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女性向けスカルプケアシャンプーの選び方 – 薄毛や抜け毛を防ぐ効果的な成分

女性向けスカルプケアシャンプーの選び方 - 薄毛や抜け毛を防ぐ効果的な成分

美しい髪を育むためには、土台となる頭皮の健康がとても大切です。

この記事では、女性の薄毛や抜け毛を防ぎ、健やかな頭皮環境へ導くためのスカルプケアシャンプーの選び方や、効果が期待できる成分について詳しく解説します。

ご自身の頭皮タイプや悩みに合ったシャンプーを見つけ、自信の持てる髪を目指しましょう。

目次

なぜ女性にもスカルプケアシャンプーが必要なのか

男性向けのスカルプケアシャンプーやスカルプケア製品が多いためか「スカルプケアは男性だけのもの」と思っている方もいるようです。

実は、女性の頭皮も様々な要因でダメージを受けやすく、適切なケアが必要です。

女性特有の薄毛や抜け毛の悩みに対応するためにも、スカルプケアシャンプーの役割を理解しましょう。

女性の薄毛・抜け毛の原因とは

女性の薄毛や抜け毛は、男性とは異なる原因が複雑に絡み合って起こるケースが多いです。

ホルモンバランスの乱れ(妊娠・出産、更年期など)、過度なダイエットによる栄養不足、ストレスや睡眠不足、間違ったヘアケアや紫外線ダメージなどが挙げられます。

これらの要因が頭皮環境を悪化させ、髪の成長サイクルを乱し、結果として薄毛や抜け毛につながります。

一般的なシャンプーとの違い

一般的なシャンプーは、主に髪の汚れを落とし、指通りを良くするのを目的としています。

一方、スカルプケアシャンプーは、頭皮の健康を保つことに重点を置いています。

頭皮の余分な皮脂や汚れを優しく洗浄し、必要な潤いを保ってフケやかゆみを抑え、健やかな髪が育つための環境を整えるのを目指します。

一般的なシャンプーとスカルプケアシャンプーの主な違い

項目一般的なシャンプースカルプケアシャンプー
主な目的髪の洗浄、仕上がり頭皮環境の改善、維持
洗浄力製品により様々(比較的強めも)頭皮に優しいマイルドな洗浄力
配合成分シリコン、香料、保湿成分など頭皮ケア成分、保湿成分、抗炎症成分など

スカルプケアシャンプーの役割と期待できること

スカルプケアシャンプーは頭皮のターンオーバーを正常化し、毛穴の詰まりを防ぎ、血行を促進することで髪に必要な栄養が行き渡りやすい状態を作ります。

これによりフケやかゆみの軽減、頭皮の乾燥やベタつきの改善、そして将来的には抜け毛の予防や健康な髪の育成が期待できます。

ただし、医薬品ではないため、発毛効果を直接うたうものではありません。

頭皮タイプを知ることが最初の手順

効果的なスカルプケアを行うためには、まずご自身の頭皮タイプを正しく理解することが重要です。

頭皮タイプによって適したシャンプーやケア方法が異なります。

乾燥頭皮の特徴と悩み

乾燥頭皮は皮脂の分泌量が少なく、頭皮の水分が不足している状態です。

洗髪後につっぱり感があったり、細かいフケが出やすかったりします。かゆみを感じるケースもあり、外部からの刺激にも敏感になりがちです。

脂性頭皮の特徴と悩み

脂性頭皮は、皮脂の分泌が過剰な状態です。洗髪してもすぐに髪や頭皮がベタついたり、ニオイが気になったりします。

毛穴が詰まりやすく、炎症やニキビのようなものができる方もいます。

敏感頭皮の特徴と悩み

敏感頭皮はわずかな刺激にも反応しやすく、赤みやかゆみ、ヒリヒリ感などのトラブルが起こりやすい状態です。

特定の成分や季節の変化、体調によっても状態が左右されます。

頭皮タイプ別のお悩みとケアのポイント

頭皮タイプ主な悩みシャンプー選びのポイント
乾燥頭皮フケ、かゆみ、つっぱり感高保湿成分配合、アミノ酸系などマイルドな洗浄成分
脂性頭皮ベタつき、ニオイ、毛穴詰まり適度な洗浄力、皮脂コントロール成分配合
敏感頭皮赤み、かゆみ、ヒリヒリ感低刺激性、無添加(香料、着色料など)、抗炎症成分配合

