※クリニックフォアの情報提供元:クリニックフォア
「オンラインでピルを購入したいけどクリニックの選び方が分からない」、「ピルは種類がたくさんあって分かりにくい」などとピルについて悩んでいませんか?
使用するピルは月経移動や生理痛の改善など、目的に合ったものを選ぶことが大切です。また、オンラインクリニックの普及により、昨今では通院に時間が取れない方なども利用しやすい環境が整っています。
ピルについての正しい知識を身につけ、自分に合ったクリニックを選びましょう。
この記事を読むメリットは以下の通りです。
- ピルの基礎知識が身につく
- ピル処方できるオンラインクリニックの選び方が分かる
- 自分に合ったピルとオンラインクリニックについて比較できる
Contents
オンラインクリニックで処方できるピルの種類と目的|ピルとは?

ピルとは経口避妊薬と呼ばれ、卵胞ホルモンと黄体ホルモンという女性ホルモンからできている薬です。これらのホルモンの作用によって、避妊や月経移動、ニキビや生理痛の改善などに効果が期待できます。ピルには含まれる女性ホルモンの量によって種類があり、使用目的に応じて処方されます。
超低用量ピル|生理痛、ニキビ、子宮内膜症

超低用量ピルは、薬に含まれる卵胞ホルモンが0.03mgよりも少ないピルです。生理痛(腹痛)、頭痛や吐き気、お腹の張り、抑うつなどの月経困難症や、生理開始前3~10日間になるとニキビができたり、イライラしたりするといったPMS(月経前症候群)などの症状を緩和する効果が期待できます。含まれるホルモンの量が少なく、副作用は比較的軽いでしょう。
低用量ピル|避妊、生理痛、ニキビ、月経過多

低用量ピルは、薬に含まれる卵胞ホルモンが0.05mgよりも少ないピルです。服用中に妊娠する確率は0.3%といわれており、避妊目的で服用されることも多いでしょう。また、超低用量ピルと同様、月経困難症やPMSのほか、一回の生理期間の出血量が150ml以上と経血の量が多い過多月経の改善にも用いられます。
中用量ピル|生理をずらす、避妊

中用量ピルは、薬に含まれる卵胞ホルモンが0.05mg以上のピルです。ホルモンの量が多く、生理をずらす(月経移動)などの効果が期待できます。ただし、副作用は重くなる傾向もあるので、注意が必要です。
アフターピル|緊急避妊

アフターピルは、性交後72時間に服用することで、妊娠を阻止するピルです。排卵を抑制して子宮内膜の増殖を防ぐことで、妊娠を防ぎます。
ピル処方をオンラインクリニックでするメリット|病院とどっちがいい?

ピル処方をオンラインクリニックですると以下のメリットがあります。
- 予約・診察・ピル処方が自宅で完結するので、忙しい人でも利用しやすい
- プライバシーが守られる
- 飲み忘れを防止できる
オンラインクリニックを利用すれば、予約・診察・ピル処方まですべてオンライン上で完結します。そのため、忙しくてクリニックに行けない方でも利用しやすいでしょう。また、ピルは郵送で受け取ります。中には、自宅外への郵送や中身が分からないように品名や依頼主の欄への配慮をしてくれるクリニックもあるので、家族や知り合いに知られる心配もありません。
また、低用量ピルは長期間飲み続けなければなりません。オンラインクリニックでは、飲み忘れないよう定期配送に対応しているなどの工夫がされているので安心です。
オンラインクリニックの失敗しない選び方

ピルをオンライン処方できるクリニックは多く、どのクリニックがよいかを選ぶのは大変。そんな時は以下の基準を参考に、自分に合うオンラインクリニックを見つけましょう。
受付時間|休日や深夜まで対応しているか

オンラインクリニックは、夜22時まで診察を行なっているところや、土日も診察をしている所があります。忙しい方は、夜遅くまで対応しているオンラインクリニックを選べば、継続して利用しやすいでしょう。
在籍医師の信頼性|産婦人科医、男女など確認できるか

