岐阜でNIPT(出生前診断)を受けられるおすすめクリニック|費用・選び方も紹介

【岐阜】NIPTを受けられるおすすめクリニック|費用・選び方

「岐阜でNIPT検査が受けられるクリニックを知りたい」

「検査で陽性になった場合のことも考えて、しっかりフォローしてくれるクリニックを選びたい」

上記のようにお考えの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、岐阜でNIPTを受けられるおすすめのクリニックについて、特徴や費用、フォロー体制をまとめました。

信頼できるクリニックの見分け方や、検査を受ける際の注意点についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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 平石クリニックミネルバクリニック岐阜大学医学部附属病院
費用(税込)198,000円〜253,000円176,000円〜440,000円約210,000円+産婦人科での妊婦検査料(自費)
検査可能項目・ダウン症候群
・エドワーズ症候群
・パトウ症候群
・性染色体異常
・全染色体検査
・微小欠失検査
・ダウン症候群
・エドワーズ症候群

・パトウ症候群
・性染色体異常
・全染色体検査
・微小欠失検査
・スーパーNIPT

・ダウン症候群
・エドワーズ症候群
・パトウ症候群
認定無認定無認定認定
カウンセリング認定遺伝カウンセラー在籍臨床遺伝専門医が在籍臨床遺伝専門医と遺伝カウンセラー在籍
営業時間10:00~22:00
休診日:不定休
10:00~14:00/16:00~20:00
休診日:火・水曜日
8:30~11:00
休診日:土曜・日曜・祝日・年末年始(12/29~1/3)
住所〒550-8175 岐阜県岐阜市長住町2-6-2 新岐阜ビル4F〒107-0061 東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル1号館2階(オンライン診療実施)〒501-1194 岐阜県岐阜市柳戸1番1
アクセス名鉄「岐阜駅」徒歩1分東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩1分車:JR「岐阜駅」「名鉄岐阜駅」から約20分
電車・バス:JR・名鉄「岐阜駅」からバスで40分
特徴土日祝でも検査可能国内唯一のスーパーNIPTを提供出産後も安心できる環境が整っている
公式HP公式HP公式HP公式HP

※1 日本マーケティングリサーチ機構調べ

調査概要:2019年,2020年,2021年,2022年1-7月,新型出生前診断サービスに対する顧客満足度調査。

※NIPT治療は自由診療となり、保険適用外です
※価格はすべて税込価格で記載しています
※2022年11月現在の情報を掲載しております
※掲載している情報は記事作成時点での内容です。最新の情報は各クリニックの公式サイトおよびカウンセリング時にご確認ください

NIPTとは|妊娠中に赤ちゃんの染色体異常を調べる検査

NIPTのイメージイラスト

NIPT(新型出生前診断)とは、お母さんから採血した血液でお腹の中にいる赤ちゃんの染色体異常を調べる検査で、妊娠10週以降であればいつでも実施可能です。

出生前診断には「非確定検査」と「確定検査」の2種類があります。

NIPTは「非確定検査」に該当し、検査結果が陽性の場合にはあらためて結果を確定させるための「確定検査」が必要です。

確定検査は、検査による流産や死産のリスクがあります。

しかし、非確定検査はお母さんと赤ちゃんに対するリスクはないため受検者が増えています。

NIPTで検査できる遺伝性疾患は、21トリソミー(ダウン症)・18トリソミー・13トリソミーといった染色体疾患が一般的です。

そのほかにも、性染色体や微小欠失症などの検査もできます。

NIPTでわかるトリソミーについて表にまとめました。

トリソミー21トリソミー18トリソミー13トリソミー
正式名称ダウン症候群エドワード症候群パトー症候群
発症頻度出生児の600〜800人に1人出生児の3,500〜8,500人に1人出生児の5,000〜12,000人に1人
症状・先天性心疾患
・先天性消化管疾患

・甲状腺疾患
・耳鼻科系疾患
・眼科系疾患
・軽度~中等度の知的障害

・成長障害
・重度の発達遅滞

・身体的特徴
・先天性心疾患
・肺高血圧症
・呼吸器系合併症
・泌尿器系合併症
・骨格系合併症
・難聴
・悪性腫瘍

・口唇口蓋裂
・多指趾症
・先天性心疾患
・全前脳胞症
予後・支援クラスや特別支援学校に通うケースが多い。・身体や知能の発達の遅れがみられる。
・呼吸の補助が必要になることがある。
・身体や知能の発達の遅れがみられる。
・呼吸の補助が必要になることがある。
平均寿命60年数時間~数年数時間~数か月

