AGA治療は保険適用される?対象になるケース・費用相場・自由診療との違い | AGA・抜け毛・薄毛治療のAGAメディカルケアクリニック【公式】

AGA治療は保険適用される?対象になるケース・費用相場・自由診療との違い

更新日
AGA治療は保険適用される?対象になるケース・費用相場・自由診療との違い
前田 祐助
監修医師

前田 祐助

AGAメディカルケアクリニック 統括院長

【経歴】

  1. 慶應義塾大学医学部医学研究科卒業
  2. 慶應義塾大学病院 初期臨床研修課程終了
  3. 大手AGAクリニック(院長)を経て、薄毛・AGA治療の2018年AGAメディカルケアクリニック新宿院を開設
  4. 2020年に2院目となるAGAメディカルケアクリニック横浜院を開設
  5. 2023年に3院目となるAGAメディカルケアクリニック東京八重洲院を開設

【資格】

  1. 医師免許
  2. ⽇本医師会認定産業医
  3. 医学博士

【所属学会】

  1. 日本内科学会
  2. 日本美容皮膚科学会
  3. 日本臨床毛髪学会

【症例数】

  1. 3万人以上※
  2. ※2018年5月~2022年12月AGAメディカルケアクリニック全店舗の延べ患者数

統括院長プロフィール詳細

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「AGA治療は保険適用されるのか?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、AGA(男性型脱毛症)の治療は基本的に健康保険の対象外であり、自由診療として行われるケースがほとんどです。

しかし、脱毛の原因がAGAではなく、円形脱毛症など別の疾患である場合には、その治療に保険が適用される可能性もあります。
保険適用の有無は、脱毛の原因や治療内容によって判断されるため、まずは正確な診断を受けることが重要です。

この記事では、AGA治療が保険適用されない理由や、例外的に保険が適用されるケース、自由診療での費用相場や主な治療方法について分かりやすく解説します。
AGA治療を検討している方が、正しい知識をもとに治療を考えられるよう、基本的なポイントを整理して紹介します。

AGA(男性型脱毛症)とは?

AGA(男性型脱毛症)とは?

AGAとは「Androgenetic Alopecia」の略称で、日本語では「男性型脱毛症」と呼ばれます。
成人男性に多く見られる脱毛症の一つで、思春期以降に発症し、生え際の後退や頭頂部の薄毛が徐々に進行していくのが特徴です。

AGAは進行性の脱毛症とされており、対策を行わないまま放置すると、時間とともに薄毛が進んでいく可能性があります。抜け毛や薄毛が気になり始めた場合は、早めに専門のクリニックや医療機関に相談することも大切です。

AGAの特徴と症状

AGAは、生え際の後退や頭頂部の薄毛が目立ちやすい進行性の脱毛症です。
薄毛の進み方にはいくつかのパターンがあり、一般的には次のようなタイプが見られます。

タイプ特徴
M字型額の生え際が後退し、M字のように見えるパターンです。おでこが広くなったと感じる方が多いです。
O字型頭頂部の髪が薄くなり、地肌が透けて見えるパターンです。つむじ周辺から薄毛が進行します。
U字型M字型とO字型が同時に進行し、最終的に頭部全体の薄毛が目立つパターンです。

AGAでは、初期の段階で髪の毛が細く短くなり、徐々に抜け毛が増えていく傾向があります。
健康な髪と比べて細い毛が増えることも特徴の一つです。
進行は比較的ゆるやかですが、気づいた時には薄毛が進んでいるケースもあります。

AGAが進行する原因

AGAの主な原因には、遺伝的要因と男性ホルモンの影響が関係しています。
男性ホルモンの一種である「テストステロン」は、「5αリダクターゼ」という酵素の働きによって「ジヒドロテストステロン(DHT)」というホルモンに変換されます。
このDHTが毛根に作用すると、髪の毛の成長サイクル(ヘアサイクル)が乱れ、髪が十分に成長する前に抜けやすくなります。

本来、髪の毛の成長期は2〜6年ほど続きますが、AGAではこの期間が短くなり、細く短い毛が増えていきます。
その結果、生え際や頭頂部を中心に薄毛が進行していきます。

また、5αリダクターゼの働きやDHTへの反応の強さには個人差があり、これらは遺伝の影響を受けると考えられています。
そのため、家族にAGAの方がいる場合は、同じように薄毛が進みやすい傾向があります。
なお、ストレスや生活習慣の乱れが直接の原因になるわけではありませんが、薄毛の進行に影響する可能性があるとされています。

