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甲状腺の異常と女性の髪の抜け方の関係|見逃せない症状

甲状腺の異常と女性の髪の抜け方の関係|見逃せない症状

「甲状腺に異常があると髪の毛が抜ける」といった話を聞き、自分の髪の抜け方は甲状腺が原因ではないかと心配される方がいます。

たしかに、首元にある「甲状腺」の異常が抜け毛に関わっているケースがあります。

甲状腺ホルモンは髪の成長と深く関わっており、そのバランスが崩れると、女性特有の髪の悩みを引き起こします。

目次

甲状腺とは?女性の体と髪に与える影響

甲状腺は、私たちの体の調子を整える重要な内分泌器官の一つであり、特に女性の健康と美容に大きな影響を与えます。

甲状腺の役割とホルモンの働き

甲状腺は、喉仏の下あたりにある蝶のような形をした小さな臓器です。ここから分泌される「甲状腺ホルモン」は、体の新陳代謝を活発にする役割を担います。

心臓の動きや体温の調節、消化管の働き、そして脳の活性化など、生命維持に欠かせない様々な活動をコントロールしています。

このホルモンは、髪の毛を作り出す毛母細胞の活動にも直接作用し、健康な髪の成長を促します。

甲状腺ホルモンの主な働き

対象主な働き影響
全身新陳代謝の促進エネルギー消費、体温調節
心臓・血管心拍数の調整血圧、脈拍のコントロール
髪・皮膚細胞分裂の活性化健康な髪の成長、肌のターンオーバー

なぜ女性に甲状腺の異常が多いのか

甲状腺の病気は男性よりも女性に多く見られ、特に橋本病やバセドウ病は女性に圧倒的に多いことが知られています。

その明確な理由はまだ完全には解明されていませんが、女性ホルモンの変動や、自己免疫の働きが関係していると考えられています。

妊娠や出産、更年期といったライフステージの変化が甲状腺の機能に影響を与えやすいのです。

  • 自己免疫の仕組み
  • 妊娠・出産によるホルモン変動
  • 更年期の影響

甲状腺ホルモンとヘアサイクルの深い関係

髪の毛には「ヘアサイクル」と呼ばれる成長の周期があります。髪が伸びる「成長期」、成長が止まる「退行期」、そして髪が抜け落ちる「休止期」を繰り返しています。

甲状腺ホルモンは、このヘアサイクルの「成長期」を維持し、毛母細胞を活発に働かせるために必要です。

そのため、ホルモンの分泌に異常が起きると成長期が短くなったり、多くの髪が一斉に休止期に入ったりして、結果として抜け毛や薄毛につながります。

甲状腺機能低下症による髪の抜け方と特徴

甲状腺ホルモンの分泌が不足するのが「甲状腺機能低下症」です。

この状態になると全身の代謝が低下し、髪にも特有の変化が現れます。

全体的に髪が薄くなる「びまん性脱毛」

甲状腺機能低下症による脱毛の最も一般的な特徴は、頭部全体で均一に髪が抜けていく「びまん性脱毛」です。

特定の場所だけが円形に抜けるのではなく、全体的にボリュームが失われて分け目が目立ったり、地肌が透けて見えやすくなったりします。

ヘアサイクルが乱れ、多くの髪が成長を止めて休止期に入ってしまうために起こります。

髪質の変化(パサつき・ごわつき)

抜け毛と同時に、髪質の変化も顕著に現れます。甲状腺ホルモンの低下は、髪の毛に栄養を届ける働きを弱め、皮脂の分泌も減少させます。

これによって髪は潤いを失い、パサパサとした乾燥した手触りになります。

また、ツヤがなくなり、ごわごわとしてまとまりにくい髪質に変わっていくケースも少なくありません。

甲状腺機能低下症と亢進症の抜け毛の特徴

項目甲状腺機能低下症甲状腺機能亢進症
抜け方全体的に均一に抜ける(びまん性)全体的に抜けるが、細く柔らかい毛が多い
髪質乾燥し、パサつく、ごわつく細く、柔らかく、しなやかになる
進行速度比較的ゆっくり進行する比較的急速に進行することがある

