AGA治療費は医療費控除できる?対象条件と年間費用の目安を解説 | AGA・抜け毛・薄毛治療のAGAメディカルケアクリニック【公式】

AGA治療費は医療費控除できる?対象条件と年間費用の目安を解説

更新日
AGA治療費は医療費控除できる?対象条件と年間費用の目安を解説
前田 祐助
監修医師

前田 祐助

AGAメディカルケアクリニック 統括院長

【経歴】

  1. 慶應義塾大学医学部医学研究科卒業
  2. 慶應義塾大学病院 初期臨床研修課程終了
  3. 大手AGAクリニック(院長)を経て、薄毛・AGA治療の2018年AGAメディカルケアクリニック新宿院を開設
  4. 2020年に2院目となるAGAメディカルケアクリニック横浜院を開設
  5. 2023年に3院目となるAGAメディカルケアクリニック東京八重洲院を開設

【資格】

  1. 医師免許
  2. ⽇本医師会認定産業医
  3. 医学博士

【所属学会】

  1. 日本内科学会
  2. 日本美容皮膚科学会
  3. 日本臨床毛髪学会

【症例数】

  1. 3万人以上※
  2. ※2018年5月~2022年12月AGAメディカルケアクリニック全店舗の延べ患者数

統括院長プロフィール詳細

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AGA治療は高額な費用がかかるイメージがあり、医療費控除の対象になるか疑問に思っていませんか?
結論から言うと、AGA治療費は医療費控除の対象となるケースとならないケースがあります。

この記事では、どのような場合に控除が適用されるのか、診察料や処方薬、自毛植毛などの費用がどこまで医療費として認められるのかを具体的に解説。
年間費用の目安から、実際にいくら戻るのか、確定申告の申請方法まで、費用に関するあらゆる疑問を解消します。
医療費控除が難しい場合の費用を抑える方法もご紹介。

この記事を読めば、AGA治療の費用負担に関する不安を解消し、最適な治療計画を立てるための情報が全て手に入ります。

AGA治療は医療費控除の対象になる?結論と注意点

AGA治療は医療費控除の対象になる?結論と注意点

AGA治療が医療費控除の対象となるかどうかを判断するうえで、最も重要なのは「美容目的か治療目的か」という点です。
単に見た目を改善したいという理由で行う治療は、原則として医療費控除の対象にはなりません。
一方で、医学的な必要性があると認められる場合には、対象となる可能性が生まれます。

そのためには、まず医師の診断が欠かせません。
自身のAGAが医学的に治療を要する状態であるかどうかを専門医が判断し、治療の必要性を明確に示せるかどうかがポイントになります。
特に、精神的苦痛など医学的配慮が必要とされるケースでは、診断内容が重要になります。

また、AGA治療は基本的に健康保険が適用されない自由診療です。
自由診療であっても医療費控除の対象になる可能性はありますが、その場合も「治療目的であること」を客観的に説明できることが前提となります。

さらに覚えておきたいのは、最終的な判断を行うのは税務署であるという点です。
医師が必要性を認めていたとしても、税務署の判断によっては控除が認められないこともあります。
確定申告の際には、診断書や治療内容が分かる書類、領収書などをきちんと準備しておくことが大切です。

【AGA】医療費控除の対象になる場合・ならない場合

【AGA】医療費控除の対象になる場合・ならない場合

AGA治療は、その目的や内容によって医療費控除の対象となる場合と、残念ながら対象とならない場合があります。
医療費控除は、病気の治療を目的とした医療費が対象となるため、AGA治療が「病気の治療」と認められるかどうかが判断の重要なポイントとなります。

ここでは、AGA治療が医療費控除の対象となる具体的なケースと、対象とならないケースについて、それぞれ詳しく解説します。

医療費控除の対象になるケース

AGA治療が医療費控除の対象となるのは、原則として医師による診断に基づき、治療目的と判断された場合に限られます。
薄毛や抜け毛が単なる美容上の問題ではなく、進行性の脱毛症として医師が治療の必要性を認め、医学的な治療計画のもとで行われるものが該当します。

具体的には、以下のような治療や費用が医療費控除の対象になり得ます。

項目詳細
医師による診断・治療医師がAGA(男性型脱毛症)と診断し、その治療のために行われる診察、検査、および処方される医薬品
(フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル内服薬など)の費用。
医学的根拠に基づく施術医師の指示のもと、医療機関で行われるメソセラピーや自毛植毛など、医学的根拠に基づいた治療目的の施術費用。
これらの施術は、薄毛の症状改善を目的とした医療行為とみなされます。
処方薬の購入費用医師の処方箋に基づき、薬局で購入した医薬品(内服薬、外用薬)の費用。
これは、病気の治療に必要な医薬品として扱われます。
通院のための交通費治療のために医療機関へ通院する際の交通費(公共交通機関の運賃など)。
ただし、自家用車のガソリン代や駐車場代は対象外となります。

