コレステロールを下げる薬と女性の抜け毛の関係性について

コレステロールを下げる薬と女性の抜け毛の関係性について

健康診断でコレステロール値の高さを指摘され、お薬を飲み始めた女性の方から、「最近、抜け毛が増えた気がする」「髪が細くなったかもしれない」といったご相談を受けることがあります。

健康のために飲んでいるはずの薬が、髪の悩みの原因になっているとしたら、とても不安になるでしょう。

この記事では、コレステロールを下げる薬と女性の抜け毛にどのような関係があるのか、考えられる原因やご自身でできる対策、そして専門家への相談の重要性について、詳しく解説していきます。

目次

コレステロールを下げる薬と女性の抜け毛|なぜ関係が疑われるのか

コレステロールを下げる薬を飲み始めてから抜け毛が気になり始めると、多くの方がその関係性を疑います。

実際に、一部の薬では副作用として脱毛が報告されており、決して無関係ではありません。

しかし、抜け毛の原因は一つではないケースも多く、薬の影響を正しく理解することが重要です。

脂質異常症(高コレステロール血症)とは

脂質異常症とは、血液中に含まれる脂質、具体的には「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロールや中性脂肪(トリグリセリド)が多すぎる、または「善玉」と呼ばれるHDLコレステロールが少なすぎる状態です。

自覚症状がないまま進行し、放置すると動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気のリスクを高めます。

脂質異常症の診断基準(空腹時採血)

項目異常値
LDLコレステロール140mg/dL以上
HDLコレステロール40mg/dL未満
トリグリセリド150mg/dL以上

コレステロールを下げる薬の種類と働き

脂質異常症の治療に用いる薬は、主にコレステロールの合成を抑えるものや、体外への排出を促すものなど、いくつかの種類に分けられます。

処方される薬の種類によって、体への作用の仕方が異なります。

主な脂質異常症治療薬の種類

薬剤系統主な働き特徴
スタチン系肝臓でのコレステロール合成を阻害するLDLコレステロールを強力に下げる
フィブラート系主に中性脂肪を低下させる肝機能への影響に注意が必要
小腸コレステロールトランスポーター阻害薬小腸でのコレステロール吸収を阻害するスタチン系と併用されることが多い