オンラインクリニックでは、ビデオ通話やチャットで医師の診察を受けられます。
医師は必ずしも産婦人科医であるとは限らず、内科医が診察するクリニックもあります。また、男性医師である場合も女性医師である場合もあるでしょう。「産婦人科医に診察してほしい」「女医がいい」など、診察してもらう医師の希望があるなら、あらかじめ診察に対応してくれる医師を調べておくことをおすすめします。
クリニックによっては、オンライン診察に対応している医師全員の情報を写真付きで開示しているところもあります。
診察料・ピル代・送料|相場と比べて高すぎないか

費用はクリニックによって異なります。診察料が無料、ピル代は初月無料といったところもあるでしょう。また、定期配送で割引を受けられるクリニックもあります。複数のオンラインクリニックを比較して、それぞれの料金の違いを把握しましょう。
診察方法・支払い・受け取り方|プライバシーが守られるか

オンライン診察では、ビデオ通話で顔を合わせて診察する方法が一般的です。しかし、事前に本人確認書類を送っておけば音声のみでの診察が可能なクリニックもあります。
支払いは、クレジットカードや後払いなど複数の支払い方法に対応しているクリニックも多いので、利用しやすい方法を選びましょう。
また、ピルの受け取りの際に、プライバシーに配慮してもらえるかもチェックしておくと安心です。郵送の際に、品名を「雑貨」、差出人名をクリニック名ではなく医師の名前にしたり、郵送先を自宅外にできたりすれば、安心して利用できるでしょう。
ピルオンラインクリニック5選

クリニックフォア

引用元:クリニックフォア
クリニックフォアは、100万件以上のオンライン診療実績があるクリニックです。
受付時間 | 平日9時~20時45分、土日祝9時~18時45分 |
低用量ピルの価格 | 2,783円(税込、別途送料550円(税込)が必要) |
診察料 | 1,650円(税込) |
オンライン診察方法 | 電話、ビデオ通話 |
平日は20時45分、土日祝も診察があり、事前の問診は24時間オンラインで可能です。予約から決済まですべてオンラインで行えます。支払方法はクレジットカードやGMO後払い(コンビニ、銀行、郵便局、LINE Pay)から選択できます。ピルは、最短当日発送で翌日には到着が可能です。
メデリピル

引用元:メデリピル
メデリピルは初月ピル代無料、診察料はずっと無料です。また、アプリをダウンロードする必要がなく、LINEですべてのサービスを利用できます。
受付時間 | 10時~21時 |
低用量ピルの価格 | 2,970円(税込、別途送料550円(税込)必要) |
診察料 | 0円 |
オンライン診察方法 | ビデオ通話(音声のみも可) |
診察を担当する医師は現役の産婦人科医のみで、診察は基本的にLINEを利用したビデオ通話で行います。ピルは最短当日発送、翌日到着。支払いには、クレジットカードやPaidy(コンビニ払い、銀行振込、口座振替で後払いできるシステム)を利用できます。
DMMオンラインクリニック

引用元:DMMオンラインクリニック
DMMオンラインクリニックは、診察料が無料でピルを処方してもらえます。また、ピルの受け取り先をコンビニやヤマト営業所または宅配ボックス「PUDO」など、自宅外にも指定できます。
※来院が必要になる場合がございます
受付時間 | 平日・休日 9時~21時 |
低用量ピルの価格 | 3,179円~(税込み・1ヶ月分の場合 別途送料550円(税込み)必要) |
診察料 | 0円 |
オンライン診察方法 | ビデオ通話 |
支払いにはクレジットカードのほか、DMMポイントを利用できます。ピルは通常、診察完了から1~2日で届きます。
エニピル

引用元:エニピル
エニピルを利用すれば、予約不要で医師の診察を受けられます。問診票に回答すれば、30分以内に医師から電話がかかってきて診察を受けられます。また、診察時間は予約も可能です。
受付時間 | 10時~24時 |
低用量ピルの価格 | 2,563円(税込、別途送料385円(税込)が必要) |
診察料 | 2,200円(新規処方時のみ) |
オンライン診察方法 | 電話 |
診察は365日対応しています。ピルは、最短翌日に到着し、クレジットカードやNP後払い(コンビニ後払い)を利用できます。
スマルナ

