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お風呂で抜ける髪の毛の原因と女性の抜け毛予防策

お風呂で抜ける髪の毛の原因と女性の抜け毛予防策

お風呂の排水溝にたまる髪の毛を見て不安に感じ、「毎日こんなに抜けて大丈夫?」「もしかして薄毛の始まり?」と悩む女性は多いのではないでしょうか。

髪の毛はヘアサイクルによって自然に生え変わるため、ある程度の抜け毛は誰にでも起こります。

しかし、その量がいつもより多かったり、髪質に変化を感じたりするときは注意が必要です。

この記事では、お風呂で髪の毛が抜ける原因を、ヘアサイクルの観点から科学的に解説します。また、1日の平均的な抜け毛の本数や、危険な抜け毛のサインも紹介します。

目次

お風呂での抜け毛は正常?1日の平均本数と許容範囲

シャンプー中やドライヤーをかけるときに、ごっそりと髪が抜けるように感じると、誰でも心配になるものです。

しかし、抜け毛のすべてが異常というわけではありません。まずは、髪の毛が生え変わる仕組みと、正常な抜け毛の量について正しく理解することが大切です。

髪の毛のヘアサイクルとは

髪の毛は1本1本が独立した寿命を持ち、「成長期」「退行期」「休止期」というサイクルを繰り返しています。これをヘアサイクルや毛周期と呼びます。

健康な髪のほとんどは成長期にあり、数年かけて太く長く成長します。その後、成長が止まる退行期を経て、休止期に入ると、新しい髪に押し出されるように自然に抜け落ちます。

お風呂で抜ける髪の毛の多くは、この休止期を迎えた髪です。

ヘアサイクルの各段階とその期間

段階期間の目安全体の髪に占める割合
成長期2年~6年約85~90%
退行期約2週間約1%
休止期約3ヶ月~4ヶ月約10~15%

1日に抜ける髪の毛の平均本数

日本人の髪の毛は全体で約10万本あるといわれています。

このうちヘアサイクルによって1日に抜ける髪の毛は、平均で50本から100本程度です。

この本数には個人差があり、季節によっても変動します。秋は夏の紫外線ダメージや気候の変動により、抜け毛が増加する傾向が見られます。

お風呂場での抜け毛が目立つ理由

1日に抜ける髪の毛のうち、約半数以上がお風呂場、特にシャンプー時に抜けるといわれています。

これは、シャンプーによる洗浄やマッサージの物理的な刺激によって、すでに寿命を迎えていた休止期の髪の毛が抜け落ちやすくなるためです。

髪が濡れると束になりやすいため、数本の抜け毛でも量が多く見えるのもお風呂場での抜け毛が気になる一因です。

注意が必要な抜け毛のサイン

正常な範囲内の抜け毛であれば心配はいりませんが、以下のようなサインが見られる場合は、頭皮環境の悪化や何らかの脱毛症の可能性があります。

一度、ご自身の抜け毛の状態を確認してみましょう。

抜け毛の危険度セルフチェック

チェック項目正常な抜け毛注意が必要な抜け毛
1日の本数100本以内150本以上抜ける日が続く
毛根の形丸く膨らんでいる細く尖っている、または白い塊がない
髪の太さ太くしっかりしている細く短い毛が多い

