40代、50代と年齢を重ねる中で、髪のボリュームダウンや分け目の広がり、髪質の変化に悩んでいませんか。
更年期は、女性ホルモンのバランスが大きく変化し、髪や頭皮に影響が出やすい時期です。しかし、適切なケアでその悩みは軽減できます。
この記事では、更年期女性の薄毛の背景にある事柄を解説し、一人ひとりの状態に合った育毛剤の選び方から、効果的な使い方、安全な製品を見極めるポイントまでを詳しく紹介します。
あなたの髪の悩みに寄り添い、健やかな髪を取り戻すための一助となる情報をお届けします。
この記事の執筆者

AGAメディカルケアクリニック 統括院長
前田 祐助
【経歴】
慶應義塾大学医学部医学研究科卒業
慶應義塾大学病院 初期臨床研修課程終了
大手AGAクリニック(院長)を経て、2018年に薄毛・AGA治療の「AGAメディカルケアクリニック」新宿院を開設
2020年に横浜院、2023年に東京八重洲院を開設
資格・所属学会・症例数
【資格】
- 医師免許
- ⽇本医師会認定産業医
- 医学博士
【所属学会】
- 日本内科学会
- 日本美容皮膚科学会
- 日本臨床毛髪学会
【症例数】
3万人以上※
※2018年5月~2022年12月AGAメディカルケアクリニック全店舗の延べ患者数
更年期における薄毛の仕組み – エストロゲン減少と毛髪への影響
更年期に髪質の変化を感じる女性は少なくありません。その背景には、女性ホルモンの変動が深く関わっています。
ここでは、女性ホルモンであるエストロゲンが毛髪に与える影響と、その減少が引き起こす薄毛の仕組みについて詳しく解説します。
この体の変化を理解することが、適切なヘアケアへの第一歩となります。
女性ホルモン「エストロゲン」の役割
エストロゲンは、女性らしい体つきを形成するだけでなく、髪の健康にも重要な役割を果たしています。
このホルモンは、髪の成長を促す「成長期」の期間を維持し、髪一本一本を太く、長く育てる働きをします。また、コラーゲンの生成を助けることで、髪にハリやコシ、ツヤを与え、健やかな状態を保ちます。
エストロゲンが豊富に分泌されている時期は、髪が豊かで美しく保たれやすいのです。
エストロゲン減少が毛髪サイクルに与える影響
更年期に入り卵巣の機能が低下すると、エストロゲンの分泌量が急激に減少します。この変化は、これまで保たれていた毛髪の成長サイクルに直接的な影響を及ぼします。
成長期の短縮と休止期の延長
髪には「成長期」「退行期」「休止期」というサイクルがあります。エストロゲンが減少すると、髪が活発に成長する「成長期」が短くなります。
その一方で、髪の成長が止まり、やがて抜け落ちる準備に入る「休止期」の期間が長引く傾向にあります。
これにより、成長途中の細い髪が早く抜けてしまい、新しい髪が生えてくるまでの期間が長くなるため、全体的に髪の密度が低下し、薄毛が目立つようになります。
髪質の変化(細毛化・軟毛化)
成長期が短くなるということは、髪が十分に太く、強く成長する時間がないまま抜け落ちることを意味します。その結果、生えてくる髪は以前よりも細く、コシのない弱々しいものになります。
これが「細毛化」や「軟毛化」と呼ばれる状態で、髪全体のボリュームが失われる大きな原因となります。
触った時の手触りが柔らかくなった、髪にハリがなくなったと感じるのは、この髪質の変化によるものです。
FAGA(女性男性型脱毛症)との関連性
更年期の薄毛は、「FAGA(Female Androgenetic Alopecia)」、すなわち女性男性型脱毛症の一形態として現れることが多くあります。
エストロゲンが減少すると、相対的に男性ホルモン(アンドロゲン)の影響が強まります。この男性ホルモンが特定の酵素と結びついて変化した物質が、毛根の細胞に作用し、髪の成長を妨げます。
特に頭頂部や分け目周辺が薄くなるのが特徴で、びまん性(広範囲)に脱毛が進行する傾向があります。
更年期特有の頭皮環境の変化と必要なケア成分
ホルモンバランスの乱れは、頭皮環境にも大きな変化をもたらします。乾燥、血行不良、皮脂バランスの乱れなど、更年期特有の頭皮トラブルと、それに対応するためのケア成分について見ていきましょう。
健やかな髪は、健康な頭皮から育まれます。
頭皮の乾燥とバリア機能の低下
エストロゲンの減少は、肌の水分保持能力やコラーゲンの生成能力を低下させます。これは顔や体の皮膚だけでなく、頭皮にも同じことが言えます。