上記の3種類以外にもトリソミーは存在しますが、21トリソミー・18トリソミー・13トリソミー以外は出生自体が困難といわれています。

NIPT実施数は年々増えている

NIPT検査のイメージ

NIPTが2013年に日本国内で本格導入されるようになってから、検査を受けられるクリニックや実施数も年々増えています。

安全にお腹のなかの赤ちゃんの健康が確認できる検査であること、無確定検査のなかでも精度が高いことがNIPTの実施クリニック・実施数が増えた要因です。

NIPT実施施設数の推移グラフ

画像引用:日本産科婦人科学会|NIPT受検者のアンケート調査の結果について

実施数が増えている背景には、下記のような理由があるようです。

  • 手軽に検査できるようになった
  • 高齢妊娠が増えている
  • 少子化で子どもを産む数が減った

出生前診断をリスクなく受けられることや、無認定施設が増えたことにより身近になったことから手軽に検査ができるようになりました。

また、日本では女性の社会進出にともない晩婚の傾向が強く、35歳以上で子どもを出産する高齢出産が増えています。

高齢妊娠は染色体異常が生じやすいといわれているため、出生前に検査を希望する方も増えているようです。

「女性の年齢と子どもの染色体異常の頻度」のグラフ

画像引用:厚生労働省|不妊に悩む方への特定治療支援事業等のあり方に関する検討会

少子化で子どもを産む数が減ったことで、今まで以上に健康な子どもをのぞむ人が増えていることも影響している可能性があります。

NIPTにかかる費用相場

書類の上に置かれた聴診器とペン

NIPTにかかる費用はクリニックにより異なり、20万円前後といわれています。

NIPTなどの出生前診断は保険適用外の自由診療にあたるため、全額負担であることが高額になる理由です。

費用は、検査内容やオプションの有無などによっても変わってきます。

21・18・13トリソミーの染色体数異常だけで20万円弱、性染色体や微小欠失症などを追加する場合にはさらに費用がかかります。

クリニックによっては遺伝カウンセリングが有料オプションであったり、診察料が別途かかったりする場合も。

遺伝カウンセリングについては必要ないという方もいますが、事前に検査の内容や遺伝性疾患を知ること、悩みや不安を相談することで安心感がもてます。

検査結果が陽性だった場合の心理的サポートも含めて、遺伝カウンセリングは重要なので、セットに含まれていない場合には必要な費用として認識しておきましょう。

また、検査が陽性だった場合には確定検査の受検が必要です。

確定検査である羊水検査や絨毛検査もNIPTと同様に保険適用外なので、全額負担で10万円から20万円程度かかります。

クリニックによっては陽性時の確定検査費用を負担してくれるところもあるため、あわせて確認をおすすめします。

クリニックを選ぶ際に確認したいポイント

聴診器

NIPT検査を希望しているけれど、どうやってクリニックを選べばいいかわからないという方のために、クリニック選びの3つのポイントについてまとめました。

  1. 認定施設か無認定施設か
  2. カウンセラーが在籍しているかどうか
  3. 検査後のフォロー体制が整っているか

安心して検査が受けられるよう、しっかりとポイントを確認してクリニック選びをしましょう。

①認定施設か無認定施設か

患者に説明する医師

NIPT検査を受けられる施設は「認定施設」と「無認定施設」の2種類あります。

一般社団法人日本医学会連合が認定した施設のみが「認定施設」、それ以外はすべて「無認定施設」です。

無認定施設というとマイナスの印象を受けますが、医師が在籍して採血などの医療行為を正しくおこなう医療機関であることに違いはありません。

認定施設を無認定施設のメリット・デメリットについて表にまとめました。

認定施設無認定施設
メリット・検査後のサポートが充実している
・臨床遺伝専門医が在籍している
・遺伝カウンセリングを行っている
・陽性の場合、確定検査ができる
・施設数が多い
・検査に条件がない
・検査できる項目が多い
・検査結果が出るまでが早い
・費用が安い
デメリット・施設数が少ない
・検査を受けるための条件が厳しい
・夫婦同伴で受診が必要
・検査項目が限定されている
・検査までに複数回受診が必要
・事前予約・紹介状が必要
・検査項目に対して費用が高い
・検査後のサポートがない場合もある
・遺伝カウンセリングを行っているところが少ない
・陽性の場合、別施設で検査の手配をしなければいけない場合がある