ただし、これらに該当するからといって自動的に医療費控除が認められるわけではありません。
重要なのは、その診療や施術が医師の治療計画に基づいて行われていること、そして医学的必要性を説明できることです。
領収書や診療明細を保管しておくことはもちろん、状況によっては診断内容を証明できる資料が求められる場合もあります。

最終的な可否は税務署の判断に委ねられるため、申告前に医療機関や税務署へ確認しておくと安心です。
特に自由診療であるAGA治療は判断が分かれやすいため、「治療目的であること」を客観的に示せるかどうかがポイントになります。

医療費控除の対象にならないケース

一方で、AGA治療の中には医療費控除の対象とならないケースも多く存在します。
主に、美容目的や予防目的とみなされるもの、あるいは医師の診断を伴わないものが該当し、これらは「病気の治療」とは異なる目的で行われると判断されます。

具体的には、以下のような治療や費用は医療費控除の対象外となる可能性が高いです。

項目詳細
美容目的・予防目的の治療薄毛の進行を遅らせたい、現状維持をしたいといった予防目的や、見た目を改善したいという美容目的で行われる治療。
これらは病気の治療とはみなされません。
市販の育毛剤・発毛剤ドラッグストアなどで購入できる市販の育毛剤、発毛剤、シャンプー、コンディショナーなどの費用。
これらは医薬品であっても、医師の処方を伴わないため対象外です。
サプリメント医師の処方によらない、栄養補助食品としてのサプリメントの費用。
健康維持や美容目的とみなされます。
個人輸入した医薬品海外から個人で輸入した医薬品や、医師の処方なしに自己判断で使用する医薬品の費用。
これらは安全性が保証されず、治療目的と認められにくいです。
AGA治療と直接関係ない費用薄毛改善を謳うエステティックサロンの施術費用や、美容院でのヘッドスパ、かつらの購入費用など、医療行為とみなされないもの。

医療費控除の対象となるかどうかは、最終的には税務署が判断します。
判断に迷う場合は、所轄の税務署や税理士に相談し、個別の状況について確認することをお勧めします。

AGA治療費はどこまで医療費として扱われるのか

AGA治療費はどこまで医療費として扱われるのか

AGA(男性型脱毛症)治療にかかる費用が医療費控除の対象となるかどうかは、その治療が「病気の治療」を目的としているか、「美容」を目的としているかによって判断が分かれます。
ここでは、AGA治療の具体的な費用項目ごとに、医療費控除の対象となり得る範囲について詳しく解説します。

診察料・検査費

AGA治療における診察料や検査費は、医学的な治療として必要と認められる場合に限り、医療費控除の対象となる可能性があります。
判断のポイントは、その診察や検査が「治療の一環として実施されたものかどうか」です。

具体的には、医師による初診料・再診料、治療方針を決めるための血液検査、薬の処方前に行う肝機能検査やホルモン値の確認など、安全性を確保する目的で行われる検査が該当します。
これらは副作用リスクを確認し、適切な治療を行うために必要な医療行為と位置づけられるためです。

一方で、薄毛に関する一般的な相談や、見た目の改善を前提としたカウンセリングのみの場合は、医療費控除の対象外とされることが多いです。
また、検査費であっても、治療と直接関係しないオプション検査や任意の追加検査は認められにくい傾向があります。

最終的には、「医学的な必要性が説明できるか」が判断の分かれ目になります。
そのため、診療明細や検査内容が分かる書類は、確定申告に備えて保管しておくことが重要です。

処方薬(フィナステリド・ミノキシジル)

フィナステリドやミノキシジルは、医学的にはAGAの進行を抑えたり発毛を促したりする治療薬です。
医師の診断に基づいて処方され、医療機関で治療の一環として使用される医薬品である点に違いはありません。
しかし、税務上はAGA治療そのものが「容姿の改善」を目的とする側面が強いと判断されやすく、処方薬であっても原則として医療費控除の対象外とされるケースが一般的です。
つまり、「医薬品であること」と「税法上の医療費に該当すること」は必ずしも一致しません。

判断の分かれ目になるのは、その薬が医師の診断に基づく治療として明確に位置づけられているかどうかです。
診療記録や処方内容から医学的必要性が説明できる場合には、個別事情によって扱いが異なる可能性もあります。
ただし、最終的な可否は税務署の判断に委ねられます。

なお、個人輸入やドラッグストアで購入した市販薬については、医師の治療行為に基づくものではないため、原則として医療費控除の対象外となります。

施術(メソセラピー・自毛植毛)

AGA治療には、薬の処方だけでなく、メソセラピーや自毛植毛といった施術が行われることもあります。
ただし、これらの費用は医療費控除の判断がより厳しくなりやすい点に注意が必要です。

自毛植毛は外科的な手術ではあるものの、税務上は「容姿の改善」を目的とする施術とみなされることが多く、原則として医療費控除の対象外と判断されるケースが一般的です。
メソセラピーも発毛を目的とする治療ではありますが、自由診療として提供されることが多く、美容的要素が強いと評価されやすい傾向があります。