頭皮タイプ別シャンプー選びのポイント

自分の頭皮タイプが分かったら、それに合ったシャンプーを選びましょう。

乾燥頭皮の方は保湿成分が豊富なものを、脂性頭皮の方はさっぱりとした洗い上がりで皮脂バランスを整えるものを、敏感頭皮の方は刺激の少ない処方のものを選ぶのが基本です。

薄毛・抜け毛対策に効果的な成分とは

スカルプケアシャンプーには、頭皮環境を整え、薄毛や抜け毛の悩みに働きかける様々な成分が配合されています。

血行促進をサポートする成分

頭皮の血行が悪くなると髪の毛根部分(毛母細胞)に必要な栄養素が届きにくくなり、健康な髪の成長が妨げられます。

血行を促進する成分は頭皮を活性化させ、栄養供給をスムーズにします。

  • センブリエキス
  • ニンジンエキス(オタネニンジン根エキス)
  • ビタミンE(トコフェロール)

頭皮の炎症を抑える成分

頭皮の炎症はかゆみやフケの原因となるだけでなく、抜け毛を進行させる要因にもなります。

抗炎症成分は、これらのトラブルを鎮め、頭皮を健やかな状態に保ちます。

成分名主な働き期待できること
グリチルリチン酸ジカリウム(2K)炎症を抑えるフケ・かゆみの抑制、頭皮の赤み軽減
アラントイン組織修復を助ける、抗刺激作用頭皮の保護、肌荒れ防止
カミツレ花エキス消炎作用、保湿作用敏感な頭皮の鎮静、保湿

保湿・バリア機能を高める成分

頭皮が乾燥するとバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。

保湿成分は頭皮に潤いを与え、乾燥によるフケやかゆみを防ぎ、バリア機能をサポートします。

成分カテゴリー代表的な成分特徴
アミノ酸類セリン、グリシン、アルギニンNMF(天然保湿因子)の主成分、保湿力が高い
多糖類ヒアルロン酸、コラーゲン高い保水力で頭皮に潤いを与える
植物エキスアロエベラ葉エキス、セラミド保湿、バリア機能サポート

髪の成長をサポートする成分

直接的な発毛効果はありませんが、頭皮環境を整えることで間接的に髪の成長をサポートする成分もあります。

これらは毛母細胞の働きを助けたり、髪にハリやコシを与えたりします。

スカルプケアシャンプーの正しい使い方と注意点

どんなに良いシャンプーを選んでも、使い方が間違っていては効果を十分に発揮できません。

正しいシャンプー方法を身につけ、頭皮トラブルを防ぎましょう。

効果を高めるシャンプーの手順

以下の手順でシャンプーを行うと、頭皮と髪への負担を減らし、スカルプケア効果を高められます。

  1. シャンプー前に髪のもつれを解き、ホコリや汚れを浮かせる。
  2. ぬるま湯(38℃程度)で頭皮と髪を十分に濡らし、大まかな汚れを洗い流す。
  3. シャンプーを適量手に取り、手のひらでよく泡立てる。
  4. 泡を頭皮全体に行き渡らせ、指の腹でマッサージするように優しく洗う。
  5. シャンプー剤が残らないよう、時間をかけて丁寧にすすぎぐ。

