はげると白髪の関係性｜加齢による毛髪の変化

「最近、抜け毛だけでなく白髪も増えてきた…」「ハゲと白髪、両方同時に気になり始めた」と感じていませんか。

薄毛と白髪が一緒に進行すると、どちらも加齢のせいだと諦めてしまいがちです。しかし、髪が「抜ける（薄くなる）」ことと「白くなる」ことは、根本的な仕組みが異なります。

この記事では、ハゲ（薄毛）と白髪が発生する根本的な違いと、両者の関係性について詳しく解説します。なぜ同時に起こるのか、対策に違いはあるのかという疑問を解消し、適切なヘアケアの知識を得られます。

それぞれの正しい知識を持つことが、今後の毛髪の悩みに向き合う第一歩です。

ハゲ（薄毛）と白髪は別物？発生の根本的な違い

ハゲ（薄毛）と白髪は髪に起こるトラブルという点では同じですが、発生する原因は全く異なります。

薄毛は毛髪の成長サイクル（ヘアサイクル）が乱れることで起こり、白髪は髪の色素が失われることで起こります。同じ頭皮で起こる現象ですが、担当する細胞や仕組みが別々なのです。

毛髪の成長サイクル（ヘアサイクル）とは

私たちの髪の毛は一定の期間成長した後に自然に抜け落ち、また新しい髪が生えてくるというサイクルを繰り返しています。これを「ヘアサイクル」と呼びます。

このサイクルは大きく分けて、「成長期」「退行期」「休止期」の3つの期間で構成されています。

成長期・退行期・休止期

成長期は髪が活発に成長する期間で、通常2年から6年ほど続きます。髪全体の約85%から90%がこの状態にあります。

次に毛根の活動が衰え始める退行期が約2週間あり、その後、毛根が活動を完全に停止する休止期が約3か月から4か月続きます。

休止期が終わると髪は抜け落ち（自然脱毛）、同じ毛穴からまた新しい髪が成長期に入ります。

ヘアサイクルが乱れると薄毛に

薄毛、特にAGA（男性型脱毛症）の場合、このヘアサイクルが大きく乱れます。

男性ホルモンの影響などにより、本来なら数年続くはずの成長期が、数か月から1年程度に短縮してしまいます。

髪が太く長く成長する前に退行期・休止期へと移行してしまうため、細く短い毛（軟毛）が増え、全体として頭皮が透けて見える「薄毛」の状態になります。

白髪が発生する仕組み

一方、白髪はヘアサイクルとは別の仕組みで発生します。髪の毛はもともと白い状態で毛穴の奥で作られます。

それが成長する過程で、毛根部にある「メラノサイト（色素細胞）」から「メラニン色素」が供給されることで、私たちになじみのある黒や褐色の髪色がつきます。

メラノサイト（色素細胞）の役割

メラノサイトはメラニン色素を作り出す工場のような役割を担っています。ヘアサイクルの成長期に合わせて活発に活動し、新しく生えてくる髪に色素を注入します。

このメラノサイトの働きが正常であれば、髪は黒く色づきます。

メラニン色素が作られないと白髪になる

しかし、何らかの原因でこのメラノサイトの働きが低下したり、色素細胞そのものが枯渇したりすると、メラニン色素の生産が止まってしまいます。

色素が供給されないまま髪が成長すると色がつかない状態、つまり「白髪」として生えてくるのです。

AGA（男性型脱毛症）と白髪の直接的な関係

このように、AGA（薄毛）は「ヘアサイクルの短縮」によって起こり、白髪は色素細胞の機能低下によって起こります。