なぜ女性の髪はお風呂で抜けやすいのか?考えられる原因

正常な範囲を超えて抜け毛が増えている場合、その背景にはさまざまな原因が隠れています。

特に女性の場合、ホルモンバランスの変化や生活習慣が大きく影響するケースがあります。

ホルモンバランスの変化

女性ホルモンの一つであるエストロゲンは、髪の成長を促進してヘアサイクルの成長期を維持する働きがあります。

しかし、妊娠・出産や更年期、ストレスなどによってエストロゲンの分泌量が減少すると、相対的に男性ホルモンの影響が強まります。

このホルモンバランスの乱れがヘアサイクルを短縮させ、抜け毛の増加や髪の細り(軟毛化)を引き起こす原因です。

間違ったシャンプー方法

良かれと思って行っている毎日のシャンプーが頭皮にダメージを与え、抜け毛を助長しているケースも少なくありません。

洗浄力の強すぎるシャンプーの使用、熱すぎるお湯、爪を立ててゴシゴシ洗う行為は頭皮に必要な皮脂まで奪い、乾燥や炎症を招きます。

この頭皮環境の悪化が、健康な髪の育成を妨げます。

ストレスや生活習慣の乱れ

過度なストレスは自律神経のバランスを乱し、血管を収縮させます。これによって頭皮の血行が悪化し、髪の毛の成長に必要な栄養が毛根まで届きにくくなります。

また、睡眠不足や偏った食生活、過度なダイエットなども髪の健康を損なう大きな要因です。髪は体の健康状態を映す鏡ともいえます。

髪の健康を損なう生活習慣

要因髪への影響具体的な内容
食生活栄養不足による成長不良過度なダイエット、インスタント食品中心
睡眠成長ホルモンの分泌低下睡眠不足、不規則な睡眠時間
運動不足血行不良デスクワーク中心、運動習慣がない

病気や薬の副作用の可能性

甲状腺機能の異常や膠原病(こうげんびょう)、鉄欠乏性貧血といった全身性の病気が抜け毛の原因となる場合があります。

また、特定の薬剤の副作用として脱毛が起こる例もあります。

急激に抜け毛が増えたときや、他の体調不良を伴う場合は自己判断せずに医療機関を受診しましょう。

抜け毛の本数だけじゃない「髪質の変化」という隠れたサイン

多くの人が排水溝にたまる抜け毛の「量」に一喜一憂しますが、実はそれと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのが「髪質の変化」です。

髪のコンディションが良くないと感じるときは、頭皮環境が悪化しているという体からの隠れたサインかもしれません。

「最近、髪が細くなった」と感じる理由

以前と比べて髪にハリやコシがなくなり、一本一本が細くなったように感じるのは、ヘアサイクルの乱れが原因である可能性が高いです。

髪が十分に成長しきる前の「成長期」の段階で抜けてしまう、あるいは成長期そのものが短縮してしまうと、太く丈夫な髪が育ちません。

この「軟毛化」は、薄毛が進行する初期段階によく見られる兆候です。

髪のうねりやパサつきと頭皮環境の関係

加齢や頭皮の血行不良によって毛穴が歪むと、そこから生えてくる髪もいびつな形になり、うねりとなって現れます。

また、頭皮の乾燥は髪の水分保持能力を低下させ、パサつきや広がりの原因になります。

「年齢のせい」と片付けてしまいがちなこれらの変化は、実は頭皮の健康状態を反映しています。

髪質の変化が示す頭皮のSOS

髪質の変化考えられる頭皮の状態対策の方向性
細くなった(軟毛化)ヘアサイクルの乱れ、栄養不足生活習慣の見直し、栄養補給
うねりが出てきた毛穴の歪み、血行不良頭皮マッサージ、保湿ケア
パサつき、ツヤがない頭皮の乾燥、キューティクルの損傷正しいヘアケア、保湿

