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女性の髪が細くなる原因と専門医が教える正しい対策方法

女性の髪が細くなる原因と専門医が教える正しい対策方法

鏡を見るたびに感じる髪のボリュームダウンに「最近、髪が細くなった気がする」「地肌が透けて見えるようになった」といったお悩みの方が増えている印象です。

女性にとって髪は、見た目の印象を大きく左右する大切な部分です。

髪が細くなる原因は一つではなく、加齢やホルモンバランスの変化、日々の生活習慣など複数の要因が複雑に絡み合っています。

この記事では、女性の髪が細くなるさまざまな原因を専門的な視点から深く掘り下げ、今日から実践できる正しい対策方法を具体的に解説します。

目次

なぜ女性の髪はだんだん細くなるのか

女性の髪が細くなるという現象は、毛髪そのものが痩せてしまう状態を指します。

これは「軟毛化」とも呼ばれ、太くしっかりとした髪(硬毛)が、うぶ毛のように細く短い毛に変わっていく状態です。

髪の成長サイクルであるヘアサイクルが乱れ、髪が十分に成長しきる前に抜け落ちてしまうのが主な理由です。

このヘアサイクルの乱れは、さまざまな原因によって引き起こされます。

髪の成長サイクルの乱れ

健康な髪は、「成長期」「退行期」「休止期」というサイクルを繰り返しています。成長期は2〜6年と最も長く、この期間に髪は太く長く成長します。

しかし、何らかの要因で成長期が短縮されると髪が十分に育てず、細いまま退行期・休止期へと移行し、やがて抜け落ちます。

このサイクルが乱れると全体として細い髪の割合が増え、ボリュームダウンにつながるのです。

女性特有の薄毛(FAGA)の可能性

女性男性型脱毛症(FAGA)は、女性の薄毛の代表的な原因の一つです。

特に頭頂部や分け目を中心に髪が全体的に細くなり、地肌が透けて見えるようになります。

男性のAGA(男性型脱毛症)とは異なり、生え際が後退するケースは少ないのが特徴です。

ホルモンバランスの変化が深く関わっており、適切な治療で進行を緩やかにしたり、改善を目指したりすることが可能です。

びまん性脱毛症とは

びまん性脱毛症は特定の部位だけでなく、頭部全体の髪が均等に薄くなる状態を指します。髪の一本一本が細くなり、全体のボリュームが失われます。

FAGAと症状が似ていますが、その原因は加齢やストレス、栄養不足や誤ったヘアケアなど多岐にわたります。

原因が複合的であるため、特定の一つを解消するだけでは改善が難しい場合もあります。

加齢とホルモンバランスの変化による影響

年齢を重ねるのは、髪質の変化に直結する最も大きな要因の一つです。

特に女性は、ライフステージごとにホルモンバランスが大きく変動し、その影響が髪に現れやすくなります。

これらの変化は自然なものですが、仕組みを理解すると適切なケアにつなげられます。

女性ホルモン「エストロゲン」の減少

女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、髪の成長を促進してハリやコシを保つ働きを担っています。

このエストロゲンの分泌は20代後半から30代前半をピークに、年齢とともに徐々に減少し、特に更年期(40代後半〜50代)に急激に低下します。

この減少により髪の成長期が短くなり、髪が細くなる大きな原因となります。

年代別に見る女性ホルモンの変化と髪への影響

年代ホルモンバランスの特徴髪への影響
30代ピークを過ぎ、緩やかに減少し始める。ストレスや生活習慣で乱れやすい。髪質の変化を感じ始めることがある。産後脱毛を経験する人もいる。
40代更年期に向けてエストロゲンが大きく揺らぎながら減少する。うねり、パサつき、髪の細さが目立ちやすくなる。白髪も増える。
50代以降閉経を迎え、エストロゲンが大幅に減少した状態で安定する。全体のボリュームダウンが顕著になり、地肌が透けやすくなる。