AGA治療の種類と治療法

AGA治療の種類と治療法

AGA(男性型脱毛症)の治療法は多岐にわたり、進行度や患者様の希望、体質などに応じて最適なものが選択されます。
主な治療法としては、内服薬や外用薬を用いた薬物療法、外科的な処置である自毛植毛、そしてPRP療法やレーザー治療といった補助的な治療法があります。

内服治療

AGA治療の中心となるのが薬物治療です。
主に内服薬が用いられ、AGAの進行を抑制し、発毛を促進する効果が期待されます。

AGA治療で使われる内服薬は、男性ホルモンの働きを抑えることで、薄毛の原因とされる「ジヒドロテストステロン(DHT)」の生成を抑制します。
これにより、抜け毛の進行を抑え、髪の成長をサポートします。

成分名主な作用期待できる効果主な副作用
フィナステリド5αリダクターゼII型を阻害し、DHTの生成を抑制抜け毛の抑制、毛髪の成長促進性機能関連(性欲減退、勃起不全など)、肝機能障害、初期脱毛など
デュタステリド5αリダクターゼI型・II型を阻害し、DHTの生成をより強力に抑制抜け毛の抑制、毛髪の成長促進(フィナステリドより高い効果が期待される場合も)性機能関連(性欲減退、勃起不全など)、肝機能障害、初期脱毛など(フィナステリドと同様だが、より頻度が高い可能性も指摘される)

これらの薬は医師の診察を受けたうえで処方されます。
効果を実感するまでには一定の期間がかかることが多く、継続して服用することが一般的です。
また、副作用の可能性もあるため、医師と相談しながら治療を進めていくことが大切です。

外用薬

外用薬は、頭皮に直接塗布して発毛を促す治療法です。
内服薬と併用されることも多く、AGA治療の基本的な選択肢の一つとされています。

AGAの外用薬として広く使われているのが、ミノキシジルを主成分とする薬です。
ミノキシジルは頭皮の血行を促し、毛母細胞の働きをサポートすることで発毛を助ける作用があるとされています。
頭皮に直接塗布することで、髪の成長を後押しする効果が期待されています。

市販薬として購入できるものもありますが、クリニックではより高濃度の薬が処方される場合もあります。
頭皮の状態や体質によっては副作用が出ることもあるため、不安がある場合は医師や薬剤師に相談すると安心です。

自毛植毛

自毛植毛は、自分の後頭部や側頭部にある健康な毛髪を採取し、薄毛が気になる部分に移植する外科的な治療法です。
薬物治療で十分な効果が得られない場合や、より自然な見た目を目指す場合に検討されることがあります。

移植した毛髪は元の性質を保つため、生着すれば長く生え続ける可能性があります。
一方で、外科手術となるため費用が高額になりやすく、術後のダウンタイムや傷跡のリスクについても理解しておく必要があります。
植毛にはFUE(毛包単位採取法)やFUT(帯状採取法)といった方法があり、それぞれ特徴が異なります。

その他の治療法(PRP療法・レーザー治療)

薬物治療や自毛植毛のほかにも、AGAの進行を抑えたり発毛をサポートしたりする補助的な治療法があります。
代表的なものとして挙げられるのが、PRP療法やレーザー治療です。

PRP療法は、自分の血液から採取した多血小板血漿(PRP)を頭皮に注入する治療法で、血小板に含まれる成長因子によって毛母細胞の働きをサポートするとされています。

一方、レーザー治療は低出力レーザーを頭皮に照射し、血行を促すことで毛母細胞の働きをサポートする治療法です。
クリニックで施術を受ける方法のほか、自宅で使えるレーザー機器もあります。

これらの治療は単独で行われることもありますが、薬物治療などと組み合わせて行われるケースも多く見られます。

AGA治療は保険適用される?基本は自由診療

AGA治療は保険適用される?基本は自由診療

なぜAGA治療は保険適用の対象にならないのでしょうか。
次に、その理由についてもう少し詳しく見ていきます。

AGA治療が保険適用にならない理由

日本の健康保険制度は、病気やけがの治療、または健康を維持するために必要な医療行為に対して適用される仕組みです。
そのため、生命や身体の機能に大きな影響を及ぼす疾患の治療が、基本的に保険診療の対象となります。