頭皮が乾燥すると、外部の刺激から守るバリア機能が低下し、かゆみやフケ、炎症などのトラブルが起きやすくなります。
保湿成分の重要性
乾燥した頭皮には、水分を補い、それを保持するための保湿成分が重要です。育毛剤を選ぶ際には、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸といった高保湿成分が配合されているかを確認しましょう。
これらの成分は、頭皮に潤いを与え、角質層の状態を整えることで、バリア機能をサポートし、健やかな頭皮環境の土台を作ります。
血行不良による栄養不足
更年期は自律神経の乱れから血行不良に陥りやすい時期です。頭皮の血流が滞ると、髪の成長に必要な栄養素が毛根にある毛母細胞まで十分に行き届かなくなります。
栄養不足の状態では、健康な髪を育てることができず、抜け毛や細毛の原因となります。
血行促進をサポートする主な成分
成分名 | 主な働き | 特徴 |
---|---|---|
センブリエキス | 頭皮の血行を促進する | 育毛剤に古くから利用される植物由来成分 |
ビタミンE誘導体 | 末梢血管を広げ血流を促す | トコフェロール酢酸エステルなどが代表的 |
ナイアシンアミド | 血管拡張作用をサポートする | ビタミンB群の一種で、多様な働きを持つ |
皮脂バランスの乱れと頭皮トラブル
ホルモンバランスの変動は、皮脂の分泌量にも影響を与えます。皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まり、炎症やニオイの原因になります。
逆に、皮脂が少なすぎると頭皮が乾燥し、外部からの刺激に弱くなります。このように皮脂バランスが乱れると、頭皮環境が悪化し、健康な髪の育成を妨げます。
頭皮環境を整える成分
頭皮の炎症を抑え、清潔な状態を保つためには、抗炎症成分が役立ちます。
代表的な成分としてグリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)があり、炎症を鎮め、フケやかゆみを防ぐ働きをします。
また、皮脂の過剰な分泌を抑えるビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)なども、頭皮環境を健やかに保つ上で有効です。
更年期の女性ホルモンに着目した有効成分の選び方
更年期の薄毛ケアでは、女性ホルモンの働きをサポートする成分を育毛剤で補うことが一つの鍵となります。
ここでは、女性ホルモン様作用を持つ成分や、毛母細胞の活性化を促す成分の選び方に焦点を当てます。自分の状態に合った成分を知り、効果的な製品選びにつなげましょう。
女性ホルモン様作用を持つ成分
減少する女性ホルモンを補うような働きをする成分は、更年期の薄毛ケアにおいて注目されています。これらの成分は、毛髪サイクルの乱れを整え、抜け毛を防ぐ助けとなります。
エチニルエストラジオール
エチニルエストラジオールは、厚生労働省から育毛有効成分として承認されている合成女性ホルモン成分です。
エストロゲンと似た働きを持ち、毛髪の成長期を維持し、退行期への移行を遅らせることで、抜け毛を抑制する効果が期待できます。
ホルモンバランスの乱れが原因である更年期の薄毛に対して、直接的にアプローチできる成分の一つです。
植物由来の保湿・整肌成分
大豆に含まれるイソフラボンや、ヒオウギから抽出されるヒオウギエキスなど、一部の植物由来成分は、エストロゲンに似た構造を持つことから「植物性エストロゲン」とも呼ばれます。
これらの成分は、直接的なホルモン作用はありませんが、頭皮の保湿や皮脂バランスを整える働きを通じて、女性ホルモンの減少によって乱れがちな頭皮環境をサポートします。
肌に優しく作用するため、敏感な更年期の頭皮にも取り入れやすい成分です。
毛母細胞の活性化を促す成分
髪の毛を作り出す工場である「毛母細胞」の働きが弱まると、髪は成長できません。
育毛剤には、この毛母細胞に直接エネルギーを与え、細胞分裂を活発化させることで、発毛を促進する成分が配合されているものがあります。
毛母細胞に働きかける主な成分
成分名 | 主な働き |
---|---|
t-フラバノン | 毛母細胞の増殖を促進し、髪の成長をサポートする |
アデノシン | 発毛促進因子(FGF-7)の産生を促し、毛根の成長期を延長する |
パントテニルエチルエーテル | 毛母細胞に栄養を補給し、代謝を活発にする |
複合的なアプローチの重要性