産後のホルモンバランスの急変

妊娠中はエストロゲンの分泌量が高いレベルで維持されるため、髪は抜けにくく、豊かな状態を保ちます。

しかし、出産後はホルモンバランスが妊娠前の状態に戻ろうと急激に変化します。

この影響で、本来なら抜けるはずだった髪が一斉に休止期に入り、産後2〜3ヶ月頃から抜け毛が急増します。

これは「産後脱毛症」と呼ばれ、一時的なものですが、この時期に髪が細くなったと感じる方も少なくありません。

甲状腺ホルモンの異常

首の前側にある甲状腺から分泌されるホルモンは、全身の新陳代謝を活発にする働きがあり、髪の健康にも関わっています。

甲状腺機能低下症(橋本病など)ではホルモンの分泌が不足し、全身の代謝が低下します。そのため髪の成長が遅れ、細くなり乾燥し、抜けやすくなるケースがあります。

逆に、機能亢進症(バセドウ病など)でも脱毛が起こる場合があり、思い当たる症状があれば内科や内分泌科の受診が必要です。

生活習慣に潜む髪を細くする要因

日々の何気ない習慣が、知らず知らずのうちに髪の健康を損ない、髪を細くする原因となっているケースがあります。

食事や睡眠といった基本的な生活習慣の見直しは、健やかな髪を育む上で非常に重要です。

睡眠不足と質の低下

髪の成長に欠かせない成長ホルモンは、深い睡眠中(特に夜10時から深夜2時の間)に最も多く分泌されます。

睡眠時間が不足したり眠りが浅かったりすると、成長ホルモンの分泌が妨げられ、毛母細胞の活動が低下します。

この状態が続くと髪の成長が不十分になり、細く弱い髪しか作られなくなります。

血行不良を招く生活

髪の毛は、毛細血管から運ばれてくる栄養素によって成長します。そのため頭皮の血行不良は、髪にとって深刻な栄養不足を意味します。

長時間のデスクワークによる肩や首の凝り、運動不足や喫煙などは全身の血行を悪化させ、頭皮への血流も滞らせる原因です。

体が冷えやすい女性は、特に注意が必要です。

頭皮の血行を妨げる主な要因

要因内容対策
運動不足筋肉のポンプ機能が低下し、全身の血流が滞る。ウォーキングなど軽い運動を習慣にする。
喫煙ニコチンの血管収縮作用により、血行が悪化する。禁煙を目指す。本数を減らすことから始める。
眼精疲労PCやスマホの長時間利用で目やその周りの筋肉が緊張し、頭部の血行が悪くなる。こまめに休憩を取り、ホットタオルなどで温める。

過度なダイエットのリスク

美しさを求めて行うダイエットも、方法を誤ると髪に大きなダメージを与えます。

極端な食事制限は髪の主成分であるタンパク質をはじめ、ビタミンやミネラルといった髪の成長に必要な栄養素の絶対的な不足を招きます。

体は生命維持に必要な臓器へ優先的に栄養を送るため、髪への栄養供給は後回しにされます。

この結果、髪は痩せ細り、抜け毛が増えてしまいます。

栄養バランスの乱れが招く髪の質の低下

私たちの体と同様に、髪も日々の食事から摂取する栄養素によって作られています。

特定の栄養素が不足したり、バランスが偏ったりすると、健康な髪を維持できません。

健やかな髪を育むためには、バランスの取れた食事が基本です。

髪の主成分「タンパク質」の不足

髪の約90%は「ケラチン」というタンパク質で構成されています。そのため、肉や魚、卵や大豆製品など、良質なタンパク質の摂取が非常に重要です。

タンパク質が不足すると、新しい髪を作るための材料が足りなくなり、髪が細くなったり伸びにくくなったりします。

特に朝食を抜く習慣がある方は、1日に必要なタンパク質量が不足しがちなので注意が必要です。

ビタミンとミネラルの役割

ビタミンやミネラルは、タンパク質が髪に変わるのを助けたり、頭皮環境を整えたりする重要な役割を持っています。

特に、亜鉛はケラチンの合成に、ビタミンB群は頭皮の新陳代謝を促すために必要です。

鉄分が不足すると貧血になり、頭皮への酸素供給が滞って髪の成長に影響します。

健やかな髪の育成をサポートする栄養素

栄養素主な働き多く含まれる食品
亜鉛タンパク質の合成を助ける。牡蠣、レバー、牛肉、チーズ
ビタミンB群頭皮の血行促進、皮脂のコントロール。豚肉、うなぎ、マグロ、納豆
ビタミンE血行を促進し、抗酸化作用がある。ナッツ類、アボカド、かぼちゃ