マッサージをする際は爪を立てないように注意しましょう。

また、特に生え際や襟足は残りやすいので、念入りにすすぎを行います。

洗いすぎによる頭皮トラブル

頭皮の汚れやベタつきが気になるからといって、1日に何度もシャンプーしたり、洗浄力の強すぎるシャンプーでゴシゴシ洗ったりするのは逆効果です。

必要な皮脂まで奪ってしまい、頭皮の乾燥を招いたり、逆に皮脂の過剰分泌を引き起こしたりする場合があります。

シャンプー後の保湿ケアの重要性

シャンプー後の頭皮は、水分が蒸発しやすく乾燥しやすい状態です。

特に乾燥頭皮や敏感頭皮の方は、頭皮用のローションやエッセンスで保湿ケアを行うことをおすすめします。この一手間が、健やかな頭皮環境の維持につながります。

使用頻度と適切な量

スカルプケアシャンプーの使用頻度は、基本的には毎日1回で十分です。ただし、頭皮の状態や季節、運動量などによって調整してください。

シャンプーの量は髪の長さや量に合わせて、泡が頭皮全体に行き渡る程度が目安です。多すぎてもすすぎ残しの原因になります。

年齢やライフステージに合わせたシャンプー選び

女性の頭皮環境は、年齢やホルモンバランスの変化、ライフイベントによっても変わります。それぞれの時期に合わせたシャンプー選びが大切です。

20代・30代のプレエイジングケア

20代後半から30代はまだ大きな髪の悩みは少ないかもしれませんが、頭皮環境は徐々に変化し始めます。

将来の髪のために早めのスカルプケアを意識しましょう。皮脂バランスを整え、保湿を重視したシャンプーがおすすめです。

40代・50代のエイジングケア

40代以降は女性ホルモンの減少に伴い、髪のハリ・コシの低下、うねりや白髪、薄毛といったエイジングサインが現れやすいです。

血行促進成分や髪に栄養を与える成分、保湿成分が豊富に配合されたエイジングケア向けのスカルプケアシャンプーを選びましょう。

年代別のおすすめのケア視点

年代主な頭皮・髪の変化シャンプー選びで重視したいこと
20代・30代皮脂バランスの乱れ、初期の乾燥保湿、頭皮の引き締め、予防的ケア
40代・50代乾燥、ハリ・コシ低下、ボリュームダウン高保湿、エイジングケア成分、血行促進
妊娠中・産後ホルモンバランスの急変、抜け毛増加、敏感化低刺激、無香料・無添加、保湿

妊娠中・産後のデリケートな頭皮ケア

妊娠中や産後はホルモンバランスが大きく変動し、頭皮が敏感になったり、一時的に抜け毛が増えたりする場合があります。

この時期はできるだけ刺激の少ない、無香料・無添加のシャンプーを選び、優しくケアすることが大切です。

更年期における頭皮環境の変化と対策

更年期は女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少し、頭皮の乾燥や血行不良、髪の菲薄化(細くなること)などが顕著になる方がいます。

保湿効果の高い成分や、女性ホルモン様作用を持つとされる植物エキス(イソフラボンなど)配合のシャンプーも選択肢の一つです。

スカルプケアシャンプー選びでよくある誤解

スカルプケアシャンプーに関する情報があふれる中で、誤った認識を持っている方も少なくありません。

ここでは代表的な誤解を解き、正しい知識を身につけましょう。

「ノンシリコン=頭皮に良い」は本当?

「ノンシリコンシャンプー」は頭皮に優しいというイメージがありますが、一概にそうとは言えません。シリコンは髪の指通りを良くし、摩擦から保護する役割があります。

ノンシリコンシャンプーでも、他のコーティング剤が使用されていたり、洗浄成分が強すぎたりする場合もあります。

大切なのは、シリコンの有無だけでなく、全体の成分バランスと自分の頭皮に合っているかどうかです。

「オーガニック=安全」とは限らない

オーガニック認証を受けた成分は、化学肥料や農薬を極力使わずに栽培された植物から抽出されるため、環境への配慮は高いと言えます。

しかし、植物由来の成分でもアレルギー反応を引き起こす可能性はあります。

「オーガニックだから絶対に安全」と過信せず、自分の肌に合うか試すことが重要です。

シャンプー選びの誤解と正しい考え方

よくある誤解正しい考え方チェックポイント
ノンシリコンは全て良いシリコンが悪ではない。他の成分とのバランスが重要洗浄成分、保湿成分、刺激性
オーガニックは絶対安全植物成分でもアレルギーの可能性ありパッチテスト、全成分表示
高価なほど効果がある価格と効果は必ずしも比例しない成分、口コミ、自分の頭皮との相性

香りや使用感だけで選んでいませんか?

良い香りのシャンプーや、泡立ちが良いシャンプーは使っていて心地よいものですが、それだけで選ぶのは避けましょう。

香料が刺激になったり、豊かな泡立ちのために洗浄力の強い成分が配合されていたりするものもあります。成分表示を確認し、頭皮への効果を優先して選ぶことが大切です。

高価なシャンプーほど効果があるわけではない

価格が高いシャンプーには希少な成分が配合されていたり、研究開発にコストがかかっていたりする場合があります。

しかし、価格と効果が必ずしも比例するわけではありません。

ご自身の頭皮タイプや悩みに合った成分が適量配合されていて、継続して使用できる価格帯のものを選ぶのが賢明です。

頭皮と心のつながり – ストレスが引き起こす髪の悩み

多くの女性が日々感じるストレスは、頭皮環境を悪化させ、薄毛や抜け毛の一因となるのをご存知でしょうか。

ここでは、心と頭皮の密接な関係と、シャンプー選びや日常ケアでできることをお伝えします。

ストレスと頭皮環境の悪化

強いストレスを感じると自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮しやすくなります。これによって頭皮の血行が悪化し、毛根への栄養供給が滞りがちになります。