AGAは主に男性ホルモン（DHT）が毛乳頭細胞に作用することが引き金となり、白髪は色素幹細胞の枯渇やメラノサイトの活動停止が原因です。

この二つの現象に、直接的な因果関係は見つかっていません。

「ハゲる人は白髪にならない」は本当か？

「ハゲる人は白髪にならない」あるいは「白髪の人はハゲない」という俗説を聞いたことがあるかもしれませんが、医学的な根拠はありません。

前述の通り、薄毛と白髪は異なる原因で発生するため、両方が同時に進行することは十分にあり得ます。

なぜこのような俗説が広まったのか

この俗説が広まった背景には、いくつかの推測が考えられます。

一つは見た目の印象です。例えば、若くして薄毛が進行する人は黒々とした髪のまま薄くなっていく印象が強く残ります。

一方で、年齢を重ねても髪がフサフサな人は、その分白髪が目立ちやすくなります。それぞれの目立つ悩みが記憶に残り、「薄毛＝黒髪」「白髪＝フサフサ」というイメージが固定化された可能性があります。

実際には薄毛と白髪は併発する

実際には薄毛に悩みながら白髪も増えてきたという方や、白髪染めをしながら薄毛対策もしているという方は非常に多く存在します。

特に加齢という共通の要因が影響してくるため、年齢と共に両方の悩みを持つことは珍しくありません。

白髪でもAGAは発症する

AGAの発症は男性ホルモン感受性の遺伝的素因が大きく関わります。白髪の発生は色素細胞に関する遺伝的素因が関わります。

これらは別系統の仕組みであるため、白髪が多い人でもAGAを発症する可能性はありますし、AGAが進行している人が白髪になることも当然あります。

白髪だからハゲないと安心することはできないのです。

ハゲと白髪に共通する要因「加齢」の影響

薄毛と白髪に直接的な因果関係はありませんが、加齢という共通の要因によって同時に進行しやすくなります。

年齢を重ねることで髪を作り出す毛母細胞と、髪を黒くする色素細胞の両方の機能が、時間と共にどうしても低下しやすくなるからです。

毛母細胞の機能低下

髪の毛は毛根の最深部にある「毛母細胞」が分裂することで作られます。加齢に伴い、体全体の細胞分裂能力が徐々に低下していくのと同様に、毛母細胞の分裂速度も鈍くなります。

これにより、ヘアサイクルの成長期が短くなり、新しく生えてくる髪が細くなったり、十分に成長しきる前に抜け落ちたりしやすくなります。

これが加齢による薄毛（老人性脱毛症）の一因です。

メラノサイト（色素細胞）の機能低下

同様に、髪を黒くするメラノサイトも加齢の影響を受けます。毛根にはメラノサイトを生み出す色素幹細胞が存在しますが、年齢と共にこの幹細胞が枯渇していくことが分かっています。

新しいメラノサイトが供給されなくなったり、既存のメラノサイトがメラニン色素を生成する能力自体が衰えたりすることで髪に色がつかなくなり、白髪が増えていきます。

年齢による毛髪の変化

加齢は、髪の成長と着色という二つの異なる機能に、同時にブレーキをかける要因となり得ます。

そのため中年期以降になると、薄毛と白髪の両方が目立ち始める人が増えるのです。

加齢による毛髪の主な変化

項目	毛母細胞（髪の製造）	メラノサイト（髪の色素）
影響	機能低下（細胞分裂の鈍化）	機能低下（色素生成の減少・幹細胞枯渇）
結果	薄毛・細毛（ヘアサイクルの短縮）	白髪（メラニン不足）