更年期の薄毛は、ホルモンバランスの乱れ、血行不良、頭皮環境の悪化など、複数の要因が複雑に絡み合って起こります。そのため、一つの成分だけに頼るのではなく、多角的なアプローチが重要です。
例えば、女性ホルモン様作用のある成分で抜け毛を防ぎつつ、血行促進成分で栄養を届け、保湿成分で頭皮の土台を整える、といった複合的なケアができる製品を選びましょう。
成分表示を確認し、どのような目的の成分がバランス良く配合されているかを見極めることが大切です。
更年期の体調変化に配慮した育毛剤の使用方法と注意点
更年期は心身ともにゆらぎやすい時期です。育毛剤を効果的に使うためには、日々の体調に配慮した使い方を心がけることが大切です。
正しい使用方法と、デリケートな時期だからこそ知っておきたい注意点を解説します。少しの工夫で、ケアの質は大きく変わります。
効果的な塗布のタイミングと方法
育毛剤の効果を最大限に引き出すためには、いつ、どのように使うかが重要です。毎日の習慣として、正しい方法を取り入れましょう。
清潔な頭皮に使用する
育毛剤を使用するタイミングは、洗髪後が最も効果的です。シャンプーで頭皮の皮脂や汚れをしっかり落とし、清潔な状態にすることで、有効成分が角質層まで浸透しやすくなります。
洗髪後は、ドライヤーで髪を乾かす前に、まず育毛剤を塗布しましょう。タオルで髪の水分を優しく拭き取った後、頭皮に直接塗布するのが基本です。
髪が濡れすぎていると成分が薄まり、乾きすぎていると浸透しにくくなるため、タオルドライ後の少し湿った状態が理想的です。
頭皮マッサージの併用
育毛剤を塗布した後は、指の腹を使って頭皮全体を優しくマッサージすることをおすすめします。マッサージによって頭皮の血行が促進され、有効成分が隅々まで行き渡りやすくなります。
また、頭皮の緊張をほぐすことでリラクゼーション効果も期待できます。爪を立てず、心地よいと感じる力加減で、頭頂部に向かって引き上げるように行うのがポイントです。
使用上の注意点
デリケートな更年期の体と肌に使うものだからこそ、いくつかの注意点を守り、安全にケアを続けましょう。
肌が敏感な時期のパッチテスト
更年期はホルモンバランスの変化により、肌が普段より敏感になることがあります。今まで問題なく使えていた化粧品が合わなくなることも珍しくありません。
新しい育毛剤を使い始める前には、必ずパッチテストを行いましょう。
腕の内側の柔らかい部分に少量を塗布し、24時間から48時間ほど様子を見て、赤みやかゆみ、かぶれなどの異常が出ないかを確認します。
香りやテクスチャーの確認
育毛ケアは毎日続けることが大切です。そのため、使用感が自分にとって心地よいものであることも重要な選択基準になります。
強い香りが苦手な方は無香料タイプを、べたつきが気になる方はサラッとしたテクスチャーのものを選ぶなど、自分がストレスなく使い続けられる製品を見つけましょう。
サンプルやトライアルセットがあれば、積極的に利用するのも良い方法です。
更年期世代が重視すべき育毛剤の安全性と継続性
育毛ケアは、すぐに結果が出るものではありません。そのため、安心して長期間使い続けられる製品を選ぶことが何よりも重要です。
ここでは、製品の安全性と、無理なくケアを続けるためのポイントについて考えます。長期的な視点で製品を選ぶことが、成功への近道です。
無添加処方・低刺激設計の確認
肌が敏感になりがちな更年期には、頭皮への刺激をできるだけ抑えた製品選びが求められます。
購入前には製品の成分表示を確認し、どのような添加物が使われていないか(フリー処方か)をチェックする習慣をつけましょう。
アレルギーや刺激のリスクを避ける
アルコール(エタノール)、パラベン(防腐剤)、合成香料、合成着色料、シリコン、鉱物油などは、人によっては頭皮への刺激やアレルギー反応の原因となる可能性があります。
特にアルコールは、清涼感を与える一方で、頭皮の水分を奪い乾燥を助長することもあります。
これらの成分を含まない「無添加」や「フリー処方」を謳う製品は、低刺激設計がされていることが多く、敏感肌の方でも比較的安心して使用できます。
国内生産と品質管理
毎日直接頭皮に使うものだからこそ、製品がどのような環境で製造されているかという点も、安全性を見極める上で重要な指標となります。
継続するためのチェックポイント
- 無理のない価格帯か
- お得な定期購入制度があるか
- 返金保証制度の有無
- 専門スタッフによるサポート体制