大きな違いは認定施設では、日本医学会連合が設けた下記条件をクリアした人しか検査を受けられないことです。

  1. 出産時の年齢が35歳以上
  2. 胎児超音波検査で、胎児に染色体数的異常の疑いがある場合
  3. 母体血清マーカー検査で、胎児に染色体数的異常の疑いがある場合
  4. 染色体数的異常を持つ子どもを妊娠した経験がある方
  5. 両親のいずれかに一定の染色体異常がある場合

無認定施設では条件に関わらず、検査を受けられるので幅広い妊婦さんが利用できます。

上記の条件以外にも、無認定施設は検査できる項目が多く、結果がはやくわかる点が大きな特徴ではないでしょうか。

認定施設は条件によって検査を受けられる人は限られるものの、検査後のサポートが充実していること、陽性時の確定診断を受けられることが特徴です。

それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、自分にあったクリニックを選ぶことが大切ですね。

②カウンセラーが在籍しているかどうか

カウンセラー

NIPTなどの出生前診断を受ける場合、検査を受ける前と後の心理的フォローが大切になるため、カウンセラーが在籍しているかどうかは重要なポイントです。

遺伝カウンセリングとは、検査内容や遺伝性疾患に関する情報の提供、検査後の結果のとらえ方や陽性だった場合の確定検査についての説明が行われます。

遺伝カウンセラーは、さまざまな悩みや不安などの問題を解決にみちびき、心理的な面でサポートする重要な役割です。

出生前診断の結果によっては難しい決断を迫られる場面も多いため、疑問や不安を整理してサポートしてくれるカウンセラーがいることで安心して検査にのぞめます。

クリニックによっては遺伝専門医やカウンセラーがいない場合や、カウンセリング自体を行っていないこともあるので、クリニック選びの際には事前に確認が必要です。

③検査後のフォロー体制が整っているか

患者の手を握る医師の手

NIPTは非確定検査なので陽性だった場合には確定検査の受検が必要になるため、確定検査をクリニックが行っているかなど、検査後のフォロー体制が整っているかが重要です。

無認定施設は確定検査を実施していないところも多いですが、確定検査ができる医療機関を紹介してくれたり、確定検査にかかる費用を負担してくれたりする場合もあります。

また、検査後の遺伝カウンセリングで今後について相談できるかどうかもポイントです。

無認定施設で検査をした方のなかには、

結果をどのように判断して良いか分からずに悩んだ

検査結果を伝えられて以降の不安な気持ちに対するサポートを得られずに混乱した

と回答している方も多いため、事前の確認をおすすめします。

参照元:日本産科婦人科学会

検査を受けることが目的ではなく、検査の結果によってどう判断して進めていくかを考えるためのNIPT検査なので、検査後のこともしっかりと考えておく必要があるでしょう。

岐阜でNIPTが受けられるおすすめクリニック

クリニック 受付のイメージ画像

実際に岐阜でNIPTが受けられるおすすめのクリニックを3つご紹介します。

 平石クリニックミネルバクリニック岐阜大学医学部附属病院
費用(税込)198,000円〜253,000円176,000円〜440,000円約210,000円+産婦人科での妊婦検査料(自費)
検査可能項目・ダウン症候群
・エドワーズ症候群
・パトウ症候群
・性染色体異常
・全染色体検査
・微小欠失検査
・ダウン症候群
・エドワーズ症候群

・パトウ症候群
・性染色体異常
・全染色体検査
・微小欠失検査
・スーパーNIPT

・ダウン症候群
・エドワーズ症候群
・パトウ症候群
認定無認定無認定認定
カウンセリング認定遺伝カウンセラー在籍臨床遺伝専門医が在籍臨床遺伝専門医と遺伝カウンセラー在籍
営業時間10:00~22:00
休診日:不定休
10:00~14:00/16:00~20:00
休診日:火・水曜日
8:30~11:00
休診日:土曜・日曜・祝日・年末年始(12/29~1/3)
住所〒550-8175 岐阜県岐阜市長住町2-6-2 新岐阜ビル4F〒107-0061 東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル1号館2階(オンライン診療実施)〒501-1194 岐阜県岐阜市柳戸1番1
アクセス名鉄「岐阜駅」徒歩1分東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩1分車:JR「岐阜駅」「名鉄岐阜駅」から約20分
電車・バス:JR・名鉄「岐阜駅」からバスで40分
特徴土日祝でも検査可能国内唯一のスーパーNIPTを提供出産後も安心できる環境が整っている
公式HP公式HP公式HP公式HP