ボリュームダウンが与える見た目の印象

髪が細くなったり地肌が透けて見えたりして全体のボリュームが失われると、実年齢よりも老けて見られたり、疲れた印象を与えたりしやすいです。

髪型がうまく決まらないといったスタイリングの問題だけでなく、見た目の印象を大きく左右する重要な問題です。

髪質の変化を感じたときの初期対応

抜け毛の量だけでなく、髪質の変化に気づいた時点で早めにヘアケアや生活習慣を見直すことが、将来の深刻な薄毛を防ぐ鍵となります。

「大したことじゃない」「まだ大丈夫」と思いたい気持ちも分かりますが、自分の髪が出している小さなサインを見逃さないようにしましょう。

この気づきが、健康な髪を取り戻すための第一歩です。

自宅でできる!今日から始める抜け毛予防シャンプー術

頭皮環境を健やかに保ち、抜け毛を予防するためには、毎日のシャンプー方法の見直しと改善が非常に効果的です。

正しい手順で、頭皮と髪を優しくケアしましょう。

予洗いで汚れの7割を落とす

シャンプー剤をつける前に、38℃程度のぬるま湯で頭皮と髪を1分から2分ほどしっかりと洗い流します。

この予洗いだけで、汗やホコリといった髪の汚れの約7割は落ちるといわれています。

予洗いを丁寧に行うとシャンプーの泡立ちが良くなり、洗浄成分による頭皮への負担を減らすことにも繋がります。

正しいシャンプー剤の選び方と使い方

自分の頭皮タイプに合ったシャンプーを選びましょう。

乾燥が気になる方はアミノ酸系などのマイルドな洗浄成分のものを、皮脂が多いと感じる方は適度な洗浄力のあるものを選びます。

シャンプー剤は直接頭皮につけず、手のひらでよく泡立ててから髪全体になじませるのがポイントです。泡がクッションとなり摩擦によるダメージを防ぎます。

頭皮タイプ別シャンプーの選び方

頭皮タイプ主な特徴おすすめの洗浄成分
乾燥肌・敏感肌フケ、かゆみが出やすいアミノ酸系、ベタイン系
普通肌トラブルが少ないアミノ酸系、高級アルコール系
脂性肌ベタつき、ニオイが気になる高級アルコール系、石けん系

頭皮を傷つけない指の腹でのマッサージ洗い

絶対に爪を立てず、指の腹を使って頭皮を優しくマッサージするように洗いましょう。

下から上へ、ジグザグに動かすように洗うと毛穴の汚れが落ちやすくなり、血行促進効果も期待できます。

つむじや生え際は皮脂がたまりやすいので、意識して丁寧に洗います。

すすぎ残しを防ぐための徹底的な洗い流し

シャンプーやトリートメントのすすぎ残しは、毛穴の詰まりやかゆみ、炎症の原因となります。

シャンプーにかかった時間の2倍程度の時間をかけて、髪の根元から毛先まで、ぬめり感が完全になくなるまで丁寧にすすぎましょう。

耳の後ろや襟足は残りやすい部分なので注意が必要です。

髪と頭皮を健やかに保つ生活習慣の改善ポイント

美しい髪は、健康な体から生まれます。外側からのヘアケアだけでなく、内側からの働きかけとして日々の生活習慣を見直すことが何よりも重要です。

栄養バランスの取れた食事の重要性

髪の毛は主に「ケラチン」というタンパク質でできています。そのため、まずは良質なタンパク質の十分な摂取が基本です。

その上で、タンパク質の合成を助ける亜鉛や、頭皮の血行を促進するビタミンE、頭皮環境を整えるビタミンB群などをバランス良く食事に取り入れましょう。

髪の成長をサポートする主な栄養素

栄養素主な働き多く含まれる食品
タンパク質髪の主成分となる肉、魚、卵、大豆製品
亜鉛髪の生成を助ける牡蠣、レバー、牛肉、ナッツ類
ビタミン類頭皮環境を整え、血行を促進する緑黄色野菜、果物、玄米