加齢以外の共通リスク要因

加齢以外にも、薄毛と白髪の両方に悪影響を与える生活習慣や環境要因が存在します。

これらは髪の健康を支える頭皮環境や体全体の健康状態を悪化させるため、結果として髪の成長と色素形成の両方にダメージを与える可能性があります。

ストレスの影響

過度なストレスは自律神経のバランスを崩し、血管を収縮させます。これにより頭皮の血行が悪化し、髪の成長や色素形成に必要な栄養素が毛根まで届きにくくなります。

また、ストレスはホルモンバランスの乱れを引き起こし、皮脂の過剰分泌などを招いて頭皮環境を悪化させることもあります。

血行不良による栄養不足

毛母細胞もメラノサイトも血液から栄養を受け取って活動しています。

血行不良は、いわば兵糧攻めのような状態であり、両方の細胞の働きを鈍らせる大きな原因となります。

栄養バランスの偏り

髪の毛は、そのほとんどがケラチンというタンパク質でできています。無理なダイエットや偏った食事でタンパク質が不足すると、健康な髪は作られません。

また、タンパク質を髪に変える過程やメラニン色素を生成する過程では、亜鉛や銅などのミネラル、各種ビタミン（特にビタミンB群やチロシンなど）が必要です。

髪の健康に必要な栄養素例

栄養素	主な役割	多く含まれる食品例
タンパク質	髪の主成分（ケラチン）の材料	肉、魚、卵、大豆製品
亜鉛	ケラチンの合成を助ける	牡蠣、レバー、赤身肉
ビタミンB群	頭皮環境の維持、代謝を助ける	豚肉、レバー、うなぎ、納豆

睡眠不足

髪の成長や細胞の修復は、主に睡眠中に行われます。特に入眠後数時間で深く分泌される成長ホルモンは毛母細胞の分裂を促し、日中に受けたダメージを修復するために重要です。

睡眠不足が続くと、この成長ホルモンの分泌が妨げられて髪の健やかな成長が阻害されます。

喫煙と飲酒

喫煙はニコチンの作用で末梢血管を強く収縮させ、頭皮の血行を著しく悪化させます。また、体内のビタミンCを大量に消費するため、抗酸化力が低下し、細胞の老化を早める可能性もあります。

過度なアルコール摂取はアルコールを分解する過程で髪に必要な栄養素（特にビタミンB群や亜鉛）を消費してしまうため、栄養不足を招きやすくなります。

薄毛（AGA）と白髪それぞれの対策アプローチ

薄毛（特にAGA）と白髪は発生原因が異なるため、基本的な対策アプローチも異なります。

AGAは進行性のため専門的な治療が中心となり、白髪は色素細胞の機能低下に対するケアや、すでにある白髪をどうカバーするかが中心となります。

薄毛（AGA）へのアプローチ

AGAは男性ホルモン（DHT）がヘアサイクルを短縮させることが原因であり、進行性の特徴を持ちます。そのため、セルフケアだけでの改善は難しく、専門的なアプローチが主体となります。

専門クリニックでの相談

薄毛がAGAによるものかどうかを自己判断するのは困難です。抜け毛が気になる、髪が細くなったと感じる場合は、まず専門のクリニックで診断を受けることが重要です。

AGA治療薬（内服薬・外用薬）

AGA治療では、ヘアサイクルを乱す原因物質（DHT）の生成を抑える内服薬や、毛母細胞に働きかけて発毛を促す外用薬（ミノキシジルなど）が用いられます。

これらはヘアサイクルの「成長期」を正常な長さに戻すことを目指します。

白髪へのアプローチ

白髪は色素細胞（メラノサイト）の機能低下や消失が原因です。

残念ながら、現在の医学では一度消失した色素細胞を復活させ、白髪を根本的に黒髪に戻す確実な治療法は確立されていません。

白髪染め（ヘアカラー）

最も一般的で即効性のある対策は、白髪染め（ヘアカラーやヘアマニキュア）で髪を物理的に染めることです。見た目の印象を大きく改善できます。

メラノサイトの活性化を目指すヘアケア

一部のヘアケア製品には色素細胞の働きをサポートするとされる成分（チロシン、ヘマチンなど）が含まれています。

しかし、これらは主に白髪の予防や、これ以上増やさないことを目的としたものが多く、黒髪に戻す効果は限定的です。

薄毛（AGA）と白髪の対策比較

項目	薄毛（AGA）	白髪
主な原因	男性ホルモン（DHT）・遺伝	色素細胞の機能低下・遺伝・加齢
対策の焦点	ヘアサイクルの正常化、発毛促進	色素の補充（染色）、頭皮環境ケア
専門的対策	内服薬、外用薬（ミノキシジル等）	白髪染め、（根本治療は確立前）

