費や通院時間も含めて検討する必要があります。

通院先を決める際に考慮したいこと

  • 自宅や職場からの距離・交通手段
  • 診察時間や予約システム
  • 診療日(平日や土日祝日の対応)
  • 継続通院が負担にならない費用と時間

オンライン診療という選択肢

最近ではオンライン診療でAGA治療薬を処方するクリニックも増えています。ビデオ通話を用いて医師の診察を受け、薬を配送してもらえるため、遠方の方や多忙な方にとって通院の手間を減らす手段となるでしょう。

ただし頭皮の状態を実際に視診できないなどの制約もあるため、オンライン診療だけでなく、定期的に対面診療を併用するケースもあります。

オンライン診療のメリットと注意点

メリット注意点
自宅から診察を受けられ、時間の節約になる頭皮の状態を直接見ることができないため判断に限界がある
医師に相談しやすいチャット機能がある場合もある特殊な施術や処置はオンラインでは行えない
交通費や待ち時間を抑えられる初診だけは対面診療が必要となる場合がある

AGAの病院選びのポイント

最後に、AGAの病院選びにおいて意識しておきたいポイントをまとめます。皮膚科とクリニックのどちらに通う場合でも、長期継続を考えて、自分が求める治療や費用、アクセスを総合的に判断することが重要です。

自分に合った治療を選択する

皮膚科とAGAクリニックにはそれぞれ特徴があります。シンプルな薬剤処方を中心に行いたいなら皮膚科、さまざまなオプションを試してみたいならクリニックというように、自分の目的や症状に合わせて選ぶのがよいでしょう。

皮膚科からスタートしてみて、より手厚い治療が必要だと感じたらクリニックへ移行するといった選択肢もあります。

主な選択基準

  • 治療に求める内容(薬物療法中心か、メソセラピーや植毛まで含めたいか)
  • 費用と通院のしやすさ
  • 医師やスタッフとの相性
  • カウンセリングの充実度

セカンドオピニオンの活用

AGAの治療で迷いがある場合、皮膚科とクリニックの両方を受診して意見を聞き比べると、自分に合った選択がしやすくなります。

処方される薬や提案される治療オプション、費用や通院頻度などが異なることがあるので、疑問があれば遠慮なく質問し、納得できる形で治療を始めることが大切です。

継続的なケアと生活習慣の見直し

AGAの治療は内服薬や施術だけでなく、生活習慣の改善と併せて取り組むことが重要です。

食事の栄養バランス、適度な運動、十分な睡眠などを意識するだけでも、頭皮環境の維持に良い影響が期待できます。

医師やスタッフからのアドバイスだけでなく、自主的にセルフケアを継続すると治療効果を高めやすくなります。

AGA治療と併せて行いたい生活習慣の改善

項目意識したいポイント
食事タンパク質やビタミン、ミネラルをバランスよく摂取
運動血行促進を意識した有酸素運動を適度に行う
睡眠睡眠時間を確保し、ホルモンバランスを整える
ストレス対策趣味やリラックス法を見つけ、ストレスを溜めない
頭皮の清潔管理適度に頭皮を洗浄し、シャンプーの選び方にも注意

治療を続けるモチベーションを保つ

AGA治療は長期に及ぶ場合が多いので、途中で挫折しないようにモチベーションを保つ工夫が必要です。

定期的に写真を撮って変化を比較する、医師やスタッフにこまめに相談するなど、自分の変化を客観的に把握すると前向きに取り組みやすくなります。

また、治療仲間や口コミサイトを活用して情報交換することで、同じ悩みを抱える人とのつながりが生まれ、心強く感じる方もいるかもしれません。

まとめ

AGAを皮膚科で治療する場合とクリニックで治療する場合には、それぞれメリットや注意点があります。

皮膚科では総合的な皮膚疾患のチェックができ、比較的シンプルな治療法が中心となりやすいです。一方でAGAを扱うクリニックでは多様な治療オプションや専門的なカウンセリングを受けられるメリットがあります。

費用や通院のしやすさ、医師との相性などを考慮して自分に合った医療機関を選び、長期的な視点で無理なく治療を続けることが肝心です。

薄毛の悩みは精神的にも大きな負担となりがちですが、適切な医療機関での治療と生活習慣の見直しを組み合わせると、状況の改善を目指せます。

参考文献

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この記事を書いた人

Dr.前田祐助のアバター Dr.前田祐助 AGAメディカルケアクリニック 統括院長

経歴
慶應義塾大学医学部医学研究科卒業
慶應義塾大学病院 初期臨床研修課程終了
大手AGAクリニック(院長)を経て、2018年AGAメディカルケアクリニック新宿院を開設

資格
医師免許
⽇本医師会認定産業医
医学博士

所属学会
日本内科学会
日本美容皮膚科学会
日本臨床毛髪学会

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