AGA(男性型脱毛症)は進行性の脱毛症ではありますが、生命に関わる病気ではなく、身体機能に直接的な障害を引き起こすものでもありません。
こうした理由から、医療保険制度では「見た目の改善を目的とした治療」と判断されるケースが多く、保険適用の対象には含まれていません。

そのため、AGA治療は多くの場合、自由診療として行われ、治療にかかる費用は基本的に自己負担となります。

保険適用になる可能性がある例外ケース

AGA治療そのものが保険適用になることはありませんが、脱毛の原因がAGA以外の特定の疾患である場合、その疾患の治療が健康保険の対象となることがあります。

これは「AGA治療が保険適用になる」のではなく、「脱毛の原因となる病気の治療が保険適用になる」という点に注意が必要です。
以下に、脱毛症状を伴う疾患で保険適用となる可能性がある主なケースを挙げます。

脱毛の原因保険適用の可能性備考
円形脱毛症可能性あり自己免疫疾患の一種で、皮膚科での治療が保険適用となることがあります。AGAとは原因が異なります。
甲状腺機能低下症など内分泌疾患可能性あり内科などでホルモンバランスの治療が行われ、それが保険適用となることがあります。
特定の皮膚疾患(頭部白癬など)可能性あり感染症などによる頭皮の炎症や脱毛で、皮膚科での治療が保険適用となることがあります。
薬剤の副作用(抗がん剤など)可能性あり特定の病気の治療に伴う副作用としての脱毛は、その病気の治療の一部と見なされる場合があります。
AGA(男性型脱毛症)なし進行性の脱毛症ですが、生命に関わる疾患ではないため、原則として保険適用外です。

これらのケースでは、まずは皮膚科や内科など、原因疾患に応じた専門医を受診し、適切な診断を受けることが重要です。脱毛の原因がAGAであると診断された場合は、自由診療のAGA専門クリニックでの治療を検討することになります。

自由診療でのAGA治療のメリットとデメリット

自由診療でのAGA治療のメリットとデメリット

AGA治療の多くは自由診療で行われます。
自由診療には治療方法の選択肢が広いといったメリットがある一方で、費用面などで注意しておきたいポイントもあります。
ここでは、自由診療でAGA治療を受ける際のメリットとデメリットを紹介します。

【メリット】治療方法の選択肢が広い

AGA治療が自由診療で行われる大きなメリットは、治療方法の選択肢が幅広いことです。
保険診療では治療内容が制度によって限定されますが、自由診療では症状の進行度や体質、希望する治療方針、予算などに合わせて柔軟に治療方法を選ぶことができます。

実際のAGA治療では、次のような方法が組み合わせて検討されます。

  • 内服薬(フィナステリド、デュタステリドなど)
  • 外用薬(ミノキシジル配合薬など)
  • 注入治療(メソセラピー、PRP療法など)
  • 自毛植毛
  • クリニック独自の治療法や最新の医療技術

このように複数の治療法の中から、自分の症状や希望に合った方法を選べる点は自由診療ならではの特徴です。
医師と相談しながら治療方針を決められるため、効果や副作用のバランスを考えた治療を受けやすいというメリットがあります。

【デメリット】治療費が高額になりやすい

自由診療で行われるAGA治療のデメリットは、治療費が全額自己負担になることです。
保険診療とは異なり、費用の補助がないため、治療内容によっては費用が高くなる場合があります。

また、AGA治療は一度の治療で終わるものではなく、継続して治療を続けることが重要とされています。
そのため、月々の費用だけでなく、長期的にかかる総額も考えておくことが大切です。

さらに、自由診療のため高額療養費制度などの公的な医療費助成制度は利用できません。
クリニックや治療方法によって料金は大きく異なるため、治療を始める前に費用の目安を確認しておくと安心です。
主な治療方法の費用相場は次のとおりです。

治療法費用相場(月額)特徴
内服薬(フィナステリド)3,000円~10,000円程度AGAの進行を抑制し、発毛を促進。ジェネリック医薬品は比較的安価です。
内服薬(デュタステリド)5,000円~15,000円程度フィナステリドより広範囲の薄毛に効果が期待されます。
外用薬(ミノキシジル)3,000円~15,000円程度頭皮に直接塗布し、発毛を促進。濃度によって費用が異なります。
メソセラピー・PRP療法20,000円~100,000円程度(1回あたり)有効成分や自己血小板を頭皮に直接注入。複数回の施術が必要です。
自毛植毛300,000円~1,000,000円以上(1回あたり)自身の健康な毛髪を薄毛部分に移植。根本的な改善が期待できますが、高額です。