サポート体制の充実度
育毛ケアを続けていると、使い方に関する疑問や、頭皮の状態についての不安など、さまざまな悩みが出てくることがあります。
そんな時に気軽に相談できる窓口があると、心強く、安心してケアを継続できます。
製品を選ぶ際には、電話やメールで専門の相談員に質問できるサポート体制が整っているかどうかも確認しておくと良いでしょう。
きめ細やかなサポートは、メーカーの製品に対する自信と使用者への配慮の表れでもあります。
遺伝子検査で導く個別化された更年期の育毛ケア戦略
近年、遺伝子情報を活用したヘルスケアが注目されています。薄毛ケアの分野でも、遺伝子検査によって自身の薄毛リスクや体質を知り、より自分に合ったケア方法を見つける動きが広がっています。
画一的なケアから、自分だけのケアへ。その可能性を探ります。
遺伝子検査でわかること
自宅でできる簡単な遺伝子検査キット(唾液などを採取して送るタイプ)を利用することで、自分の遺伝的な傾向を知ることができます。
薄毛に関しては、主に男性ホルモンへの感受性や頭皮のタイプに関連する項目を調べることが可能です。
男性ホルモン感受性のリスク
薄毛の要因の一つである男性ホルモンの影響の受けやすさは、遺伝によってある程度決まると考えられています。
遺伝子検査では、男性ホルモンレセプター(受容体)の感受性に関連する遺伝子を調べることで、FAGA(女性男性型脱毛症)を発症する遺伝的なリスクの高さを評価します。
このリスクを知ることで、より積極的なケアが必要かどうかを判断する材料になります。
検査結果を育毛剤選びに活かす
遺伝子検査の結果は、数ある育毛剤の中から、自分にとってより効果が期待できる製品を選ぶための道しるべとなります。
自分の体質に合った成分を優先的に選ぶことで、効率的なケアが可能になります。
遺伝的傾向と推奨されるケア成分の例
遺伝的な傾向 | 重視したいアプローチ | 推奨される成分例 |
---|---|---|
男性ホルモンの影響を受けやすい | 女性ホルモン様作用、皮脂抑制 | エチニルエストラジオール、ダイズエキス |
頭皮のバリア機能が弱い | 高保湿、抗炎症 | セラミド、グリチルリチン酸2K |
血行不良になりやすい | 血行促進 | センブリエキス、ビタミンE誘導体 |
個別化ケアの利点と今後の可能性
遺伝子検査に基づく個別化ケアの最大の利点は、やみくもに製品を試すのではなく、科学的な根拠に基づいて自分に合ったケアを選択できる点です。
これにより、時間や費用の無駄を減らし、より早く効果を実感できる可能性があります。
まだ発展途上の分野ではありますが、今後はさらに詳細な分析が可能になり、一人ひとりの遺伝情報とライフスタイルに合わせた、より精度の高い育毛ケアが実現していくことでしょう。
更年期向け女性育毛剤おすすめランキング2025年版
これまでのポイントを踏まえ、更年期の女性特有の髪と頭皮の悩みにアプローチする、おすすめの女性向け育毛剤をランキング形式でご紹介します。
女性ホルモンへの着目度、頭皮環境を整える成分の充実度、使いやすさ、安全性などを総合的に評価し、厳選しました。あなたにぴったりの一本を見つけるための参考にしてください。
製品名 | 特徴 | 税込価格 |
---|---|---|
① Pesod(遺伝子検査付育毛剤) | 遺伝子検査で個々の薄毛リスクを分析し、最適な育毛剤を提案するパーソナライズサービス。 | 7,980円 |
② 琥珀パワーエキス和漢 育毛エッセンス | ヤマノ独自の琥珀と和漢を配合。女性の薄毛、ハリ・コシ・ボリュームの悩みに特化した薬用育毛エッセンス。 | 10,010円 |
③ コタエイジング グロウセラム | ナノ化された育毛成分が浸透し、血行を促進して健やかな髪を育む薬用育毛美容液。 | 8,800円 |
④ プレミアム ポレーションミストセラム | 植物由来成分を16種類配合したアルコールフリーの医薬部外品育毛剤。 | 17,600円 |
⑤ 薬用伽羅藍 | 生薬由来成分配合の医薬部外品育毛剤。頭皮と毛根を活発化させ、発毛・育毛を促進します。 | 11,000円 |
⑥ ザ・チャーガ | チャーガエキス配合の薬用育毛剤。年齢による薄毛や抜け毛にアプローチし、ハリ・コシのある髪を育みます。 | 5,500円 |
⑦ 薬用 H-C-B ローション | 男女兼用の薬用育毛剤。頭皮環境を整え、抜け毛を防いで健康な髪の成長を促します。 | 7,140円 |