白髪染めはハゲる原因になる？

白髪が気になり白髪染めを使用する方も多いですが、「白髪染めをするとハゲる」と心配する声もあります。

結論から言うと、通常の用法・用量を守っていれば白髪染めが直接的なAGAの原因になることはありません。

しかし、使い方を誤ると頭皮トラブルを招き、間接的に抜け毛に影響する可能性はゼロではありません。

白髪染めの成分と頭皮への影響

一般的に、ヘアカラーと呼ばれる永久染毛剤には、髪のキューティクルを開くためのアルカリ剤や、髪内部で色素を発色させるための酸化染料（ジアミン系薬剤など）が含まれています。

これらの成分は人によっては刺激が強く、頭皮にダメージを与えることがあります。

アレルギー反応（かぶれ）

特に注意が必要なのが、ジアミン系薬剤によるアレルギー性接触皮膚炎（かぶれ）です。使用中や使用後に頭皮にかゆみ、赤み、腫れ、フケなどが発生することがあります。

頭皮が炎症を起こすと毛根にも悪影響が及び、健康な髪の成長が妨げられ、結果として抜け毛が増える（脱毛症）ことがあります。

適切な白髪染めの使用方法

頭皮トラブルを防ぎ、薄毛のリスクを避けるためには、白髪染めを正しく使用することが大切です。

使用前のパッチテスト

毎回使用する48時間前には必ずパッチテスト（皮膚アレルギー試験）を行い、アレルギー反応が出ないことを確認しましょう。

頭皮を強く擦らない

薬剤を塗布する際や洗い流す際に、頭皮を爪で引っかいたり、強く擦ったりしないよう注意します。

薬剤が毛穴に詰まったり、頭皮を傷つけたりするのを防ぎます。

白髪染めの種類と特徴

種類	特徴	頭皮への刺激（目安）
永久染毛剤（ヘアカラー）	髪内部までしっかり染める。色持ちが良い。	比較的強い（アレルギー注意）
半永久染毛料（ヘアマニキュア）	髪の表面をコーティングする。	比較的弱い（頭皮につきにくい）
一時着色料（カラースプレー等）	髪の表面に一時的に付着させる。	弱い（シャンプーで落ちる）

頭皮トラブルを感じたら

もし白髪染めの使用中に刺激を感じたり、使用後にフケやかゆみが出たりした場合は、すぐに使用を中止してください。

症状が続くようであれば、皮膚科専門医に相談することが重要です。

ハゲと白髪の共通ケア生活習慣の見直し

薄毛と白髪は原因が異なりますが、どちらも健康な頭皮環境と体全体の健康状態が基盤となります。

髪の土台を整える生活習慣はAGAの進行を緩やかにしたり、白髪の発生を遅らせたりするために、両方の悩みに共通する予防・対策の第一歩です。

バランスの取れた食事

髪は食べたものから作られています。特定の食品だけを食べるのではなく、主食・主菜・副菜をそろえ、バランス良く栄養を摂取することを心がけましょう。

特に髪の主成分であるタンパク質、代謝を助けるビタミンB群、ミネラル（特に亜鉛）は重要です。

脂っこい食事や糖質の多い食事は皮脂の過剰分泌を招き、頭皮環境を悪化させる可能性があるため、摂りすぎに注意しましょう。

質の良い睡眠の確保

髪の成長と細胞の修復を促す成長ホルモンは、主に睡眠中に分泌されます。特に午後10時から午前2時の間がゴールデンタイムと言われることもありますが、時間帯よりも「睡眠の質」が重要です。