これらの費用に加えて、初診料や再診料、血液検査などの費用が別途かかる場合もあります。
治療を始める前には、月々の費用だけでなく、治療全体でどの程度の費用がかかるのかをクリニックに確認しておくと安心です。

AGA治療の費用相場

AGA治療の費用相場

AGA治療は基本的に自由診療となるため、その費用はクリニックや選択する治療内容によって大きく異なります。
保険適用外であるため、全額自己負担となります。
ここでは、主な治療法ごとの費用相場や、初診料・検査費用について解説します。

初診料・再診料・検査費用

AGA治療を始める際は、まずクリニックで診察を受ける必要があります。
このとき、診察料や検査費用が発生する場合があります。主な費用の目安は次のとおりです。

  • 初診料:0円~5,000円程度
  • 再診料:0円~3,000円程度
  • 検査費用:3,000円~10,000円程度(頭皮診断や血液検査など)

最近では、初回カウンセリングや初診料を無料としているクリニックも多くあります。
ただし、検査費用や薬代は別途かかる場合もあるため、事前に費用の内訳を確認しておくと安心です。

薬物治療(内服薬・外用薬)の費用相場

AGA治療の中心となるのが薬物治療です。
主に「内服薬」と「外用薬」の2種類があり、症状の進行度や治療方針に応じて単独または併用して使用されます。
治療は継続して行うことが一般的なため、月々の費用の目安を把握しておくことが大切です。

内服薬では、脱毛の進行を抑える「フィナステリド(プロペシア)」や「デュタステリド(ザガーロ)」が代表的です。
これらは男性ホルモンの働きを抑えることで、抜け毛の進行を抑制する効果が期待されます。
また、発毛を促す目的で「ミノキシジル内服薬」が処方される場合もあります。
主な内服薬の費用相場は以下のとおりです。

薬剤の種類効果月額費用相場
フィナステリド(プロペシア)脱毛の進行抑制6,000円~10,000円程度
デュタステリド(ザガーロ)脱毛の進行抑制8,000円~15,000円程度
ミノキシジル内服薬発毛促進5,000円~15,000円程度
ジェネリック医薬品(後発医薬品)脱毛の進行抑制、発毛促進3,000円~8,000円程度

内服薬と並んで、AGA治療で広く使われているのがミノキシジル外用薬です。
頭皮に直接塗布することで血行を促進し、毛母細胞の働きをサポートすることで発毛を促す効果が期待されています。

費用は製品の濃度や処方内容によって異なりますが、一般的な費用相場は月8,000円〜15,000円程度です。
クリニックによっては市販薬より高濃度のミノキシジルを処方している場合もあります。

内服薬と外用薬を併用することで、より高い効果が期待できる場合もありますが、その分費用も高くなります。

自毛植毛の費用相場

自毛植毛は、自分自身の健康な毛髪を後頭部や側頭部から採取し、薄毛が気になる部分に移植する外科的な治療です。
薬物治療では十分な効果が得られない場合や、より確実な改善を求める場合に選択されることがあります。

費用は移植する毛髪の量(グラフト数)や施術方法、クリニックによって大きく異なりますが、一般的には30万円〜150万円以上が目安とされています。
採取方法にはFUE法やFUT法などがあり、それぞれ手術方法や費用、ダウンタイムが異なります。
高額な治療になるため、事前のカウンセリングで費用やリスクについて十分に確認しておくことが重要です。

その他の治療法(PRP療法・メソセラピーなど)の費用相場

薬物治療や自毛植毛以外にも、発毛をサポートするための治療法がいくつかあります。
これらは単独で行われることもありますが、多くの場合は薬物治療と併用されることが一般的です。

PRP療法(多血小板血漿療法)は、自分の血液から採取した血小板を頭皮に注入し、成長因子の働きによって毛母細胞の活性化を促す治療です。
費用はクリニックによって差がありますが、1回あたり10万円〜30万円程度が目安とされています。

メソセラピーは、発毛に必要とされる成長因子やビタミンなどの成分を頭皮に直接注入する治療です。
費用の目安は1回あたり3万円〜10万円程度で、複数回の施術を行うケースが多くなっています。

また、低出力レーザーを頭皮に照射して血行を促し、毛母細胞の働きをサポートするレーザー治療もあります。
費用はクリニックや使用する機器によって異なりますが、1回あたり数千円〜数万円程度が一般的です。