平石クリニック|土日祝でも検査可能

平石クリニック

平石クリニックのポイント

  • 2022年顧客満足度96%※
  • 年齢制限がない
  • 土日祝でも検査可能
  • 羊水検査費用を全額負担
  • 認定遺伝カウンセラー在籍

※日本マーケティングリサーチ機構調べ

調査概要:2019年,2020年,2021年,2022年1-7月,新型出生前診断サービスに対する顧客満足度調査。

平石クリニックは、2022年の顧客満足度調査で96%※を獲得する利用者からも信頼のあるクリニックです。

平石クリニック

院長の平石先生はテレビ出演やセミナー開催などで、出生前診断についての正しい知識を広める活動をされています。

年齢制限がなく、予約や検査も土日祝に行っているのでだれでも利用しやすいのが特徴です。

無料の遺伝カウンセリングに回数制限はなく、陽性時の羊水検査費用を全額クリニックが負担してくれるなど、アフターフォローも充実しています。

条件・妊娠10週以降の単胎妊娠、双胎妊娠の方
・年齢制限なし
検査可能な項目・13,18,21トリソミー
・性染色体異常
・全染色体検査
・微小欠失検査
(希望により性別)
検査費用・基本検査:198,000円
・全染色体検査:210,000円
・全染色体検査+微小欠失検査:230,000円
結果通知6日~14日ほどでメールにて通知
陽性時のサポート・羊水検査の費用を全額負担
・認定遺伝カウンセラーの無料相談あり
アクセス〒550-8175 岐阜県岐阜市長住町2-6-2 新岐阜ビル4F
名鉄「岐阜駅」徒歩1分

公式サイトを見る

ミネルバクリニック|国内唯一のスーパーNIPTを提供

ミネルバクリニック

ミネルバクリニックのポイント

  • 全国どこでもオンライン診断可能
  • 国内唯一のスーパーNIPTを提供
  • 無料の遺伝カウンセリングを実施
  • サポート体制の徹底
  • 遺伝専門医による検査

ミネルバクリニックは、全国どこでもオンライン診療が可能なクリニックです。

世界で1社しか行っていない(2022年12月時点)高い技術を要する「スーパーNIPT」を国内で唯一提供しています。

検査や遺伝カウンセリングは遺伝専門医が一貫して行っており、サポート体制も徹底しているので安心です。

アフターフォロー体制も整っていて、無料の遺伝カウンセリングや陽性時の羊水検査費用を15万まで負担してくれます。

さらに、結果が陽性だった妊婦さんには、院長が24時間電話で相談にのってくれるのも特徴の一つです。

条件・妊娠10週以降の単胎妊娠、双胎妊娠の方
・年齢制限なし
検査可能な項目・13,18,21トリソミー
・性染色体異常
・全染色体検査
・微小欠失検査
・スーパーNIPT
(希望があれば性別)
検査費用・スーパーNIPT:176,000円
・ベリファイプラス(第1世代):198,000円
・マルチNIPTカリオ7(第2世代):264,000円
・スーパーNIPTgeneプラス(第3世代):236,500円

・ペアレントコンプリート
・マルチNIPTデノボプラス:352,000円
・スーパーNIPTペアレントコンプリート:308,000円
・スーパーNIPTプラスペアレントコンプリート:330,000円
・スーパーNIPTgeneプラスペアレントコンプリート:352,000円
・コンプリートNIPT:385,000円
・コンプリートNIPTデノボプラス:440,000円

結果通知・10日~14日ほどでWeb上のマイページにて通知
・スーパーNIPTは約2週間程度
陽性時のサポート・羊水検査費用15万円まで負担
・羊水検査実施院を紹介
・専門医の無料カウンセリング
アクセス〒107-0061 東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル1号館2階
東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩1分
※検査のために来院する必要はありません

公式サイトを見る

岐阜大学医学部附属病院|出産後も安心できる環境が整っている

岐阜大学医学部附属病院

引用元:岐阜大学医学部附属病院公式サイト

岐阜大学医学部附属病院のポイント

  • 新生児集中治療部がある
  • ゲノム疾患・遺伝子診療センターがある
  • 岐阜県で唯一のNIPT認定施設
  • 臨床遺伝専門医と遺伝カウンセラーが在籍

岐阜大学医学部附属病院は、岐阜県で唯一のNIPT認定施設なので、県内で通院しながら検査やカウンセリングを受けたい方にオススメです。

NIPT検査を受けるには①診察②カウンセリング(採血)③結果報告、最低でも3回の通院を必要としますが、診察や説明をしっかりとしてくれるので安心して検査にのぞめます。