質の良い睡眠が髪の成長を促す

髪の成長に欠かせない成長ホルモンは、睡眠中に最も多く分泌されます。なかでも眠り始めの深いノンレム睡眠時に分泌が活発になります。

毎日6~8時間程度の質の良い睡眠時間を確保するように心がけましょう。

就寝前のスマートフォン操作は脳を覚醒させて眠りの質を下げるため、控えるほうが賢明です。

  • 就寝1~2時間前の入浴
  • 寝室の環境を整える(温度、湿度、光)
  • カフェインやアルコールの摂取を控える

適度な運動で血行を促進する

ウォーキングやジョギング、ヨガなどの有酸素運動は全身の血行を促進し、頭皮に栄養を届けやすくする効果が期待できます。

ストレス解消にも繋がり、自律神経のバランスを整えることにも役立ちます。

無理のない範囲で、日常生活に運動を取り入れる習慣をつけましょう。

ドライヤーとブラッシング|正しいヘアケアで抜け毛を防ぐ

シャンプー後の濡れた髪は、キューティクルが開いて非常にデリケートな状態です。

間違ったケアは切れ毛や抜け毛の原因になるため、タオルドライからドライヤー、ブラッシングまで丁寧に行う必要があります。

タオルドライは優しく押さえるように

濡れた髪をゴシゴシと擦るのは厳禁です。キューティクルが剥がれ、髪が傷む原因になります。

吸水性の高いタオルを使い、髪を挟み込むようにして、優しくポンポンと叩きながら水分を吸い取りましょう。

頭皮も同様に、タオルで押さえるようにして水分を取ります。

自然乾燥はNG?ドライヤーの正しい使い方

髪を濡れたまま放置する自然乾燥は頭皮に雑菌が繁殖しやすく、かゆみやニオイ、フケの原因となります。必ずドライヤーで乾かしましょう。

ただし、熱の当てすぎは髪と頭皮を乾燥させるため、正しい使い方が大切です。

  1. 熱から髪を守る
  2. 根元から乾かす
  3. 仕上げは冷風で

髪を熱から守るためのアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)は、毛先中心につけます。

ドライヤーは髪から20cm以上離し、まずは地肌と髪の根元を中心に温風を当てましょう。

全体が8割ほど乾いたら冷風に切り替えて仕上げると、キューティクルが引き締まりツヤが出ます。

髪が濡れた状態でのブラッシングは避ける

前述の通り、濡れた髪は非常に傷つきやすい状態です。このタイミングで無理にブラシを通すと、髪が切れたり抜けたりする原因になります。

ブラッシングは、必ずドライヤーで髪を完全に乾かしてから行いましょう。

頭皮への負担が少ないブラシの選び方

ブラッシングには、頭皮への刺激が少ないクッションブラシやパドルブラシがおすすめです。

ブラシの先端が丸くなっているものは頭皮を傷つけにくく、適度なマッサージ効果も期待できます。静電気が起きにくい天然毛のブラシも良い選択です。

抜け毛が改善しない場合に考えられる女性特有の脱毛症

セルフケアを続けても抜け毛が減らない、あるいは薄毛が進行しているように感じる場合は、女性特有の脱毛症を発症している可能性があります。

早期に適切な対処をするためにも、どのような種類があるかを知っておきましょう。

代表的な女性の脱毛症

脱毛症の名称主な原因特徴的な症状
FAGA(女性男性型脱毛症)ホルモンバランスの乱れ、遺伝頭頂部や分け目を中心に薄くなる
びまん性脱毛症加齢、ストレス、生活習慣の乱れ髪全体が均一に薄くなる
牽引性脱毛症物理的な負荷ポニーテールなど髪を縛る部分が薄くなる

FAGA(女性男性型脱毛症)