これらの治療は1回で完了するものではなく、複数回の施術を行うことで効果が期待されることが多いため、治療を続ける場合は総額が数十万円になることもあります。

AGA治療の流れ

AGA治療の流れ

AGA治療を始める際は、クリニックでの診察からスタートし、診断や治療方針の決定を経て治療を進めていきます。
ここでは、初診から治療開始、その後の通院まで、AGA治療の一般的な流れを紹介します。

クリニックでの診察

AGA治療を始める際は、まず専門のクリニックを受診し、医師による診察とカウンセリングを受けます。
初診では、現在の抜け毛や薄毛の状態、症状が現れ始めた時期、家族に薄毛の人がいるかどうかといった遺伝的要因、既往歴、服用中の薬、アレルギーの有無、生活習慣(食生活・睡眠・ストレスなど)について詳しく確認されます。
これらの情報をもとに、AGAの可能性や進行度、他の脱毛症の可能性がないかを総合的に判断します。

その後、医師が頭皮や毛髪の状態を直接確認します。マイクロスコープなどの機器を使って毛根の状態や毛穴の詰まり、炎症の有無などをチェックし、薄毛の進行状況を詳しく診断します。

必要に応じて血液検査が行われる場合もあります。
これは治療薬の服用が可能かどうかを確認するほか、男性ホルモンの状態や甲状腺機能などを調べ、AGA以外の原因による脱毛の可能性がないかを確認するためです。

診察と並行して、医師やカウンセラーからAGAの仕組みや治療方法について説明を受けます。
この段階で治療内容や費用、通院の頻度などについて相談し、自分の症状や希望に合った治療方針を決めていきます。

治療計画の作成

診察や検査の結果をもとに、医師が治療方針を決め、具体的な治療計画を提案します。
この段階では、治療方法の選択肢や期待できる効果、副作用の可能性、治療にかかる費用などについて詳しい説明が行われます。

治療計画は、AGAの進行度や頭皮の状態、健康状態に加え、治療に対する希望や予算なども考慮して決められます。
一般的には、内服薬(フィナステリド・デュタステリドなど)や外用薬(ミノキシジルなど)を中心に、症状に応じて複数の治療法を組み合わせた治療が提案されることもあります。

また、治療期間の目安や目標とする状態についても説明があり、内容に納得したうえで治療を開始する流れになります。

治療開始と継続

治療計画の内容に同意すると、いよいよAGA治療が始まります。
一般的には内服薬が処方されたり、外用薬の使用方法について説明を受けたりしながら治療を進めていきます。
薬の服用方法や塗布方法、注意点などについて詳しい説明があるため、不明な点があればこの段階で確認しておくことが大切です。

治療を開始した後は、定期的にクリニックへ通院し、頭皮や毛髪の状態を確認しながら経過を見ていきます。
通院時には治療効果の確認や副作用の有無をチェックし、必要に応じて血液検査などが行われることもあります。
症状の変化や体調に合わせて、治療内容が調整される場合もあります。

AGA治療は短期間で効果が現れるものではなく、効果を実感するまでに数ヶ月から半年程度かかることが一般的です。
途中で自己判断により治療を中断してしまうと、改善していた状態が元に戻る可能性もあります。
そのため、医師の指示に従いながら、長期的な視点で治療を継続していくことが重要です。

自分に合ったAGAクリニックの選び方

自分に合ったAGAクリニックの選び方

AGA治療は長期にわたることが多く、費用も決して安くありません。
そのため、自分に合ったクリニックを選ぶことが治療の成功と継続において非常に重要です。
数多くのクリニックの中から、何を基準に選べば良いのか、具体的なポイントをご紹介します。

治療実績を確認する

クリニックを選ぶ際には、治療実績を確認することも重要です。
実績が豊富なクリニックは、さまざまな症例に対応してきた経験やノウハウを持っている可能性が高く、安心して治療を任せやすいといえます。

まず確認しておきたいのが、これまでにどれくらいの症例を扱っているのかという点です。
多くのクリニックでは、公式サイトなどで治療の症例数や改善事例を紹介しています。
ビフォーアフターの写真が掲載されていることもありますが、写真だけで判断するのではなく、治療内容や経過についての説明もあわせて確認することが大切です。

また、治療を担当する医師の専門性や経験も重要なポイントです。AGA治療を専門とする医師が在籍しているか、これまでどの程度の治療経験があるのか、学会への参加や研究活動などを行っているかなどを確認しておくと、クリニックの専門性を判断する参考になります。