検査前後の遺伝カウンセリングは、専門部署の臨床遺伝専門医と遺伝カウンセラーが実施。

さまざまな病気に対して高度な医療を提供する新生児集中治療部もあるので、出産後も安心して治療を受けられる環境が整っています。

条件

・妊娠10週以降の妊婦

(いずれかに該当)
・高年齢の妊婦
・胎児超音波検査で、胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された方
・母体血清マーカー検査で、胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された方
・染色体数的異常を有する児を妊娠した既往のある方
・両親のいずれかが均衡型ロバートソン転座を有していて、胎児が13トリソミーまたは21トリソミーとなる可能性が示唆される方

検査可能な項目・13,18,21トリソミー
検査費用約210,000円+産婦人科での妊婦検査料(自費)
結果通知約2週間にカウンセリングにて通知
陽性時のサポート・遺伝カウンセリングは専門医・遺伝カウンセラーが実施
(羊水検査の実施についてはカウンセリングにて説明あり)
アクセス〒501-1194 岐阜県岐阜市柳戸1番1
車:JR「岐阜駅」「名鉄岐阜駅」から約20分
電車・バス:JR・名鉄「岐阜駅」からバスで40分

公式サイトを見る

NIPTを受ける際の注意点

クリップで挟まれたビックリマークのイラスト

NIPTを受ける前に知っておきたい注意点についてまとめました。

  1. NIPTは保険適用外
  2. NIPTの検査制度は100%ではない
  3. 認定施設でNIPTを受ける場合には条件がある場合も

検査にかかる費用や条件などはクリニック選びの参考にもなるので、事前に注意点についても知っておくことが大切です。

①NIPTは保険適用外

健康保険証と一万円札

NIPTは認定施設・無認定施設にかかわらず自由診療のため保険適用外で、費用は全額本人負担となります。

一般的には非確定検査(NIPT)だけで20万円前後、陽性だった場合の確定検査(羊水検査・絨毛検査)も同様に保険適用外なので10万円から20万円程度です。

NIPTには一般的な染色体疾患のほかに性染色体や微小欠失症などの検査項目があり、すべてが保険適用外です。

カウンセリングなどその他のオプションを追加すればその分費用がかかります。

ただし、結果が陽性だった場合の羊水検査などの費用を負担してくれるクリニックもあるため、少しでも負担を減らしたい方は事前に確認しておくといいでしょう。

今回紹介したクリニックでは、無認定施設2つが確定検査(羊水検査など)の費用負担をしています。

平石クリニック全額負担
ミネルバクリニック互助会加入で一部負担(15万円上限)

②NIPTの検査精度は100%ではない

NIPT検査のイメージ

NIPTの検査は、コンバインド検査・母体血清マーカー検査といったほかの非確定検査と比べて、精度が高いといわれていますが100%ではありません。

 新型出生前診断
(NIPT)
コンバインド検査母体血清マーカー検査
検査方法採血超音波検査
血清マーカー(採血)
血清マーカー(採血)
ダウン症候群に対する感度99%※83%※80%※

日本産科婦人科学会(NIPT受検者のアンケート調査の結果について)参考。

NIPTの結果が必ず疾患の有無を意味するわけではなく、あくまで「非確定検査」です。

感度・特異度・的中率といった指標から検査精度を割り出しています。

  • 感度:疾患を持つ人が検査を受けて陽性になる確率
  • 特異度:疾患を持たない人が検査を受けて陰性になる確率
  • 陽性的中率:検査で陽性になった方のうち実際に病気である確率

陽性と判定された場合、赤ちゃんが本当に病気である確率はお母さんの年齢によっても異なり、年齢が高いほど陽性的中率も高くなります。

妊婦さんの年齢のほかにもトリソミーの種類、検査を受ける医療機関などによっても精度が異なることを理解しておきましょう。

③認定施設でNIPTを受ける場合には条件がある場合も

DNAのイメージ

認定施設はだれでもNIPT検査を受けられるわけではなく、実施には条件があります。

いずれかの条件に当てはまらない場合には、認定施設でNIPT検査を受けることはできません。

  1. 出産時の年齢が35歳以上
  2. 胎児超音波検査で、胎児に染色体数的異常の疑いがある場合
  3. 母体血清マーカー検査で、胎児に染色体数的異常の疑いがある場合
  4. 染色体数的異常を持つ子どもを妊娠した経験がある方
  5. 両親のいずれかに一定の染色体異常がある場合