女性ホルモンの減少により、男性ホルモンの影響が優位になることで発症します。

頭頂部の皮膚が硬くなり、分け目を中心に髪のボリュームが失われて地肌が透けて見えるようになるのが特徴です。更年期以降の女性に多く見られます。

びまん性脱毛症

特定の部位だけでなく、髪の毛全体が均等に薄くなるのが特徴です。

加齢やストレス、栄養不足など、複数の要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。

FAGAと症状が似ている部分もあり、正確な診断が必要です。

牽引(けんいん)性脱毛症

毎日同じ髪型で強く髪を引っ張って毛根に継続的な負担がかかり、生え際や分け目の髪が抜けてしまう状態です。

ポニーテールやきついお団子ヘアなどを長期間続けている方に起こりやすいです。

原因がはっきりしているため、髪型を変えると改善が見込めます。

分娩後脱毛症

妊娠中は女性ホルモンが多く分泌されるため髪が抜けにくくなりますが、出産後はホルモンバランスが急激に元に戻るため、一時的に抜け毛が大量に発生します。

産後半年から1年程度で自然に回復する方がほとんどです。

抜け毛の悩みは専門クリニックへ相談を

セルフケアは抜け毛予防の基本ですが、それでも改善が見られない、あるいは薄毛の進行が気になる場合は、一人で抱え込まずに専門のクリニックに相談すると良いでしょう。

セルフケアの限界と専門的な診断の必要性

抜け毛の原因は多岐にわたり、自己判断で原因を特定するのは困難です。間違ったケアは、かえって症状を悪化させる可能性もあります。

専門医による正確な診断のもと、ご自身の状態に合った適切な治療方針を立てるのが改善への最も確実な道です。

クリニックで受けられる検査とは

クリニックでは、まず詳細な問診を行い、生活習慣や既往歴などを伺います。

その上で、視診や触診、マイクロスコープによる頭皮の状態観察、血液検査などを通じて抜け毛の根本的な原因を多角的に探ります。

これらの客観的なデータに基づいて、適した治療計画を提案します。

女性の薄毛治療の選択肢

女性の薄毛治療は大きく進化しており、内服薬や外用薬(塗り薬)による治療、頭皮に直接有効成分を注入する治療など、さまざまな選択肢があります。

治療は、患者さん一人ひとりの症状や原因、生活スタイルに合わせてオーダーメイドで組み立てます。

不安な点や疑問点は、カウンセリングで遠慮なく相談しましょう。

  • 内服薬治療
  • 外用薬(塗り薬)治療
  • 注入治療(メソセラピーなど)
  • サプリメントの処方

よくある質問

お風呂で抜ける髪の毛が気になりだすと、日を追うごとに不安が大きくなりがちです。

ある程度の抜け毛は問題ないですが、平均よりも量が多く、その状態がしばらく続くようであれば、いちどクリニックに相談してみましょう。

抜け毛が多い季節はありますか?

一般的に、春と秋は抜け毛が増える傾向にあります。

春は冬の寒さによる血行不良や乾燥の影響が、秋は夏の紫外線ダメージや季節の変わり目の自律神経の乱れなどが影響すると考えられています。

ただし、この季節的な変動を超えて抜け毛が多い状態が続く場合は注意が必要です。

トリートメントやコンディショナーは頭皮につけても良いですか?

基本的には、トリートメントやコンディショナーは髪のダメージを補修してコーティングするためのものなので、頭皮にはつけないようにしましょう。

油分が多く含まれているため、毛穴に詰まると炎症やかゆみの原因になるときがあります。毛先を中心に塗布し、すすぎは丁寧に行うことが大切です。

髪を縛ると抜け毛は増えますか?

毎日同じ位置で強く髪を縛ることを続けていると、毛根に常に負担がかかり、「牽引性脱毛症」を引き起こす可能性があります。

仕事などで髪を結ぶ必要がある場合は、時々分け目を変えたり結ぶ位置をずらしたり、帰宅後は髪をほどいて頭皮をリラックスさせるなどの工夫をしましょう。

参考文献

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この記事を書いた人

Dr.前田祐助のアバター Dr.前田祐助 AGAメディカルケアクリニック 統括院長

経歴
慶應義塾大学医学部医学研究科卒業
慶應義塾大学病院 初期臨床研修課程終了
大手AGAクリニック(院長)を経て、2018年AGAメディカルケアクリニック新宿院を開設

資格
医師免許
⽇本医師会認定産業医
医学博士

所属学会
日本内科学会
日本美容皮膚科学会
日本臨床毛髪学会

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