さらに、治療法の選択肢がどの程度用意されているかも見ておきたいポイントです。
特定の治療法だけを提案するのではなく、内服薬や外用薬、注入治療など複数の選択肢の中から症状や希望に合わせた治療を提案してもらえるかどうかを確認すると、より自分に合った治療を選びやすくなります。

費用体系が明確か確認する

AGA治療は保険適用外の自由診療となるため、クリニックによって費用が大きく異なります。
後から予想外の追加費用が発生しないよう、事前に料金体系をしっかり確認しておくことが大切です。
費用の内訳が分かりやすく提示されている、いわゆる明朗会計のクリニックを選ぶと安心です。

一般的に、AGA治療にかかる主な費用の目安は次のとおりです。

費用項目費用目安(月額)備考
初診料・再診料0円~5,000円程度初回のみ無料、または定期的に発生する場合があります。
検査費用0円~10,000円程度血液検査など、治療開始前や定期的に実施されることがあります。
内服薬(フィナステリド・デュタステリドなど)3,000円~15,000円程度ジェネリック医薬品の有無や用量によって変動します。
外用薬(ミノキシジルなど)5,000円~15,000円程度濃度や容量によって変動します。
注入療法(メソセラピーなど)1回あたり20,000円~100,000円程度治療内容や回数によって大きく異なります。

費用を確認する際には、提示されている金額が治療に必要なすべての費用を含んでいるのかを確認しておくことが重要です。
検査費用や薬代、再診料などが別途かかる場合もあるため、事前に見積もりを出してもらい、総額でどの程度の費用がかかるのかを把握しておくと安心です。

また、クリニックによっては月額制やセットプラン、年間契約など、さまざまな料金プランを用意している場合があります。
治療期間や予算に合わせて無理のないプランを選び、クレジットカードや医療ローンなどの支払い方法についても確認しておくとよいでしょう。

さらに、初回限定の割引やキャンペーンを実施しているクリニックもあります。
内容をよく確認したうえで活用すれば、治療費を抑えられる可能性もあります。

カウンセリングの内容を確認する

AGA治療では医師との信頼関係が重要になるため、初回カウンセリングの内容もしっかり確認しておきたいポイントです。
クリニックの雰囲気や医師・スタッフの対応、治療方針などを実際に確認することで、自分に合ったクリニックかどうかを判断しやすくなります。

カウンセリングでは、頭皮の状態や脱毛の進行度、健康状態などについて丁寧な問診や診断が行われるかを確認しておきましょう。
また、悩みや不安についてしっかり話を聞いてもらえるか、相談しやすい雰囲気があるかも大切なポイントです。

さらに、提案される治療方法については、期待できる効果だけでなく、副作用やリスク、治療期間、費用などについて分かりやすく説明してもらえるかを確認することが重要です。
疑問点があれば納得できるまで質問できるかどうかも、クリニックを判断するうえで参考になります。

加えて、待合室や診察室でプライバシーが配慮されているか、個人情報の取り扱いが適切に行われているかなども確認しておくと安心です。
最近ではオンライン診療に対応しているクリニックも増えているため、通院の負担を減らしたい場合はその点も確認しておくとよいでしょう。

まとめ

まとめ

AGA治療は美容目的の医療とされることが多く、基本的には健康保険が適用されない自由診療となります。
ただし、脱毛の原因が円形脱毛症など別の疾患である場合は、その治療に保険が適用されるケースもあります。

自由診療では、内服薬や外用薬、注入治療、自毛植毛など、症状や希望に合わせてさまざまな治療法を選択できる点が特徴です。
一方で、治療は継続が必要になることが多いため、費用や治療内容を確認しながら、自分に合った治療方法を選ぶことが大切です。

AGAメディカルケアクリニックでは、専門医による診察とカウンセリングを行い、一人ひとりの症状やご希望に合わせた治療プランをご提案しています。
薄毛や抜け毛が気になっている方は、まずはお気軽にご相談ください。

前田 祐助

この記事の監修者
AGAメディカルケアクリニック 統括院長

経歴

  1. 慶應義塾大学医学部医学研究科卒業
  2. 慶應義塾大学病院 初期臨床研修課程終了
  3. 大手AGAクリニック(院長)を経て、2018年AGAメディカルケアクリニック新宿院を開設
前田 祐助

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