添付文書に記載されている副作用としての脱毛

医薬品には、効果だけでなく副作用の可能性もあります。

製薬会社が作成する医療関係者向けの「添付文書」には、臨床試験などで報告された副作用がすべて記載されます。

コレステロールを下げる薬の一部にも、頻度は高くないものの副作用として「脱毛」の記載があります。このことが、薬と抜け毛を結びつけて考える一つの根拠となっています。

薬だけではない!抜け毛の複合的な要因

薬の副作用で脱毛が起こる可能性はゼロではありませんが、女性の抜け毛は非常に多くの要因が複雑に絡み合って発生します。

薬を飲み始めたタイミングと、加齢によるホルモンバランスの変化や、生活習慣の乱れが重なるケースも少なくありません。

そのため、抜け毛の原因が薬だけにあると断定するのは早計です。多角的な視点で原因を探ることが、改善への近道となります。

スタチン系薬剤と抜け毛の可能性

コレステロールを下げる薬の中で、最も広く使用されているのが「スタチン系」の薬剤です。

強力なコレステロール低下作用を持つ一方で、抜け毛との関連性が指摘される場合もあります。

スタチン系薬剤の作用

スタチン系薬剤は、肝臓にあるHMG-CoA還元酵素という酵素の働きを阻害します。

この酵素は、体内でコレステロールを合成する過程で重要な役割を担っています。

この働きをブロックするため、血液中のLDL(悪玉)コレステロール値を効果的に下げられます。

スタチンと脱毛の関連性に関する報告

スタチン系薬剤の副作用として、添付文書には頻度不明または0.1%未満といった低い確率で「脱毛」が記載されているものがあります。

なぜ脱毛が起こるのか、その明確な理由は完全には解明されていません。

仮説の一つとして、コレステロールが細胞膜を構成する重要な成分であるため、その合成を抑えることが毛母細胞の活動に何らかの影響を与える可能性が考えられています。

代表的なスタチン系薬剤

  • プラバスタチン
  • シンバスタチン
  • アトルバスタチン
  • ロスバスタチン

副作用の頻度と個人差

重要なのは、スタチンを服用しているすべての人に脱毛が起こるわけではない、ということです。

副作用の現れ方には大きな個人差があり、体質やその時の健康状態、他の薬との飲み合わせなど、様々な条件が影響します。

報告されている頻度も非常に低いため、過度に心配する必要はありませんが、可能性の一つとして知っておくと良いです。

もし服用開始後に抜け毛が気になり始めた場合は、その変化を記録しておくと良いでしょう。

髪の成長に必要な栄養素への影響

スタチンが直接的に髪の栄養を奪うわけではありませんが、間接的な影響も考えられます。

例えば、スタチンは体内のコエンザイムQ10の産生を減少させることが知られています。

コエンザイムQ10は細胞のエネルギー産生を助ける補酵素であり、毛母細胞の活性化にも関わっています。

この産生量が減ると、髪の成長サイクルに影響が出る可能性も否定できません。

髪の健康と栄養素

栄養素髪への役割多く含む食品
タンパク質髪の主成分(ケラチン)の材料肉、魚、卵、大豆製品
亜鉛ケラチンの合成を助ける牡蠣、レバー、牛肉
ビタミンB群頭皮の新陳代謝を促す豚肉、うなぎ、玄米

フィブラート系薬剤と抜け毛の関連性

主に中性脂肪(トリグリセリド)が高い場合に用いられるのが「フィブラート系」の薬剤です。

スタチン系とは異なる作用で脂質異常症を改善しますが、こちらも抜け毛との関連について知っておきましょう。

フィブラート系薬剤の作用

フィブラート系薬剤は、細胞の核内にある「PPARα」という受容体を活性化させます。

これにより肝臓での脂肪酸の燃焼を促進し、中性脂肪の合成を抑制します。

また、HDL(善玉)コレステロールを増やす働きも持っています。

フィブラート系と脱毛報告の現状

フィブラート系薬剤の添付文書にも、スタチン系と同様に、まれな副作用として「脱毛」が記載されている場合があります。

報告頻度は決して高くありませんが、薬が体に与える影響の一つとして認識されています。

薬の服用と抜け毛の増加が時期的に一致する場合は、薬剤性の脱毛も視野に入れる必要があります。

薬剤性脱毛が疑われる場合

確認事項具体的な内容なぜ重要か
服用開始時期いつから薬を飲み始めたか抜け毛が増え始めた時期との関連を見るため
抜け方の特徴髪全体が均等に抜けるか、部分的か薬剤性脱毛は全体的に薄くなることが多い
他の身体症状倦怠感、筋肉痛、発疹などがないか薬の他の副作用と合わせて判断するため

他の薬剤との併用で注意すべき点

フィブラート系薬剤は、スタチン系薬剤など他の薬と併用する場合に注意が必要です。

特に、併用によって「横紋筋融解症」という、筋肉の細胞が壊れてしまう重篤な副作用のリスクが高まるケースがあります。

この副作用の症状として筋肉痛や脱力感などが現れますが、体の強いストレスは髪の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

複数の医療機関から薬を処方されている場合は、必ず医師や薬剤師にすべての服用薬を伝えましょう。

ホルモンバランスへの間接的な影響

コレステロールは、女性ホルモン(エストロゲン)や男性ホルモン(アンドロゲン)といった、ステロイドホルモンの材料でもあります。

フィブラート系薬剤に限らず、脂質代謝に影響を与える薬が、結果的にホルモンバランスに間接的な影響を及ぼす可能性も理論的には考えられます。

特に女性の髪はホルモンバランスの影響を強く受けるため、体内の微妙な変化が髪に現れるときもあります。

考えられる他の抜け毛要因

コレステロールを下げる薬を服用中に抜け毛が増えると、どうしても薬の副作用を疑ってしまいます。

しかし、女性の薄毛の原因は多岐にわたります。薬の影響を考える前に、他に考えられる要因がないか、ご自身の生活を振り返ってみることも非常に重要です。

女性ホルモンのゆらぎとFAGA(女性男性型脱毛症)

女性の髪は、女性ホルモンであるエストロゲンによって守られています。エストロゲンは髪の成長期を維持し、ハリやコシのある豊かな髪を育む働きがあります。

しかし、30代後半から更年期にかけてエストロゲンの分泌量が減少すると、相対的に男性ホルモンの影響が強まり、抜け毛や薄毛が進行しやすくなります。

これが「FAGA(女性男性型脱毛症)」で、頭頂部や分け目を中心に髪が細く、薄くなるのが特徴です。

女性の抜け毛の原因

原因カテゴリ具体例髪への影響
ホルモンバランス加齢、更年期、産後、ピルの服用中止髪の成長期が短くなり、休止期の毛が増える
生活習慣睡眠不足、食生活の乱れ、過度なダイエット髪の成長に必要な栄養が不足し、頭皮環境が悪化する
ストレス精神的、身体的ストレス血管が収縮し血行不良に。ホルモンバランスも乱れる

