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髪のキューティクルとは?ツヤ髪を守る役割と傷ませない正しいヘアケア方法

髪のキューティクルとは?ツヤ髪を守る役割と傷ませない正しいヘアケア方法

「天使の輪」とも呼ばれる髪のツヤ。その輝きを左右するのが「キューティクル」です。

この記事では、髪の最も外側にあるキューティクルの構造と、髪を守る大切な役割について詳しく解説します。また、キューティクルが傷つく原因や、日々のヘアケアでキューティクルを守る方法を紹介します。

目次

キューティクルとは何か?髪の構造の基本

髪の毛は、見た目以上に複雑な構造をしています。その健康と美しさを理解するためには、まず基本的な構造を知ることが大切です。

なかでも「キューティクル」は、髪の保護と見た目に大きく関わっています。

髪の三層構造|メデュラ・コルテックス・キューティクル

髪の毛は、中心から外側に向かって主に三つの層で構成されています。

中心部にあるのが「メデュラ(毛髄質)」、その周りを囲むのが「コルテックス(毛皮質)」、そして最も外側で髪全体を覆っているのが「キューティクル(毛小皮)」です。

髪の構成要素

位置主な役割
メデュラ中心部髪の芯(太い髪に多く、細い髪には少ない)
コルテックス中間部髪の強度、弾力、メラニン色素(髪色)を含む
キューティクル最外層内部保護、ツヤ、手触り

キューティクルの形状|うろこ状の保護層

キューティクルは、硬いタンパク質(ケラチン)でできた無色透明の細胞が根元から毛先に向かってうろこ状に4枚から10枚程度重なり合って形成されています。

このうろこ状の構造が、髪の内部を外部の刺激から守るバリアとして機能します。

健康な状態では、キューティクルは整然と並び、髪にツヤを与えます。

キューティクルの主成分|ケラチンタンパク質

キューティクルの主成分は、爪や皮膚の角質層と同じ「ケラチン」という硬いタンパク質です。

ケラチンは多くのアミノ酸が結合してできており、特にシスチンというアミノ酸を多く含むため、丈夫で弾力性があります。

このケラチンの性質が、キューティクルの保護機能を支えています。

キューティクルの重要な役割|髪の保護とツヤ

キューティクルは単なる髪の表面ではありません。髪の健康と美しさを維持するために、いくつかの重要な役割を担っています。

内部組織(コルテックス)の保護

キューティクルの最も重要な役割は、髪の内部にあるコルテックスを保護することです。

コルテックスには髪の水分やタンパク質、メラニン色素などが含まれており、これらが失われると髪はダメージを受けやすくなります。

キューティクルがバリアとなることで、これらの大切な成分を守ります。

水分の保持と調整

キューティクルは、髪内部の水分量を適切に保つ役割も担っています。

キューティクルが整っていると内部の水分が蒸発しすぎるのを防ぎ、同時に外部からの過剰な水分の侵入も防ぎます。

これによって髪の潤いが保たれ、パサつきや広がりを抑えます。

髪のツヤと手触りの決定要因

髪のツヤや滑らかな手触りは、キューティクルの状態に大きく左右されます。

キューティクルのうろこが均一に整然と閉じていると、光がきれいに反射して「天使の輪」と呼ばれるツヤが生まれます。

逆に、キューティクルが開いたり剥がれたりしていると光が乱反射してツヤがなくなり、手触りもザラザラになります。

キューティクルの状態と髪の見た目

キューティクルの状態光の反射髪の見た目・手触り
整っている(閉じている)正反射ツヤがある、滑らか
乱れている(開いている・剥がれている)乱反射ツヤがない、パサつく、ザラザラ

外部刺激からのバリア機能

紫外線やドライヤーの熱、ブラッシングの摩擦や化学薬品など、髪は日々さまざまな外部刺激にさらされています。

キューティクルは、これらの刺激が髪の内部に直接影響を与えるのを防ぐ、物理的・化学的なバリアとして機能します。

キューティクルが傷つく原因

健康なキューティクルも、日々の生活習慣やヘアケアの方法によっては簡単に傷ついてしまいます。

キューティクルが損傷する、髪の保護機能が低下し、さまざまな髪の悩みにつながります。

物理的なダメージ|摩擦と熱

日常生活における物理的な要因もキューティクルを傷つけます。

  • 濡れた髪への強いブラッシング
  • タオルでのゴシゴシ拭き
  • ドライヤーの高温・長時間使用
  • ヘアアイロンやコテの高温使用

特に髪が濡れている状態ではキューティクルが水分を含んで柔らかくなり、開いているため、少しの摩擦でも剥がれやすいです。

化学的なダメージ|カラー・パーマ・縮毛矯正

ヘアカラーやパーマ、縮毛矯正などの化学処理は、薬剤を使ってキューティクルを開き、髪の内部構造に作用させます。

この過程でキューティクルが損傷したり、処理後も開きやすくなったりする場合があります。

頻繁な施術や、髪の状態を考慮しない施術はダメージを蓄積させる原因です。

化学処理とキューティクルへの影響

化学処理主な作用キューティクルへの影響
ヘアカラーアルカリ剤でキューティクルを開き、染料を浸透させる開き、損傷、剥がれのリスク
パーマ薬剤で髪内部の結合を変化させる開き、損傷のリスク
縮毛矯正薬剤と熱で髪内部の結合を変化させる開き、熱による損傷のリスク