引用元:スマルナ
スマルナでは、医師の診察は基本的にチャットで行ってもらえます。また、診察してもらう医師は、写真やプロフィールを確認のうえ選択できます。
受付時間 | 10:00~18:00 |
低用量ピルの価格 | 2,380円(税込、送料無料) |
診察料 | 1,500円(税込) |
オンライン診察方法 | ビデオ通話、チャット |
支払方法はクレジットカードやNP後払い(コンビニ後払い)を選択できます。ピルは、最短で翌日に届きます。
ピルを内服するときの注意点

ピルは安全に内服すれば、生理に伴う諸症状を緩和してくれる強い味方です。しかし、副作用もあり、体質や生活習慣によっては内服に注意が必要な方もいます。
副作用|吐き気・頭痛・眠気など

ピルを服用することで、以下の副作用が起こりやすいと報告されています。
- 吐き気、頭痛
- 不正出血
- 眠気
- 胸の張り
これらの症状は、飲みはじめに多く見られますが、2~3ヶ月すると落ち着いてくることも多いでしょう。
副作用|血栓症

ピルを内服していると、服用していない人と比べて、血栓症になるリスクがわずかながら高まるといわれています。血栓症とは血液中に血の塊(血栓)ができ、血管がつまることです。血管が詰まる場所によって、脳梗塞や心筋梗塞、肺塞栓などを引き起こします。症状が見られる場合は、内服開始後3ヶ月〜6ヶ月の間に起こりやすいでしょう。
以下に該当する人は血栓症のリスクが高くなるため、ピルの処方が可能かどうか必ず医師に相談しましょう。
- タバコを吸う人
- 40歳以上の人
- 肥満の人
- 高血圧の人
- 糖尿病、高血圧などの生活習慣病にかかっている人
- 自分あるいは家族が過去に血栓症に関する病気にかかったことがある人
- 過去に乳がんや子宮体がんにかかったことがある人
また、内服中に以下の症状が出た場合は血栓症が疑われます。速やかに内服を中断し、医師の診察を受けるようにして下さい。
- 激しい腹痛、胸痛、頭痛
- 視野が狭くなる
- 舌がもつれる
- ふくらはぎの痛み・むくみ(ふくらはぎを握ると痛い、赤くなっている)
安全に正しくピルを処方するためにも、定期的に医師の診察を受けましょう。
よくある質問

- ピルのオンライン処方は危険ですか?
- 日本国内の医師が診察し、処方してもらえるオンラインクリニックなら安心です。実際に病院に行って診察してもらいピルを購入するのと変わりません。時間や場所に捉われずオンラインで受けられるメリットは大きいでしょう。
- ピルは保険適用で購入できるのでしょうか?
- 月経困難症や子宮内膜症などの治療目的で、医師が処方するピルは保険適用となります。しかし、それ以外の目的で処方されるピルは保険適用外で、自費での支払いになります。オンラインクリニックによっては保険診療は行なっていない場合もあるので、保険適用を希望する場合は事前に確認するようにしましょう。
- 診察なし(市販)でピルは購入できますか?
- 診察なしでは原則購入できません。日本国内では、必ず医師の診察による処方が必要です。診察を受けるのが面倒だからとネットで海外製のピルを個人輸入している方もいますが、大変危険です。海外製のピルは薬機法に基づく製造承認を得ておらず、安全性や有効性がされていません。思わぬ副作用を招く危険性があります。
- ピルを内服すると将来妊娠しにくくなりますか?
- ピルを服用していたことで、将来妊娠しにくくなることはありません。服用を辞めれば自然な月経周期となり排卵が起こるようになるため、将来の妊娠に影響することはありません。
- 高校生でも購入できますか?
- オンラインクリニックの中には、高校生でも購入できる所もあります。しかし、15歳以上18歳未満の方は保護者同伴での診察となっていることが多いでしょう。ピルの服用には正しい知識が必要なため、高校生の方は保護者の方と一緒に受診し、不明点や不安について確認するようにしましょう。
オンラインクリニックのピル処方を上手に活用しよう

ピルは、女性の健康を守るためのものです。上手に活用することで、生理に伴うトラブルが少なくなり、生活の質が上がるでしょう。オンラインクリニックなら予約からピル購入まで自宅に居ながらすべて完結します。気になるオンラインクリニックがあれば、ぜひ利用を検討してみて下さいね。