ストレスや生活習慣の乱れ

強いストレスを感じると、自律神経が乱れて血管が収縮し、頭皮の血行が悪くなります。

その結果、髪の成長に必要な栄養や酸素が毛根まで届きにくくなり、抜け毛につながります。

また、睡眠不足や食生活の乱れも、髪の健やかな成長を妨げる大きな要因です。

注意したい生活習慣

  • 睡眠時間が毎日6時間未満
  • インスタント食品や外食が多い
  • 食事を抜くことがある
  • 運動習慣がほとんどない

栄養不足(特に鉄分や亜鉛)

髪は食事から摂る栄養素を元に作られます。タンパク質や亜鉛、そして女性が不足しがちな鉄分は、美しい髪を維持するために欠かせない栄養素です。

過度なダイエットや偏った食事は、栄養不足による抜け毛を招きます。

血液検査でフェリチン(貯蔵鉄)の値が低い場合、症状として抜け毛が現れるケースもあります。

頭皮環境の悪化

洗浄力の強すぎるシャンプーや、すすぎ残し、間違ったヘアケアは頭皮の乾燥や炎症を引き起こし、抜け毛の原因となります。

また、皮脂の過剰な分泌は毛穴を詰まらせ、健康な髪の成長を妨げます。

ご自身の頭皮の状態に合ったケアを行うことが大切です。

薬を飲みながらできる髪と頭皮のためのセルフケア

抜け毛が気になったとき、薬のせいだと決めつけてしまう前に、まずはご自身でできるヘアケアや生活習慣の見直しに取り組んでみましょう。

これらのケアは、薬の影響の有無にかかわらず、健やかな髪を育む土台となります。

バランスの取れた食事を心がける

髪の主成分はケラチンというタンパク質です。まずは、肉・魚・卵・大豆製品などから良質なタンパク質をしっかり摂りましょう。

その上で、タンパク質の合成を助ける亜鉛や、頭皮の血行を良くするビタミンE、新陳代謝を促すビタミンB群などをバランス良く食事に取り入れる工夫が重要です。

髪に良い栄養素を多く含む食材

栄養素食材例期待できる働き
タンパク質鶏むね肉、鮭、豆腐髪の材料を補給する
亜鉛牡蠣、レバー、アーモンド健やかな髪の合成を助ける
鉄分ほうれん草、ひじき、赤身肉頭皮への酸素供給を助ける

正しいシャンプーと頭皮マッサージ

シャンプーは、髪を洗うというより「頭皮を洗う」意識で行いましょう。

指の腹を使って優しくマッサージするように洗い、シャンプー剤が残らないよう十分にすすぎます。

洗髪後には、頭皮の血行を促進する頭皮マッサージを取り入れるのも効果的です。指の腹で頭皮全体を優しく動かすようにマッサージし、血流を促しましょう。

質の良い睡眠を確保する

髪の成長を促す成長ホルモンは、睡眠中に最も多く分泌されます。眠り始めの深いノンレム睡眠時に分泌が活発になります。

毎晩7時間程度の睡眠時間を確保し、就寝前はスマートフォンやパソコンの使用を控えるなど、リラックスして入眠できる環境を整えると髪の健康に繋がります。

ストレスを上手に発散する方法

ストレスは抜け毛の大きな引き金になります。自分に合ったストレス解消法を見つけ、心身をリラックスさせることが大切です。

軽い運動や趣味の時間、親しい友人との会話など、意識的にリフレッシュする時間を作りましょう。

手軽にできるストレスケア

方法ポイント期待できること
深呼吸ゆっくり鼻から吸い、口から吐く副交感神経を優位にし、リラックスさせる
ウォーキング景色を楽しみながら20~30分歩く気分転換と血行促進
好きな音楽を聴くリラックスできる音楽や好きな曲に浸る心地よい刺激で脳を休ませる