眉毛や体毛も薄くなることがある

甲状腺機能低下症の影響は、頭髪だけに限りません。

ヘアサイクルを持つ体毛全般に影響が及ぶため、眉毛が薄くなる、特に眉の外側3分の1が抜けるという特徴的な症状が見られる場合があります。

そのほか、脇毛やすね毛といった体毛が薄くなるのも、甲状腺機能の低下を示すサインの一つです。

抜け毛以外の見逃せないサイン

髪の変化だけでなく、全身に現れる症状にも注意を向けると早期発見につながりやすいです。

代謝が低下するため、様々な不調が起こります。

甲状腺機能低下症の主な全身症状

分類主な症状詳細
全身強い倦怠感、むくみ常に体がだるく、特に顔や手足がむくみやすい
精神気力の低下、忘れっぽいうつ状態に似た症状、集中力の低下
身体寒がり、体重増加体温が低く、食欲がないのに体重が増える

甲状腺機能亢進症による髪の抜け方と特徴

甲状腺ホルモンが過剰に分泌される「甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)」もまた、薄毛の原因となります。

機能低下症とは逆の状態ですが、髪にとっては同じく深刻な問題を引き起こします。

細く柔らかい髪の毛が抜ける

甲状腺機能亢進症の場合、全身の代謝が異常に活発になります。この状態は髪の毛にも影響し、ヘアサイクルが速まります。

しかし、十分に太く成長する前に髪が抜けてしまうため、細くてコシのない、柔らかい髪の毛が大量に抜ける傾向があります。

髪全体が細くなるため、ボリュームダウンを感じる方も多いです。

触った時の髪の質感が以前と変わったと感じたら、注意が必要です。

髪の成長期が短縮される影響

甲状腺ホルモンが過剰になると、髪の成長期が通常よりも短くなります。本来であれば数年間続くはずの成長期が、数ヶ月で終わってしまうのです。

その結果、髪は十分に成長できず、休止期に入る髪の割合が増加します。

これにより、洗髪時や就寝時などに、驚くほどの量の抜け毛を自覚する方もいます。

抜け毛以外の注意すべき症状

甲状腺機能亢進症は、髪だけでなく全身に様々な症状を引き起こします。

代謝が異常に高まるため、体は常に全力疾走しているような状態になります。

甲状腺機能亢進症の主な全身症状

分類主な症状詳細
全身動悸、多汗、体重減少常に心臓がドキドキし、暑がりで汗をかきやすい
精神イライラ、落ち着かない感情の起伏が激しくなり、集中できない
身体手の震え、眼球突出細かい作業がしにくくなる、目が乾く(バセドウ病)

ストレスとの関連性

甲状腺機能亢進症の症状であるイライラや不眠は、精神的なストレスを増大させます。そして、強いストレスはそれ自体が抜け毛の原因にもなります。

ストレスは血管を収縮させ、頭皮への血流を悪化させるため、髪の成長に必要な栄養が届きにくくなります。

甲状腺の異常とストレスが重なると、薄毛がさらに進行してしまうという悪循環に陥る可能性もあります。

見過ごされがちな甲状腺からのサイン

「最近抜け毛が増えたのは、もう若くないから仕方ない」「出産後だから、更年期だから当たり前」そう考えて、髪や体の変化を見過ごしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

多くの女性が経験するライフステージの変化に隠れて、甲状腺の異常という大切なサインが見逃されているケースが少なくありません。

「更年期だから」と自己判断する危険性

40代後半から50代にかけて現れる女性の薄毛に、多くの人が「更年期による女性ホルモンの減少」が原因だと考えがちです。

確かにそれも一因ですが、甲状腺機能低下症の症状は、更年期障害の症状と非常によく似ています。

倦怠感や気分の落ち込み、発汗や冷えといった症状が共通しているため、自己判断で「更年期のせい」と片付けてしまうと、本来必要な治療の機会を逃してしまいます。

更年期障害と甲状腺機能低下症の似ている症状

症状更年期障害甲状腺機能低下症
抜け毛・薄毛
倦怠感・疲れやすさ○(特に強い)
気分の落ち込み

出産後の抜け毛と甲状腺異常の見分け方

出産後に抜け毛が増える「産後脱毛」は、多くの女性が経験する生理的な現象です。

これは妊娠中に増加していた女性ホルモンが出産後に急激に減少するために起こります。通常は半年から1年ほどで自然に回復します。

しかし、出産は甲状腺にも大きな負担をかけるため、「産後甲状腺炎」を発症する場合があります。

1年以上経っても抜け毛が改善しない、あるいは抜け毛以外の体調不良(強いだるさ、むくみなど)が続く場合は、産後脱毛ではなく甲状腺の異常を疑う必要があります。

他の薄毛原因との複合的な関係

女性の薄毛は、一つの原因だけで起こるわけではありません。

甲状腺の異常に加えて、加齢による女性ホルモンの減少(FAGA)やストレス、栄養不足や不適切なヘアケアなど、複数の要因が複雑に絡み合っているケースがほとんどです。

甲状腺の治療だけを行っても髪の回復が思わしくない場合、他の原因にも目を向けて総合的な取り組みで薄毛治療を行うのが改善への近道となります。

日常生活に潜むささいな体調変化に気づく

「以前より寒がりになった」「食欲はないのに太ってきた」「なんとなく体がむくんでいる気がする」「理由もなくイライラしてしまう」など、忙しい毎日の中で見過ごしてしまいがちな、ささいな変化かもしれません。