毎日6時間から7時間程度のまとまった睡眠時間を確保し、深く眠れるように、就寝前のスマートフォン操作を控えるなどの工夫をしましょう。

ストレス管理

現代社会でストレスをゼロにすることは困難です。ストレスは自律神経を乱し、頭皮の血行不良を招きます。

自分がリラックスできる時間を見つけ、意識的にストレスを発散させることが大切です。

自宅でできる簡単なリフレッシュ法

• 首周りや肩甲骨のストレッチ
• ゆっくりとした深呼吸
• ぬるめのお湯にゆっくり浸かる

適切な頭皮ケア

健康な髪は健康な頭皮から生えてきます。頭皮環境を清潔に保ち、血行を良くすることが、薄毛と白髪の両方にとって良い影響を与えます。

正しいシャンプーの方法

シャンプーは髪の汚れではなく、頭皮の余分な皮脂や汚れを落とすことを意識します。

シャンプー前にお湯でしっかり予洗いし、シャンプー剤は手のひらで泡立ててから頭皮につけます。洗う際は爪を立てず、指の腹を使って頭皮を優しくマッサージするように動かします。

最も重要なのは、すすぎです。シャンプー剤が残っているとかゆみやフケの原因になるため、洗い流す時間のほうを長く取る意識で、十分すぎるほどすすぎましょう。

頭皮タイプ別シャンプー選びの目安

頭皮タイプ	特徴	シャンプー選びのポイント例
乾燥肌	カサつき、フケ（乾性）が出やすい	アミノ酸系（保湿・低刺激）
脂性肌	ベタつき、フケ（脂性）が出やすい	高級アルコール系（洗浄力やや高め）
敏感肌	赤み、かゆみが出やすい	医薬部外品、無添加・低刺激処方

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ハゲと白髪の関係性に関するよくある質問

ハゲと白髪の関係性や、加齢による毛髪の変化について、多くの方が抱く疑問にお答えします。

白髪を抜くと増えるというのは本当ですか？

白髪を抜いても、それが原因で白髪が増えることはありません。毛穴から生えてくる髪は1本ずつ独立しており、1本抜いても他の毛穴の色素細胞には影響しないためです。

ただし、無理に抜き続けると毛穴や毛根組織を傷つけ、頭皮にダメージを与えてしまう可能性があります。

炎症を起こしたり、最悪の場合では新しい髪が生えてこなくなったりするリスクもあるため、抜かずに根元で切るか、染めることをお勧めします。

食事を変えれば白髪は黒髪に戻りますか？

一度白髪になった髪が食事改善だけで完全に黒髪に戻ることは難しいのが現状です。白髪は色素細胞（メラノサイト）の機能低下や消失によって起こります。

食生活の乱れがその一因である場合、栄養バランスを整えることで頭皮環境が改善し、これから生えてくる髪が健康になる可能性はあります。

しかし、失われた色素細胞の機能が食事だけで完全に復活するとは考えにくいため、過度な期待は禁物です。

AGA治療薬で白髪も改善しますか？

AGA治療薬の主な目的は抜け毛を減らし、発毛を促進することです。AGA治療薬が白髪を黒くするという直接的な効果は、現在のところ医学的に認められていません。

AGA治療薬（特に外用薬のミノキシジル）の使用により頭皮の血流が改善し、毛根の細胞が活性化することで、まれに髪に色が戻ったと感じるケースも報告されてはいます。

しかしそれは副次的な影響と考えられます。白髪改善を主目的としてAGA治療薬を使用することは推奨されません。

白髪とハゲ、どちらが遺伝しやすいですか？

薄毛（AGA）と白髪は、どちらも遺伝的要因が強く関与すると考えられています。どちらがより遺伝しやすいかを一概に比較することは困難です。

AGAは男性ホルモンの感受性に関する遺伝（特に母方からの影響が指摘されることもあります）が影響し、白髪は色素細胞の寿命や活動性に関する遺伝が影響するとされています。

家系内に薄毛の方が多いか、若白髪の方が多いかによって、ご自身がどちらの傾向を受け継いでいるかをある程度推測することはできるかもしれません。