⑧ 髪姫(はつひめ) | 女性の髪悩みに特化した、生薬100%の薬用育毛剤。ハリ・コシのある豊かな髪を育み、抜け毛を防ぎます。 | 7,980円 |
⑨ Haimore(ヘアモア) | 女性の薄毛・抜け毛に特化した薬用育毛剤。エストラジオールと3種の有効成分で、ハリ・コシのある豊かな髪を育みます。 | 7,920円 |
⑩ haru スカルプエッセンス100 | 100%天然由来成分でできた医薬部外品の育毛剤。振って使うマイクロナノバブルが頭皮に浸透する。 | 4,620円 |
1位 Pesod遺伝子検査付き育毛剤

特徴 | カスタマイズ性が最大のポイント。遺伝子検査の検査結果に基づき、成分を調整し提供する新しい育毛剤。 |
税込価格 | 1本7,980円 ※初月のみ1本2,980円 1本あたり80ml(1か月分) |
販売 | 株式会社ダブルヘリックス |
有効成分 | センブリエキス、グリチルリチン酸2K、D-パントテニルアルコールほか |
Pesod(ペソッド)は、遺伝子検査によってお客様一人ひとりの薄毛リスクを分析し、その結果に基づいた医薬部外品のパーソナライズ育毛剤を提供するサービスです。
薄毛の悩みは個々人で異なり、一律のケアでは効果を実感しにくい場合があります。例えば、加齢に伴いホルモンバランスが変化する更年期に、薄毛の悩みが増える女性もいます。
このサービスは、そうした個別の原因にアプローチすることを目的としています。
製品は治療行為を目的としたものではなく、あくまで個々のリスクに合わせた成分で、育毛、薄毛・脱毛の予防、フケやかゆみの防止などをサポートすることを目指しています。
遺伝子検査キットで採取した検体を送り、解析結果を受けてからあなたの遺伝子傾向に適合した育毛剤を受け取ります。
PesodはAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどではお買い求めいただけません。公式サイトからのみご購入いただけます。
2位 琥珀パワーエキス和漢 育毛エッセンス

特徴 | 琥珀と7種の和漢を組み合わせ、女性特有の髪の悩みをサポートする医薬部外品の育毛エッセンス。 |
税込価格 | 1本10,010円。1本あたり100ml(1か月分) |
販売 | 株式会社ヤマノビューティメイトグループ |
有効成分等 | ニンジンエキス、センブリエキス、グリチルリチン酸2K |
「薬用育毛エッセンス 琥珀パワーエキス和漢」は、株式会社ヤマノビューティメイトグループが開発した、女性の髪の悩みに特化した医薬部外品の育毛エッセンスです。
加齢やホルモンバランスの変化で髪質の変化を感じやすい更年期世代の女性に向けて、頭皮環境を健やかに保つことを目指しています。
本製品には、植物由来の琥珀と7種類の和漢を組み合わせた独自の育毛エキス「清養琥珀エキス」が配合されており、ハリ・コシ・ボリュームの低下にアプローチします。
有効成分としてニンジンエキス、センブリエキス、グリチルリチン酸2Kを含み、育毛、薄毛、脱毛の予防、発毛促進、養毛、ふけ、かゆみ、病後・産後の脱毛といった効能効果が認められています。
この製品は、髪が本来持つ「自ら元気になろうとする力」をサポートし、スタイリングしやすい美しい髪へと導きます。
3位 コタエイジング グロウセラム

特徴 | コタが女性のために開発した薬用育毛美容液。年齢による髪の変化にアプローチするエイジングケア。 |
税込価格 | 1本8,800円。1本あたり150ml(1か月分) |
販売 | コタ株式会社 |
有用成分等 | セファランチン、ニンジンエキス、甘草由来成分 |
コタ株式会社の「コタ エイジング グロウセラム」は、女性の髪の悩みに応える薬用育毛美容液です。
年齢を重ねるにつれて、髪の質感や量が変化し、特に更年期には、ホルモンバランスの乱れから頭皮環境がデリケートになりがちです。
この製品は、ナノサイズの有効成分が頭皮の角質層に浸透し、毛乳頭に働きかけることで、健やかな髪の成長をサポートします。
有効成分であるセファランチン、ニンジンエキス、甘草由来成分が、血行促進や炎症抑制といった働きで、頭皮を健やかに保ちます。
これにより、髪のボリューム不足やハリ・コシの低下といった悩みにアプローチします。この製品は、髪が本来持っている力を引き出し、未来の髪の美しさを育むことを目的としています。
べたつかず、頭皮に心地よくなじむ使用感も特徴です。