外食や加工食品中心の食生活

外食やコンビニ食、インスタント食品に頼りがちな食生活は、栄養バランスが偏りやすい典型例です。

これらの食事は脂質や糖質、塩分が多くなりがちで、髪の成長に必要なビタミンやミネラルが不足しやすくなります。

また、食品添加物の中には、特定のミネラルの吸収を妨げるものもあります。

自炊を基本とし、様々な食材をバランス良く摂るように心がけましょう。

髪の健康のために控えたい食習慣

  • 高脂肪な食事
  • 糖分の多いお菓子やジュース
  • 過度なアルコール摂取
  • インスタント食品や加工食品

その思い込みが逆効果?ヘアケアの誤解と真実

「髪のために良い」と信じて行っている毎日のヘアケアが、実は髪や頭皮に負担をかけ、髪を細くする原因になっているかもしれません。

良かれと思っての行動が裏目に出ないよう、一般的なヘアケアに潜む誤解を解き、専門的な視点から見た真実をお伝えします。

この機会にご自身のケア方法を一度見直してみましょう。

「洗浄力の強いシャンプー」という神話

「頭皮の汚れをしっかり落としたい」と、洗浄力の強い高級アルコール系(ラウレス硫酸Naなど)のシャンプーを使っている方もいるのではないでしょうか。

確かに洗浄力が高いですが、必要な皮脂まで奪い去ってしまう場合があります。

皮脂が不足すると頭皮は乾燥から守ろうとして逆に皮脂を過剰に分泌し、毛穴の詰まりや炎症を引き起こす可能性があります。

アミノ酸系のようなマイルドな洗浄成分のシャンプーを選び、優しく洗う習慣が大切です。

シャンプー選びのポイント

洗浄成分の種類特徴こんな方におすすめ
アミノ酸系洗浄力がマイルドで保湿力が高い。乾燥肌、敏感肌、髪のダメージが気になる方
石けん系さっぱりとした洗い上がりで洗浄力は高め。脂性肌で、しっかり洗いたい方
高級アルコール系泡立ちが良く洗浄力が強い。スタイリング剤を多用する方(毎日の使用は注意)

「頭皮マッサージのやりすぎ」が招くトラブル

頭皮の血行促進に良いとされる頭皮マッサージですが、やり方には注意が必要です。

爪を立ててゴシゴシこすったり、強すぎる力で長時間マッサージしたりすると頭皮を傷つけ、かえって炎症や抜け毛の原因となります。

マッサージは指の腹を使い、頭皮を優しく動かすように行うのが基本です。心地よいと感じる程度の力で、数分間行うだけで十分です。

「自然乾燥」は髪に優しい?

ドライヤーの熱は髪を傷めるというイメージから、タオルドライの後は自然乾燥にしている方もいるかもしれません。

しかし、髪が濡れたままの状態が長く続くとキューティクルが開きっぱなしになり、内部の水分やタンパク質が流出しやすくなります。

また、湿った頭皮は雑菌が繁殖しやすく、フケやかゆみ、臭いの原因にもなります。

洗髪後は、まずタオルで優しく水分を拭き取り、なるべく早くドライヤーで乾かすのが重要です。

ドライヤーは髪から20cmほど離し、同じ場所に熱が集中しないように動かしながら使いましょう。

専門クリニックでできること|正しい対策と治療の選択肢

セルフケアだけでは改善が見られないときや、原因がはっきりしない場合は、専門のクリニックに相談するのが有効な選択肢です。

専門医による正確な診断のもと、ご自身の状態に合った適切な治療を受けると悩みの解決につながります。

クリニックでは、医学的根拠に基づいた様々な取り組みが可能です。

まずは専門医による正確な診断から

髪が細くなる原因は人それぞれです。自己判断でケアを続けるよりも、まずは専門医のカウンセリングと診察を受けることが重要です。

マイクロスコープで頭皮の状態を詳しく観察したり、血液検査で栄養状態やホルモン値を確認したりしながら、薄毛の根本原因を突き止めます。

この診断結果に基づいて、一人ひとりに合った治療計画を立てていきます。

内服薬による治療

内服薬は、体の内側から発毛をサポートする治療法です。

女性の薄毛治療で主に用いられるのは「スピロノラクトン」です。これは、男性ホルモンの影響を抑制し、ヘアサイクルの乱れを正常化する働きがあります。

また、髪の成長に必要な栄養素を補給するためのサプリメント(パントガールなど)を併用するケースもあります。

主な女性薄毛治療薬の比較

治療薬主な作用特徴
スピロノラクトン抗アンドロゲン作用(男性ホルモン抑制)FAGA(女性男性型脱毛症)に効果が期待できる。
ミノキシジル(外用)血行促進、毛母細胞の活性化男女ともに使用される代表的な発毛成分。
医療用サプリメント栄養補給髪の成長に必要なビタミン、ミネラル、アミノ酸を補う。