紫外線によるダメージ

紫外線は肌にとって大敵ですが、肌と同様に、髪も紫外線の影響を受けます。

紫外線はキューティクル表面のタンパク質を構成するアミノ酸を分解し、キューティクルの強度を低下させたり、剥がれやすくしたりします。

肌のUVケアを日常的に行う方も多いですが、髪の紫外線対策は見落としがちです。夏場や屋外での活動が多い場合は注意が必要です。

間違ったヘアケア習慣

洗浄力の強すぎるシャンプーの使用、髪が濡れたままの就寝、熱いお湯でのすすぎなどもキューティクルを傷める原因となります。

日々の小さな習慣が、積み重なって大きなダメージにつながる場合があります。

キューティクルを守る正しいシャンプー方法

毎日のシャンプーは、汚れを落とすだけでなく、キューティクルケアの基本でもあります。

正しい方法で行うことで、ダメージを最小限に抑えられます。

シャンプー前のブラッシング

シャンプー前に、乾いた状態で髪のもつれを優しくときほぐしておきましょう。

これによりシャンプー中の髪の絡まりを防ぎ、摩擦によるキューティクルへの負担を減らします。

いちどに髪全体にブラシを通すのではなく、毛先から徐々に根元に向かってとかすのがポイントです。

ぬるま湯での予洗い

シャンプー剤をつける前に38度程度のぬるま湯で髪と頭皮を十分に濡らし、予洗いをします。これだけで髪表面の汚れの多くが落ち、シャンプーの泡立ちも良くなります。

熱すぎるお湯はキューティクルを開かせ、必要な皮脂まで奪ってしまうため避けましょう。

シャワーの温度目安

温度髪・頭皮への影響推奨
熱いお湯(40℃以上)キューティクルが開きやすい、乾燥しやすい避ける
ぬるま湯(37~39℃)汚れを落としやすく、刺激が少ない推奨
冷たい水汚れが落ちにくい、血行が悪くなる可能性避ける(最後の引き締めはOK)

シャンプー剤の泡立てと洗い方

シャンプー剤は直接髪につけず、手のひらでよく泡立ててから髪全体になじませます。

洗う際は爪を立てずに指の腹を使って、頭皮をマッサージするように優しく洗いましょう。

髪の毛自体をゴシゴシこすり合わせるのは、キューティクルを傷める原因になるため避けます。

すすぎはていねいに

シャンプー剤が残っていると、頭皮トラブルや髪のダメージの原因になります。すすぎ残しがないように、ぬるま湯で時間をかけて丁寧に洗い流しましょう。

特に、髪の生え際や耳の後ろなどはすすぎ残しやすい部分なので、意識してすすぎます。

キューティクルケアのためのトリートメントとコンディショナー

シャンプー後のケアは、キューティクルを整えて保護するために重要です。トリートメントやコンディショナーを効果的に使いましょう。

コンディショナー(リンス)の役割

コンディショナーやリンスは、主に髪の表面をコーティングし、キューティクルを整える役割があります。

シャンプーによってアルカリ性に傾いた髪を弱酸性に戻し、キューティクルを引き締めることで指通りを良くし、外部刺激から髪を守ります。

トリートメントの役割

トリートメントは、コンディショナーの表面的なケアに加え、髪の内部に栄養成分を浸透させてダメージを補修する役割があります。

特にダメージが気になる場合は、内部補修効果のあるトリートメントの使用が効果的です。

コンディショナーとトリートメントの違い

種類主な目的作用する場所
コンディショナー(リンス)髪表面の保護、指通り向上髪の表面(キューティクル)
トリートメントダメージ補修、栄養補給髪の内部(コルテックス)と表面

正しい使い方と放置時間

シャンプー後、軽く水気を切ってから、毛先を中心にダメージが気になる部分になじませます。頭皮にはつけないように注意しましょう。

製品に記載されている推奨時間を守って放置し、その後ぬるつきがなくなるまで丁寧にすすぎます。

時間を置きすぎても効果が高まるわけではなく、すすぎ残しの原因になる場合もあります。

洗い流さないトリートメントの活用

タオルドライ後、ドライヤーを使う前に洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)を使用するのも効果的です。