しかし、これらの小さなサインこそ、甲状腺が発している重要なメッセージです。

自分の体と丁寧に向き合い、髪の変化だけでなく全身の状態に気を配ると、病気の早期発見につながります。

甲状腺の異常が疑われる場合のセルフチェック

もし、ご自身の抜け毛や体調に甲状腺の異常が関係しているかもしれないと感じたら、一度セルフチェックをしてみましょう。

ただし、これはあくまで目安であり、自己判断は禁物です。

髪と頭皮で確認できること

鏡を見ながら、髪と頭皮の状態を注意深く観察してみてください。以前との違いに気づくことが大切です。

  • 髪全体のボリュームが減ったか
  • 髪が細く、弱々しくなったか
  • 髪が乾燥してパサついていないか
  • 眉毛の外側が薄くなっていないか

全身の症状で確認できること

髪以外の体のサインにも目を向けましょう。以下の項目に複数当てはまる場合は、専門医への相談を検討してください。

甲状腺機能異常のセルフチェック

分類チェック項目(低下症の傾向)チェック項目(亢進症の傾向)
体感□ 非常に疲れやすい□ 常に動悸がする
体質□ 強い寒気を感じる□ 暑がりで汗をよくかく
体重□ 食べていないのに太る□ 食べているのに痩せる

低下症、もしくは亢進症のどちらかに偏ってチェックがつくときは注意が必要です。

セルフチェックの限界と専門医への相談の重要性

セルフチェックは、あくまで自身の状態に気づくためのきっかけです。

甲状腺の病気は症状の現れ方に個人差が大きく、他の病気とも似ているため、正確な診断には専門的な知識と検査が必要です。

気になる症状があれば、決して自己判断で放置せず、まずは内科や内分泌科、あるいは女性の薄毛を専門とする医療機関に相談しましょう。

専門クリニックで行う検査と診断の流れ

甲状腺が原因の薄毛が疑われる場合、専門のクリニックではどのような検査を行うのでしょうか。

正確な診断を下し、適切な治療へとつなげるための一般的な流れを解説します。

まずは問診と視診・触診から

診察では、まず医師による問診が行われます。

いつから抜け毛が気になり始めたか、髪質の変化や抜け毛以外の自覚症状、既往歴や家族歴、生活スタイルの変化(出産やストレスなど)について詳しくお話を伺います。

その後、髪と頭皮の状態を視診で確認し、首元を触って甲状腺に腫れやしこりがないかを調べる触診を行います。

血液検査でわかる甲状腺ホルモンの数値

甲状腺機能の診断で最も重要なのが血液検査です。

血液中の甲状腺ホルモン(FT3, FT4)と、甲状腺をコントロールしている脳下垂体からのホルモン(TSH)の値を測定します。

これらの数値のバランスを見ると、甲状腺機能が低下しているのか、それとも亢進しているのかを正確に判断できます。

血液検査の主な項目と役割

検査項目正式名称役割
TSH甲状腺刺激ホルモン脳下垂体から出て甲状腺を刺激するホルモン
FT4遊離サイロキシン甲状腺から分泌される主要なホルモン
FT3遊離トリヨードサイロニンFT4から作られ、より強力に作用するホルモン