また、ストレスはホルモンバランスにも影響を与え、皮脂の過剰分泌や乾燥を引き起こして頭皮トラブルを招く場合があります。

リラックス効果のある香りの選び方

シャンプータイムをリラックスできる時間に変えるのも、ストレスケアの一つです。

天然精油(エッセンシャルオイル)の中には、リラックス効果や自律神経を整える効果が期待できるものがあります。

シャンプーに配合されている香りが、心地よいと感じるものを選ぶのも良いでしょう。

リラックスを促す代表的な天然精油(アロマ)

精油名香りの特徴期待される主な作用
ラベンダーフローラルで穏やかな香り鎮静、リラックス、安眠
カモミール・ローマンリンゴに似た甘く優しい香り鎮静、抗不安、リラックス
ベルガモット柑橘系の爽やかで甘い香り抗うつ、鎮静、リフレッシュ

ベルガモットには光毒性があるため、使用後は直射日光を避けるか、光毒性フリーのものを選びましょう。

頭皮マッサージで心身をリフレッシュ

シャンプー時の頭皮マッサージは血行を促進するだけでなく、心地よい刺激によってリラックス効果も期待できます。

指の腹を使って、頭全体を優しく揉みほぐしましょう。特に、こめかみや首の付け根などは、緊張がたまりやすいポイントです。

生活習慣全体で考えるスカルプケア

シャンプー選びやヘアケアだけでなく、バランスの取れた食事や質の高い睡眠、適度な運動や上手なストレス解消法を見つけることが、健やかな頭皮と髪を育むためには重要です。

クリニックでは医学的な治療と合わせて生活習慣のアドバイスも行い、トータルで髪の悩みに寄り添います。

スカルプケアシャンプーに関するよくある質問

ここでは、スカルプケアシャンプーに関して患者さんからよく寄せられるご質問とその回答をまとめました。

効果を実感できるまでの期間は?

スカルプケアシャンプーの効果の現れ方には個人差があり、頭皮の状態や生活習慣によっても異なります。

一般的には頭皮環境が整い始めるまでに1ヶ月~3ヶ月程度、髪質の変化を感じるまでにはさらに時間がかかるケースが多いです。

髪の毛には成長サイクル(ヘアサイクル)があるため、すぐに効果が出なくても、根気強くケアを続けていきましょう。

育毛剤やトリートメントとの併用は?

併用して問題ありません。スカルプケアシャンプーで頭皮を清潔にし、健やかな状態に整えた上で育毛剤を使用すると、育毛成分が浸透しやすくなることが期待できます。

トリートメントは主に髪のダメージを補修し、手触りを良くするものなので、頭皮になるべくつかないように毛先中心に使用すると良いでしょう。

家族(男性)と共用しても良い?

女性と男性では皮脂の分泌量や頭皮の悩みの傾向が異なるため、それぞれに合ったシャンプーを使用するのが理想的です。

ただし、成分がマイルドなものであれば、一時的な共用は大きな問題にはなりにくいでしょう。

もしご家族で薄毛や頭皮トラブルに悩んでいる方がいれば、それぞれ専門の製品を選ぶことをおすすめします。

合わないシャンプーの見分け方は?

シャンプーを使用していて、頭皮にかゆみや赤み、フケや湿疹などが出たり、髪が異常にきしんだりパサついたりする場合は、そのシャンプーが合っていない可能性があります。

使用を中止し、別のシャンプーを試してみましょう。症状が続く場合は、皮膚科専門医にご相談ください。

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この記事を書いた人

Dr.前田祐助のアバター Dr.前田祐助 AGAメディカルケアクリニック 統括院長

経歴
慶應義塾大学医学部医学研究科卒業
慶應義塾大学病院 初期臨床研修課程終了
大手AGAクリニック(院長)を経て、2018年AGAメディカルケアクリニック新宿院を開設

資格
医師免許
⽇本医師会認定産業医
医学博士

所属学会
日本内科学会
日本美容皮膚科学会
日本臨床毛髪学会

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