オイルタイプやミルクタイプ、ミストタイプなどさまざまな種類があるので、ご自身に合ったものを選びましょう。

ドライヤーの熱から髪を守り、乾燥を防ぎ、日中の紫外線や摩擦からもキューティクルを保護します。

洗い流さないトリートメントの種類と特徴

タイプ主な特徴おすすめの髪質・悩み
オイルコーティング力が高く、ツヤが出る硬い髪、太い髪、広がりやすい髪
ミルク・クリーム水分と油分をバランス良く補給、しっとり普通の髪、乾燥毛、パサつき
ミスト・ウォーター軽い仕上がり、寝ぐせ直しにも細い髪、柔らかい髪、軽いダメージ

髪を傷ませないドライヤーとブラッシングの技術

シャンプー後の濡れた髪は非常にデリケートです。正しい乾かし方とブラッシングで、キューティクルへの負担を減らしましょう。

タオルドライは優しく

濡れた髪をタオルでゴシゴシこするのは厳禁です。キューティクルが剥がれる原因になります。

吸水性の高いタオルで髪を優しく包み込み、ポンポンと叩くようにして水分を吸い取りましょう。頭皮の水分もしっかり拭き取ります。

ドライヤーは根元から毛先へ

ドライヤーは髪から15cm以上離し、まずは根元を中心に乾かします。

根元が乾いたら中間から毛先に向かって、キューティクルの流れに沿うように上から下へ風を当てます。これによりキューティクルが整いやすくなります。

温風と冷風の使い分け

全体がある程度乾いたら(8割程度)、温風から冷風に切り替えて仕上げます。

冷風を当てることで開いたキューティクルが引き締まり、ツヤが出やすくなります。また、オーバードライ(乾かしすぎ)を防ぐ効果もあります。

ドライヤー使用時の注意点

  • 同じ場所に熱風を当て続けない
  • 髪との距離を保つ(15cm以上)
  • 最後に冷風で仕上げる

ブラッシングは乾いた髪に

基本的に、ブラッシングは髪が乾いてから行います。濡れた状態でのブラッシングは、キューティクルを傷つけやすいです。

目の粗いコームやクッションブラシなどを使い、毛先のもつれから優しくときほぐし、徐々に根元に向かってとかします。

ブラシの種類と用途

ブラシの種類主な用途特徴
クッションブラシシャンプー前のブラッシング、頭皮マッサージ頭皮への刺激が少なく、髪全体をときやすい
デンマンブラシブロー、スタイリング髪にテンションをかけやすく、形を作りやすい
ロールブラシカール、ストレートブロー円筒形で、髪を巻き付けてスタイリング

髪の輝きと自信の関係性|キューティクルケアが心に与える影響

髪は「女性の命」とも言われるように、見た目の印象を大きく左右し、心理的な側面にも深く関わっています。

キューティクルが整いツヤのある美しい髪は、単に外見を飾るだけでなく、私たちの自信や心持ちにも良い影響を与えます。

見た目の印象と自己肯定感

髪にツヤがあり、きれいにまとまっていると、清潔感があり若々しく健康的な印象を与えます。

鏡を見て自分の髪が美しいと感じると自然と気分が上がり、自己肯定感が高まりやすいです。

「今日の髪、調子がいいな」と感じるだけで一日を前向きな気持ちで過ごせるという経験は、多くの方がお持ちではないでしょうか。

ダメージヘアが与える心理的ストレス

逆に、キューティクルが傷んでパサついたり枝毛や切れ毛が目立ったりすると、それが気になってしまい、気分が落ち込んだり人前に出るのが少し億劫になったりすることもあります。