超音波(エコー)検査で見る甲状腺の状態

血液検査で異常が見つかったときや、触診で腫れが認められたときには、超音波(エコー)検査を追加で行う場合があります。

この検査では、甲状腺の大きさや形、内部にしこり(結節)や炎症がないかを画像で詳細に確認します。痛みもなく、体に負担の少ない検査です。

診断結果に基づく治療方針

これらの問診や診察、各種検査の結果を総合的に評価して、診断を確定します。

甲状腺機能低下症や亢進症と診断された場合は、その原因疾患(橋本病やバセドウ病など)を特定し、治療方針を決定します。

甲状腺が原因の薄毛に対する治療法とヘアケア

甲状腺の異常による薄毛は、原因となる病気の治療を正しく行うと改善が期待できます。

内服薬によるホルモンバランスの正常化

治療の基本は、薬物療法です。甲状腺機能低下症の場合は、不足している甲状腺ホルモンを補う薬(チラーヂンSなど)を毎日服用します。

一方、甲状腺機能亢進症の場合は、ホルモンの合成を抑える薬(メルカゾールなど)や、動悸などの症状を和らげる薬を用います。

これらの治療によりホルモンバランスが正常化すればヘアサイクルも徐々に整い、抜け毛が減って新しい髪が生え始めます。

治療開始後の髪の変化と期間

治療を開始してすぐに髪が元通りになるわけではありません。薬の効果でホルモン値が安定しても、乱れたヘアサイクルが正常に戻るには時間が必要です。

一般的に、抜け毛が減ったと実感できるまでに3ヶ月から半年、髪のボリュームが回復するには半年から1年以上かかるケースもあります。

焦らずに根気強く治療を続けていきましょう。

クリニックで受けられる女性薄毛治療との連携

甲状腺の治療でホルモンバランスが整っても、一度薄くなった髪の回復には時間がかかります。

より早く、確実な発毛効果を望む方のために、専門クリニックでは甲状腺治療と並行して女性薄毛治療も提供しています。

ミノキシジルの外用薬や、頭皮に直接成長因子を届ける注入療法などを組み合わせると、発毛を強力にサポートでき、回復までの期間の短縮が可能です。

日常でできる髪と頭皮へのいたわり

治療と並行して、日々のヘアケアの見直しと改善も髪の回復を助けます。

  • 洗浄力のマイルドなアミノ酸系シャンプーを選ぶ
  • 洗髪時は指の腹で優しくマッサージするように洗う
  • ドライヤーは頭皮から離し、熱を当てすぎない
  • バランスの取れた食事と十分な睡眠を心がける

弱った髪と頭皮に負担をかけない、優しいケアを心がけましょう。

甲状腺の異常と薄毛に関するよくある質問

さいごに、患者さんからよく寄せられる甲状腺と薄毛に関する質問にお答えします。

治療をすれば髪は元に戻りますか?

甲状腺の病気が原因の薄毛は、原因疾患の治療を適切に行い、ホルモンバランスが正常化すれば、多くの場合改善します。

ただし、ヘアサイクルが正常に戻り、髪が生え揃うまでには時間がかかります。一般的に半年から1年以上の期間を見ていただくと良いでしょう。

回復の度合いには個人差があり、他の薄毛要因が重なっている場合は、専門的な発毛治療の併用をおすすめする場合もあります。

市販の育毛剤は使ってもいいですか?

自己判断での使用は注意が必要です。育毛剤の中には、頭皮への刺激が強い成分が含まれているものもあります。

甲状腺の異常でデリケートになっている頭皮に使用すると、かえって状態を悪化させる可能性があります。

特に、ミノキシジル配合の発毛剤など、医学的効果が認められているものについては、使用前に必ず医師に相談してください。

食生活で気をつけることはありますか?

健康な髪を育てるためには、バランスの取れた食事が基本です。

特に、髪の主成分であるタンパク質、その合成を助ける亜鉛、血行を促進するビタミンEなどを意識して摂取しましょう。

ただし、甲状腺機能低下症の原因となる橋本病の場合、ヨウ素の過剰摂取は甲状腺機能に影響を与える可能性があるため、昆布などの海藻類の大量摂取は控えるよう指導される場合があります。

食事についても、医師の指示に従ってください。

遺伝は関係しますか?

甲状腺の病気(橋本病やバセドウ病など)は、遺伝的な要因が関係することが知られており、「なりやすい体質」が受け継がれる場合があります。

ご家族に甲状腺疾患の方がいる場合は、ご自身も発症する可能性が通常より高いと考えられます。

そのため、抜け毛や体調の変化を感じた際には遺伝的背景も考慮に入れて、早めに専門医に相談すると良いでしょう。

参考文献

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この記事を書いた人

Dr.前田祐助のアバター Dr.前田祐助 AGAメディカルケアクリニック 統括院長

経歴
慶應義塾大学医学部医学研究科卒業
慶應義塾大学病院 初期臨床研修課程終了
大手AGAクリニック(院長)を経て、2018年AGAメディカルケアクリニック新宿院を開設

資格
医師免許
⽇本医師会認定産業医
医学博士

所属学会
日本内科学会
日本美容皮膚科学会
日本臨床毛髪学会

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