施設によっては上記に加えて、遺伝カウンセリングに夫婦(もしくはパートナーと2人)で来院できる方という条件がある場合もあります。

NIPTは実施基準に法律があるわけではないため、基準を設けていない無認定施設であれば検査は可能です。

NIPT検査の流れ

チェックマークが書かれたカレンダー

検査するクリニックによって多少流れは異なるので、おおまかなNIPT検査の流れについて解説します。

  1. クリニック予約
  2. 検査前遺伝カウンセリング
  3. 採血
  4. 結果報告
  5. 検査後遺伝カウンセリング

まずは、NIPTを受けたいクリニックに電話もしくはWebで検査予約をします。

認定施設は患者からの直接予約を受け付けておらず、紹介状が必要な場合も。

来院もしくはオンラインで検査前の遺伝カウンセリングを受けます。

遺伝カウンセリングとは、臨床遺伝専門医や認定遺伝カウンセラーから検査の内容や遺伝性疾患の情報を聞いたり、悩みや不安について相談したりできる大切な機会です。

カウンセリングで問題がなければ、採血による検査を実施します。

採血は20cc程度で済むのですぐに終わります。

検査結果の報告までにかかる期間はクリニックにより異なり、1週間から2週間程度が目安です。

来院して結果を聞くほかに、メールや郵送で結果を教えてくれる場合もあります。

検査で陽性の判定がでた場合には、確定検査が必要なため今後についての説明や話し合いの場である検査後の遺伝カウンセリングを受けましょう。

カウンセリングについては対応していない無認定施設もありますが、正しい知識を身につけたうえで検査後の選択をするためにも、カウンセリングの受診をおすすめします。

NIPTに関するよくある疑問

クエスチョンマーク

検査を受ける前に疑問を解決して、不安を解消しておきたいですよね。

NIPTに関するよくある疑問をまとめたので、それぞれ確認していきましょう。

Q. 羊水検査にかかる費用はどのくらいですか?

羊水検査は保険適用外の自由診療のため、全額本人負担で10万円から20万円程度かかります。

羊水検査にかかる時間は30分〜1時間程度なので、外来または日帰り入院で行う場合が多く、入院となった場合には別途「入院費」が必要です。

Q. 3種類のトリソミー以外に、どのような検査がありますか?

無認定施設で取り扱っているNIPT検査は21・18・13番染色体トリソミーのほかには下記4つです。

  • 性染色体異常
  • 全染色体検査
  • 微小欠失検査
  • 性別判定

クリニックによって取り扱っている検査項目は異なるため、事前に受けたい検査を確認しておきましょう。

Q. NIPTと羊水検査の違いはなんですか?

NIPTは病気の可能性が高いかどうかを判断する「非確定検査」、羊水検査は「確定検査」です。

NIPTは妊娠10週以降から検査できますが、羊水検査は妊娠15週以降にならないと検査できません。

検査方法も異なり、NIPTは「血液」、羊水検査は「羊水」を母体から採取します。

NIPTの採血は、母体や赤ちゃんへのリスクはありません。

しかし、羊水を採取する場合には妊婦さんのおなかに直接針を刺すため、流産や死産のリスクがあります。

Q. NIPTを受けるのは何週がベストですか?

NIPT検査は、妊娠10週以降がよいとされています。

検査が早すぎるとお母さんの血液中にある赤ちゃんのDNA量が少なく、正確な検査ができません。

また、遅すぎると結果が陽性だった場合の確定診断も遅くなってしまうため、羊水検査が推奨されている15週までには受けることをおすすめします。

Q. 無認定施設は海外の検査機関を利用していると聞きました。結果に問題はないのでしょうか?

海外の検査機関を利用したNIPT検査は、検査体制に問題なく安全性にも配慮されています。

検体を海外に送るときには、厚生労働省の基準に適合する施設を通すことが医療法で定められているため海外の検査機関でも安心です。

まとめ

女性

岐阜でNIPT(出生前診断)が受けられるクリニックを3つご紹介しました。

  • 平石クリニック
  • ミネルバクリニック
  • 岐阜大学医学部附属病院

今回ご紹介した3施設はいずれも、クリニックを選ぶうえで重要な「フォロー体制」がしっかり整っている施設です。

NIPTは保険適用外の自由診療のため、クリニックによって費用も異なります。

認定施設・無認定施設にかかわらず、それぞれの施設のメリットやデメリットを理解したうえで、自分にあったクリニック選びをしましょう。

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