4位 プレミアム ポレーションミストセラム

特徴 | 育毛サロンが開発。植物の力で頭皮環境を整え、髪のボリュームやハリ・コシにアプローチします。 |
税込価格 | 1本17,600円。1本あたり60ml(3か月分) |
販売 | 株式会社バイオテック |
有効成分等 | グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸DL-α-トコフェロール、センブリエキス |
育毛専門サロン「バイオテック」が開発した、男女兼用の医薬部外品育毛剤です。
特に、加齢やホルモンバランスの変化で薄毛に悩む女性、例えば更年期世代の方々の頭皮環境ケアをサポートする目的で開発されました。
アルコールフリー処方で、頭皮への刺激を抑えながら、植物由来成分を16種類も配合しています。ふけ・かゆみを抑え、健康な頭皮環境を育むことを目指しています。
女性の薄毛は、男性の薄毛とは異なる複合的な要因が絡むことが多く、本製品はこうした女性特有の悩みに寄り添う処方です。
5位 薬用伽羅藍

特徴 | 年齢による髪の悩みにも対応。頭皮環境を整え、抜け毛や薄毛を防ぐサポート。 |
税込価格 | 1本11,000円。1本あたり150ml(1か月分) |
販売 | アモロス株式会社 |
有用成分等 | センブリエキス、セファランチン、グリチルリチン酸ジカウリム、酢酸トコフェロール |
年齢を重ねるにつれ、髪のボリューム不足や薄毛といった悩みを抱える方は少なくありません。
特に女性の場合、更年期によるホルモンバランスの変化が頭皮環境に影響し、髪が細くなったり、抜け毛が増えたりすることがあります。
本製品は、生薬由来の有効成分であるセンブリエキス、セファランチン、グリチルリチン酸ジカリウムなどを配合し、頭皮の血行を促進し、毛根を活発にすることで、発毛や育毛をサポートします。
頭皮と毛髪を健やかに保ち、ふけやかゆみを抑える効果も期待できます。
毎日のお手入れに取り入れることで、髪が本来持っている力を引き出し、豊かな髪を育むための土台を整えます。
6位 ザ・チャーガ

特徴 | 低刺激設計の育毛剤で、頭皮を健やかに整えます。頭皮環境をケアし、ボリューム感のある髪へ。 |
税込価格 | 1本5,500円。1本あたり120ml(1か月分) |
販売 | 株式会社スヴェンソン |
有用成分等 | ニンジンエキス、センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム |
年齢を重ねるにつれて感じる、髪のボリュームやハリ・コシの低下といった悩みに寄り添うべく開発されました。
配合された独自成分のチャーガエキスは、モンゴルで伝統的にヘアケアに利用されてきたキノコの一種、チャーガから抽出された成分です。
加えて、ニンジンエキス、センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウムの3つの有効成分が配合され、抜け毛を予防しながら発毛を促進します。
年齢とともに変化する頭皮環境に配慮し、低刺激処方でつくられているため、頭皮がデリケートになりがちな方にも使いやすい設計です。
女性は40代から薄毛や抜け毛が気になり始めることがあり、そうした加齢による変化にも対応できるよう、髪と頭皮のコンディションを整えるサポートを目指します。
使い心地にもこだわり、浸透しやすくベタつきやニオイが気にならないテクスチャーで、毎日心地よくお手入れを続けられます。
7位 薬用 H-C-B ローション

特徴 | 長鎖分割ポリリン酸配合の薬用育毛剤。毛乳頭細胞に働きかけ、ハリとコシのある髪を育みます。 |
税込価格 | 1本7,140円。1本あたり145ml(1か月分) |
販売 | リジェンティス株式会社 |
有用成分等 | ニンジンエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、センブリエキス、長鎖分割ポリリン酸 |
リジェンティス 薬用 H-C-B ローションは、長年の研究によって開発された独自成分「長鎖分割ポリリン酸」が配合されており、毛髪の元となる毛乳頭細胞に直接働きかけることが期待されています。
この主要成分に加えて、有効成分としてニンジンエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、センブリエキスも配合されており、頭皮環境を健やかに整え、育毛・発毛を促進し、抜け毛を予防します。