髪の悩みは見た目だけの問題ではなく、知らず知らずのうちに心理的なストレスとなっている場合があるのです。

特に女性の場合、髪の状態がその日の気分を左右することも少なくありません。

ヘアケアを通じたセルフケア

キューティクルを意識したていねいなヘアケアは、単に髪を美しく保つ行為であるだけでなく、自分自身を大切にする「セルフケア」の時間でもあります。

シャンプーで頭皮を優しくマッサージしたりトリートメントで髪をいたわったりする時間は、一日の疲れを癒し、リラックスする良い機会となります。

自分の髪と向き合い、手をかけることで、自分自身へのいたわりの気持ちも育まれます。

クリニックでのケアという選択肢

セルフケアだけでは改善が難しい髪の悩みや、薄毛の兆候が見られる場合は、専門的なケアを検討することも大切です。

女性の髪の悩みに特化したクリニックでは、医学的な観点から髪と頭皮の状態を診断し、一人ひとりに合った治療やケアを提案します。

髪の悩みを抱え込まず、専門家に相談すると問題解決への道が開けるだけでなく、精神的な負担も軽減されるでしょう。美しい髪は、自信を持って輝くための大切な要素です。

生活習慣と食生活|キューティクルを内側からケア

美しいキューティクルを育むためには、外側からのケアだけでなく、体の中から健康な髪を作ることも重要です。

バランスの取れた食生活と健やかな生活習慣が、丈夫なキューティクルの土台となります。

健康な髪を作る栄養素

髪の主成分はケラチンというタンパク質です。そのため、良質なタンパク質の摂取が基本となります。

また、タンパク質の合成を助ける亜鉛や、頭皮の血行を促進するビタミン類も大切です。

髪の健康に必要な主な栄養素

栄養素主な役割多く含む食品例
タンパク質髪の主成分(ケラチン)の材料肉、魚、卵、大豆製品、乳製品
亜鉛タンパク質の合成を助ける牡蠣、レバー、牛肉、ナッツ類
ビタミンB群頭皮の新陳代謝、皮脂分泌調整豚肉、レバー、うなぎ、マグロ、納豆
ビタミンC・E抗酸化作用、血行促進果物、野菜、ナッツ類、植物油

睡眠の重要性

髪の成長や修復は、主に睡眠中に行われます。質の高い睡眠を十分にとると成長ホルモンの分泌が促され、健康な髪が育ちやすいです。

寝不足は血行不良やホルモンバランスの乱れにつながり、髪の成長を妨げる可能性があります。

ストレス管理

過度なストレスは、自律神経のバランスを崩し、頭皮の血行不良を引き起こす場合があります。

血行が悪くなると髪に必要な栄養が届きにくくなり、健康なキューティクルが作られにくくなります。

適度な運動や趣味の時間を持つなど、自分なりのストレス解消法を見つける工夫が大切です。

適度な運動

ウォーキングやヨガなどの適度な運動は全身の血行を促進し、頭皮への血流も改善します。

これにより髪の毛を作る毛母細胞に栄養が届きやすくなり、健康な髪の成長をサポートします。

健康な髪のための生活習慣

  • バランスの取れた食事
  • 質の高い睡眠 (6-8時間目安)
  • ストレスを溜めない工夫
  • 適度な運動習慣

よくある質問(FAQ)

さいごに、キューティクルに関して、患者さんからよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

キューティクルは一度剥がれたら再生しますか?

キューティクルは死んだ細胞で構成されているため、一度剥がれたり、深刻なダメージを受けたりすると、自己修復・再生することはありません。

だからこそ、日々のケアで傷ませないように予防が非常に重要です。

トリートメントなどで一時的に補修・保護することは可能ですが、根本的な再生ではない点を理解しておきましょう。

シリコン入りのシャンプーはキューティクルに悪いですか?

シリコン(シリコーン)は髪をコーティングして指通りを良くしたり、摩擦や熱から保護したりする目的で配合されます。キューティクルを直接傷つけるものではありません。

ただし、髪質や仕上がりの好みによっては、ノンシリコンシャンプーが合う場合もあります。

シリコンが悪者というわけではないので、自分の髪の状態や目的に合わせて選ぶと良いです。

洗浄やコーティングが強すぎると感じるときは、マイルドな洗浄成分のものやノンシリコンタイプを試してみるのも良いでしょう。

キューティクルが開く、閉じるとはどういう状態ですか?

キューティクルが開くとは、うろこ状の細胞がめくれ上がり、逆立った状態を指します。

髪が濡れた時や、アルカリ性の薬剤(カラー剤など)に触れた時に起こりやすいです。この状態では、内部の水分やタンパク質が流出しやすく、外部からのダメージも受けやすくなります。

一方、キューティクルが閉じるとは、うろこ状の細胞が髪の表面に沿ってぴったりと寝ている状態です。髪が乾いている時や弱酸性の状態(健康な髪のpH)でこのようになり、髪の内部が保護され、ツヤが出ます。

ヘアオイルはキューティクルケアに効果がありますか?

ヘアオイルはキューティクルケアに効果的なアイテムの一つです。特に洗い流さないタイプのヘアオイルは、髪の表面をコーティングしてキューティクルを保護し、水分の蒸発を防ぎます。

また、ドライヤーの熱やブラッシングの摩擦、紫外線などの外部刺激からも髪を守る助けとなります。

ただし、つけすぎるとベタつきの原因になるため、少量ずつ毛先を中心になじませるのがポイントです。

参考文献

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この記事を書いた人

Dr.前田祐助のアバター Dr.前田祐助 AGAメディカルケアクリニック 統括院長

経歴
慶應義塾大学医学部医学研究科卒業
慶應義塾大学病院 初期臨床研修課程終了
大手AGAクリニック(院長)を経て、2018年AGAメディカルケアクリニック新宿院を開設

資格
医師免許
⽇本医師会認定産業医
医学博士

所属学会
日本内科学会
日本美容皮膚科学会
日本臨床毛髪学会

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