外用薬による治療

頭皮に直接塗布するタイプの治療薬です。

代表的な成分は「ミノキシジル」で、毛細血管を拡張して頭皮の血流を改善し、毛母細胞を活性化させて発毛を促進します。

市販薬にもミノキシジル配合のものがありますが、クリニックではより高濃度のものを処方できます。

内服薬と併用すると、より効果を実感しやすいです。

注入治療という選択肢

注入治療は、髪の成長に有効な成分を注射器や特殊な機器を使って頭皮に直接注入する方法です。

髪の成長因子(グロースファクター)や、ご自身の血液から抽出した多血小板血漿(PRP)などを注入して、毛母細胞の働きを直接的に活性化させます。

内服薬や外用薬で効果が実感しにくい方にも有効な場合があります。

自宅で今日から始められる正しいヘアケア

クリニックでの専門的な治療と並行して、日々のセルフケアの見直しと改善も、健やかな髪を取り戻すためには重要です。

正しい知識に基づいたケアを習慣にすると、頭皮環境を整え、治療効果を高められます。

頭皮に優しいシャンプーのやり方

シャンプーの目的は、髪の汚れではなく頭皮の余分な皮脂や汚れを落とすことです。

以下の手順で、頭皮を優しく洗い上げましょう。

正しいシャンプーの手順

  1. ブラッシングで髪の絡まりをほどき、汚れを浮かせる。
  2. ぬるま湯(38℃程度)で髪と頭皮を十分に予洗いする。
  3. シャンプーを手のひらで泡立て、指の腹で頭皮をマッサージするように洗う。
  4. すすぎ残しがないよう、時間をかけて丁寧に洗い流す。

頭皮マッサージの習慣化

硬くなった頭皮をほぐし、血行を促進するために、毎日の頭皮マッサージを取り入れましょう。

シャンプー中や、お風呂上がりのリラックスタイムに行うのがおすすめです。

指の腹を頭皮に密着させ、頭蓋骨から頭皮を動かすようなイメージで優しく揉みほぐします。痛気持ちいいくらいの力加減が目安です。

自宅でできる簡単頭皮マッサージ

部位方法ポイント
側頭部両手の指の腹をこめかみあたりに置き、円を描くように引き上げる。眼精疲労の緩和にもつながる。
頭頂部両手で頭を包み込むようにし、指の腹で頭頂部を優しく押す。自律神経を整える助けになる。
後頭部首の付け根あたりに親指をあて、頭の中心に向かって押し上げる。首や肩の凝りもほぐれやすい。

紫外線対策の重要性

顔や腕と同じように、頭皮も紫外線のダメージを受けます。

紫外線は頭皮を乾燥させて炎症を引き起こすだけでなく、毛母細胞にダメージを与えて髪の成長を妨げます。

外出時には帽子をかぶったり日傘をさしたり、髪や頭皮用の日焼け止めスプレーを活用したりして、紫外線から頭皮を守る習慣をつけましょう。

女性の細い髪に関するよくある質問

さいごに、患者さんから寄せられることの多い、髪が細くなる悩みに関するご質問とその回答をまとめました。

一度細くなった髪はもう元には戻りませんか?

原因によりますが、元に戻る可能性は十分にあります。毛根の機能が失われていなければ、ヘアサイクルを正常化させると再び太く健康な髪が育つようになります。

例えば、生活習慣の乱れや一時的なストレスが原因であれば、その要因を取り除くと改善が見込めます。

FAGAなどが原因の場合でも、早期に適切な治療を開始すると髪質の改善や現状維持が期待できます。諦めずに専門医に相談してみましょう。

育毛剤と発毛剤の違いは何ですか?

育毛剤と発毛剤は目的が異なります。

育毛剤(医薬部外品)は今ある髪を健康に保ち、抜け毛を防ぐことで「髪を育てる」のが目的です。頭皮環境を整える成分が中心です。

一方、発毛剤(医薬品)はミノキシジルなどの有効成分によって、新しい髪を生やし、髪の成長を促す「発毛」効果が認められています。

髪が細くなっている、薄毛が進行していると感じる場合は、発毛効果のある医薬品の使用が推奨されます。

治療にはどれくらいの期間と費用がかかりますか?

治療期間や費用は、薄毛の原因や進行度、選択する治療法によって大きく異なります。

一般的に、効果を実感するまでには最低でも3ヶ月から6ヶ月程度の継続が必要です。これは、乱れたヘアサイクルが正常に戻り、新しい髪が成長するのに時間がかかるためです。

費用についても、内服薬や外用薬のみの場合と注入治療などを組み合わせる場合とで、月々数千円から数十万円と変わってきます。

初回のカウンセリングでご自身の状態に合った治療プランと、それに伴う期間・費用の目安を詳しく説明してもらえますので、しっかり確認ておきましょう。

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この記事を書いた人

Dr.前田祐助のアバター Dr.前田祐助 AGAメディカルケアクリニック 統括院長

経歴
慶應義塾大学医学部医学研究科卒業
慶應義塾大学病院 初期臨床研修課程終了
大手AGAクリニック(院長)を経て、2018年AGAメディカルケアクリニック新宿院を開設

資格
医師免許
⽇本医師会認定産業医
医学博士

所属学会
日本内科学会
日本美容皮膚科学会
日本臨床毛髪学会

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