年齢による髪質の変化は男女共通の悩みですが、特に女性の場合は更年期を迎える頃から、髪のハリやコシ、ボリュームの減少を感じやすくなることがあります。
本製品はそうしたデリケートな頭皮にも配慮した処方で、髪に栄養を与え、健やかな髪の成長をサポートします。
ベタつきにくい使用感で、朝晩のお手入れにも取り入れやすく、毎日のケアを快適に続けられるよう工夫されています。
8位 育毛剤 髪姫(はつひめ)

特徴 | バスクリンが開発した女性向け薬用育毛剤。毛髪の成長サイクルに着目し、ボリューム感のある髪へ導きます。 |
税込価格 | 1本7,980円。1本あたり120ml(1か月分) |
販売 | 株式会社バスクリン |
有用成分等 | ショウキョウ、細根付ニンジン、晩生(おくて)センブリ、保湿成分のボタンピ、ホコウエイ根、ジュウヤク(ドクダミ)・羅臼昆布(海藻エキス) |
薬用発毛促進・育毛剤「髪姫(はつひめ)」は、女性特有の髪悩みに着目して開発された薬用育毛剤です。
年齢を重ねるにつれて、髪のボリュームが減ったり、分け目が目立つようになったりする女性のニーズに応えるため、バスクリンが長年の研究の末に生み出しました。
有効成分は生薬100%で、髪の成長をサポートする独自のアプローチを採用しています。特に、女性が更年期を迎える頃に感じる髪の変化にも対応できるよう、頭皮環境を整えることに配慮されています。
生薬の力で頭皮に働きかけ、抜け毛を防ぎ、ハリとコシのある健康的な髪を育むことを目指します。
べたつきにくく、さらっとしたテクスチャーで、香料や防腐剤も無添加のため、デリケートな頭皮の方にも使いやすい仕様です。
毎日のケアに心地よく取り入れられるよう、容器の使いやすさにも改良が加えられています
9位 Haimore(ヘアモア)

特徴 | 女性ホルモン様作用成分配合で、頭皮環境を整える女性用育毛剤。年齢による髪の変化に対応し、健やかな髪へ導きます。 |
税込価格 | 1本7,920円。1本あたり120ml(1か月分) |
販売 | 株式会社RAVIPA |
有用成分等 | エストラジオール、L-メチオニン、塩酸ピリドキシン、臭化セチルトリメチルアンモニウム液 |
薬用 Hairmore-ヘアモア-スカルプエッセンスは、女性専用に開発された薬用育毛剤です。
年齢とともに感じる髪のボリュームダウン、ハリ・コシの低下といった悩みに寄り添うことを目指し、特に女性ホルモンの変化が影響する毛髪サイクルに着目しました。
女性ホルモン様作用成分のエストラジオールと、L-メチオニン、塩酸ピリドキシンなどの有効成分を配合し、頭皮環境を整え、抜け毛を予防し、発毛を促進します。
例えば、更年期を迎える頃から髪質の変化を感じ始める女性も少なくありませんが、そうしたデリケートな時期の頭皮にも配慮した処方です。
また、天然由来成分も豊富に配合されており、健やかな髪を育むための土台作りをサポートします。べたつかず、さらっとしたテクスチャーで、頭皮にすっとなじむ使用感も特徴です。
無香料なので、においを気にせず毎日のお手入れに取り入れやすい仕様です。
10位 haru スカルプエッセンス100

特徴 | 天然由来成分にこだわり、頭皮環境を整える育毛剤。男女兼用で、更年期による変化にも対応。 |
税込価格 | 1本4,620円。1本あたり120ml(1か月分) |
販売 | 株式会社nijito |
有用成分等 | グリチルリチン酸ジカリウム、パントテニルエチルエーテル、タマサキツヅラフジアルカロイド、センブリエキス |
「haru スカルプエッセンス100」は、天然由来成分にこだわった医薬部外品の育毛剤です。加齢とともに髪や頭皮の悩みが深まる更年期の方々にもご使用いただけます。
特に、更年期にはホルモンバランスの変化に伴い、頭皮環境がデリケートになることがあります。本製品は、そんな頭皮にやさしい設計で、フケやかゆみを抑え、健康な頭皮環境を保つことを目指しています。
使用時にはボトルを振ることで、マイクロナノバブルが発生し、有効成分が角質層まで浸透*しやすくなるという特徴があります。
育毛、薄毛、脱毛の予防、発毛促進、養毛、産後の脱毛などの効果が期待できます。
石油系界面活性剤や合成香料、シリコンなどの添加物不使用に配慮しており、年齢を重ねた頭皮にも負担の少ない処方を追求しています。
よくある質問
- 更年期の薄毛に育毛剤は有効ですか?