抜け毛が気になったら自己判断で断薬する前に

薬が原因かもしれないと感じても、ご自身の判断で急に服用をやめてしまうのは大変危険です。

コレステロール値が再び上昇し、動脈硬化のリスクを高めてしまいます。抜け毛の悩みは、必ず専門家に相談してください。

まずは処方した医師に相談する重要性

最初に相談すべきは、コレステロールの薬を処方した主治医です。

抜け毛が気になり始めた時期や、他に気になる症状がないかなどを具体的に伝えましょう。

医師が薬との関連性や他の原因の可能性を総合的に判断してくれます。

医師に伝えるべきこと

  • いつから抜け毛が気になり始めたか
  • 1日に抜ける髪の量の変化
  • 生活習慣や体調の変化
  • 他に服用している薬やサプリメント

薬の変更や調整の可能性

もし薬の影響が強く疑われる場合、医師は副作用の少ない他の種類の薬への変更や、用量の調整などを検討してくれます。

コレステロールを下げる薬には様々な種類があります。

自己判断でやめるのではなく、専門家の管理のもとで安全に薬を調整することが大切です。

血液検査で確認できること

抜け毛の原因を探るために、血液検査が役立つ場合があります。

コレステロール値だけでなく、甲状腺機能や鉄分(フェリチン)、亜鉛などの数値を調べると、他に隠れた原因がないかを確認できます。

これらの項目に異常があれば、その治療を行うと抜け毛が改善する可能性があります。

薄毛治療専門クリニックという選択肢

主治医に相談しても抜け毛が改善しないときや、より専門的な髪の悩みの相談をしたい場合は、薄毛治療を専門とするクリニックに相談するのも有効な選択肢です。

専門クリニックでは薬の影響だけでなく、ホルモンバランスや頭皮の状態などを詳しく診断し、一人ひとりの原因に合わせた適切な治療法を提案します。

相談先の役割分担

相談先主な役割できること
処方医(内科など)脂質異常症の管理薬の変更・調整、全身状態の確認
皮膚科頭皮の疾患の診断円形脱毛症や皮膚炎の治療
女性薄毛専門クリニック女性の薄毛の総合的な診断・治療FAGA治療、頭皮環境改善、栄養指導

よくある質問

コレステロールを下げる薬と抜け毛に関して、患者さんからよくいただくご質問にお答えします。

コレステロールを下げる薬をやめたら髪は元に戻りますか?

もし抜け毛の原因が薬の副作用だけであった場合、その薬の服用を中止または変更すると、数ヶ月かけて髪の状態が改善に向かう可能性はあります。

ただし、女性の薄毛は加齢やホルモンバランスなど複数の要因が関わっているケースが多いため、断薬だけで完全に元通りになるとは限りません。

他の原因に対する取り組みも同時に行うことが重要です。

サプリメントでコレステロールは下がりますか?髪への影響は?

一部の健康食品やサプリメントには、コレステロール値に良い影響を与えるとされる成分(紅麹やDHA・EPAなど)が含まれています。

しかし、その効果は医薬品に比べて穏やかであり、薬の代わりになるものではありません。また、髪への直接的な影響は科学的に証明されていないものがほとんどです。

サプリメントを利用する場合は、必ず主治医に相談の上、補助的なものとして考えましょう。

薬の副作用かどうかの判断基準はありますか?

明確な判断基準はありませんが、いくつかの目安があります。

薬を飲み始めてから2〜3ヶ月以内に抜け毛が増え始めた場合や、特定の部位ではなく頭部全体の髪が均等に薄くなる「びまん性脱毛」の症状が見られる場合です。

ただし、これらは他の原因による脱毛でも起こりうるため、最終的な判断は医師に委ねる必要があります。

遺伝的な薄毛と薬による抜け毛は見分けがつきますか?

ご自身で見分けるのは非常に困難です。FAGAのような遺伝的素因が関わる薄毛は、頭頂部や分け目から薄くなる傾向がありますが、初期には全体的にボリュームダウンを感じるケースもあります。

一方、薬による抜け毛は全体的に起こることが多いですが、個人差があります。

正確な診断のためには、マイクロスコープによる頭皮診察や、問診で詳しい状況を伺う必要がありますので、専門クリニックにご相談ください。

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この記事を書いた人

Dr.前田祐助のアバター Dr.前田祐助 AGAメディカルケアクリニック 統括院長

経歴
慶應義塾大学医学部医学研究科卒業
慶應義塾大学病院 初期臨床研修課程終了
大手AGAクリニック(院長)を経て、2018年AGAメディカルケアクリニック新宿院を開設

資格
医師免許
⽇本医師会認定産業医
医学博士

所属学会
日本内科学会
日本美容皮膚科学会
日本臨床毛髪学会

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