-
医薬部外品の育毛剤は、発毛環境を整えることや脱毛の予防を目的としています。
個人差がありますが、頭皮の保湿や清潔な状態の維持、適切な生活習慣と併用することで、髪のハリコシを保つサポートが期待できます。
過度な表現は避け、表示された効能効果の範囲で使用しましょう。
- どんな成分に注目して選べばよいですか?
-
女性向けでは、頭皮を健やかに保つ有効成分の表示を確認します。
例としてセンブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、ニンジンエキスなどが挙げられます。
保湿成分や清涼感成分の有無、香料やアルコールの強さなど、刺激の少なさもチェックポイントです。
- ホルモン補充療法をしていても使えますか?
-
一般的な女性向け育毛剤は頭皮に用いる外用の医薬部外品であり、併用が問題ない場合が多いとされていますが、処方内容や体調により判断が異なります。
気になるときは処方医や薬剤師に確認し、製品の使用上の注意に従ってください。
- 更年期向け育毛剤を選ぶ際のポイントは何ですか?
-
保湿成分が配合されているか、刺激が少ないか、継続しやすい価格帯かなどを確認することが大切です。また、自分の頭皮タイプに合った製品を選ぶことが重要です。
- 更年期におすすめの育毛剤を教えてください
-
遺伝子検査付き育毛剤「Pesod(ペソッド)」は、あなたの遺伝子情報を分析し、個々の体質に合わせてカスタマイズされた育毛剤を提供するサービスです。
更年期の複雑な髪の悩みに対して、科学的根拠に基づいたパーソナライズドケアが期待できます。画一的なアプローチではなく、あなただけの育毛ケアを実現できる点が特徴です。
Reference
LUCKY, Anne W., et al. A randomized, placebo-controlled trial of 5% and 2% topical minoxidil solutions in the treatment of female pattern hair loss. Journal of the American Academy of Dermatology, 2004, 50.4: 541-553.
VAN ZUUREN, E. J.; FEDOROWICZ, Z.; CARTER, B. Evidence‐based treatments for female pattern hair loss: a summary of a Cochrane systematic review. British Journal of Dermatology, 2012, 167.5: 995-1010.
BEDAIR, Nermeen Ibrahim, et al. Efficacy and safety of combined topical estradiol with minoxidil vs. topical minoxidil in female pattern hair loss: a trichoscopic randomized controlled trial. Clinical and Experimental Dermatology, 2025, 50.3: 611-619.
SINGAL, Archana; SONTHALIA, Sidharth; VERMA, Prashant. Female pattern hair loss. Indian Journal of Dermatology, Venereology and Leprology, 2013, 79: 626.
NATARELLI, Nicole; GAHOONIA, Nimrit; SIVAMANI, Raja K. Integrative and mechanistic approach to the hair growth cycle and hair loss. Journal of clinical medicine, 2023, 12.3: 893.
BLUME-PEYTAVI, Ulrike, et al. Skin academy: hair, skin, hormones and menopause–current status/knowledge on the management of hair disorders in menopausal women. European Journal of Dermatology, 2012, 22.3: 310-318.
RAMOS, Paulo Müller, et al. Female-pattern hair loss: therapeutic update. Anais brasileiros de dermatologia, 2023, 98: 506-519.
CAMACHO-MARTINEZ, Francisco M. Hair loss in women. In: Seminars in cutaneous medicine and surgery. No longer published by Elsevier, 2009. p. 19-32.
ZOUBOULIS, C. C., et al. Skin, hair and beyond: the impact of menopause. Climacteric, 2022, 25.5: 434-442.
FABBROCINI, G., et al. Female pattern hair loss: A clinical, pathophysiologic, and therapeutic review. International journal of women’s dermatology, 2018, 4.4: 203-211.