重要なのは、その施術が単なる見た目の改善ではなく、医師の診断に基づく治療計画の一環として実施されているかどうかです。
診療記録や説明内容が「治療目的」で整理されているかどうかも判断材料になります。
ただし、最終的な適用可否は税務署が個別に判断するため、事前に医療機関や税務署へ確認しておくと安心です。

オンライン診療費・交通費

近年普及しているオンライン診療を利用した場合の費用や、医療機関へ通院するための交通費についても、条件を満たせば医療費控除の対象となる場合があります。

オンライン診療の診察料は、対面診療と同様に「治療目的」であれば医療費に含まれる可能性があります。
また、医師の処方に基づく医薬品の送料も、治療の一環と認められれば対象となることがあります。
ただし、オンライン診療システムの利用料や事務手数料など、医療行為と直接関係しない費用は対象外とされることが一般的です。

通院のためにかかった交通費も、公共交通機関(電車・バスなど)の運賃であれば医療費控除の対象になります。
一方で、自家用車のガソリン代や駐車場代は対象外です。
タクシー代についても原則は対象外ですが、病状などの理由で公共交通機関の利用が難しい場合には、例外的に認められることがあります。
なお、遠方の医療機関への通院に伴う宿泊費は、基本的には医療費控除の対象にはなりません。

分割払い・医療ローン

AGA治療費を分割払いや医療ローンで支払った場合でも、医療費控除の対象になる可能性があります。
重要なのは、「実際に医療機関へ支払いが行われたタイミング」です。

医療ローンを利用して、ローン会社から医療機関へ治療費が一括で支払われた場合は、その支払いが確定した年の医療費として扱われます。
たとえローンの返済が数年にわたって続いていても、控除の対象となるのは“ローン会社が医療機関へ立て替えて支払った年”です。
返済中だからといって、毎年少しずつ控除できるわけではありません。

一方で、医療機関に対して年ごとに直接分割払いをしている場合は、それぞれの年に実際に支払った金額が、その年の医療費控除の対象となります。
支払い方法によって、控除の計上タイミングが変わる点に注意が必要です。
また、医療ローンの金利や分割手数料は、治療そのものの費用ではないため、医療費控除の対象外です。
対象となるのは、あくまで治療行為に対して支払った元本部分のみです。
契約内容や支払い方法を確認し、控除の計上年を誤らないよう整理しておくことが大切です。

AGA治療の年間費用の目安

AGA治療の年間費用の目安

AGA治療の年間費用は、選択する治療方法や症状の進行度、通院するクリニックによって大きく異なります。
主流となる内服薬・外用薬による治療の場合、年間でおよそ数万円〜十数万円程度がひとつの目安です。
ジェネリック医薬品を選ぶか先発薬を選ぶかによっても費用に差が出ます。

メソセラピーやHARG療法などの注入治療を併用する場合は、施術回数にもよりますが年間で数十万円規模になることもあります。
さらに、自毛植毛を選択する場合は、移植するグラフト数によって大きく変動し、一度の施術で数十万円〜数百万円程度かかるケースもあります。

このほか、初診料・再診料・血液検査費などが発生することもあり、年間総額を考える際には治療費だけでなく、こうした付随費用も含めて見積もる必要があります。

AGA治療は継続が前提となることが多いため、単月の費用ではなく「年間でいくらかかるのか」という視点で計画を立てることが大切です。
ご自身の症状や予算に合わせて、医師と相談しながら無理のない治療プランを選択しましょう。

医療費控除で実際いくら戻るのか

医療費控除で実際いくら戻るのか

AGA治療費が医療費控除の対象となった場合、実際に戻ってくる金額は「医療費控除額」と「ご自身の税率」によって決まります。

医療費控除額は、その年に支払った医療費の合計から、原則10万円(※総所得が200万円未満の場合は所得の5%)を差し引いた金額です。
この控除額に所得税率を掛けた分が、所得税の還付額となります。
所得税率は収入によって異なるため、年収が高い人ほど還付額も大きくなる傾向があります。
さらに、医療費控除は住民税にも影響します。
住民税は一律10%のため、医療費控除額の10%分が翌年度の住民税から軽減されます。

たとえば、年間30万円の医療費を支払い、医療費控除額が20万円となった場合、所得税率が10%であれば所得税は2万円還付されます。加えて住民税も2万円軽減されるため、合計で4万円程度の負担が軽くなる計算です。

ただし、実際の還付額は収入や他の控除状況によって変わります。
医療費控除を検討する際は、ご自身の所得や税率を確認したうえで試算することが大切です。

医療費控除の申請方法

医療費控除の申請方法

医療費控除は、条件を満たしているだけでは自動的に適用されるものではありません。
実際に税金の還付や軽減を受けるためには、所定の手続きとして確定申告を行う必要があります。

ここでは、確定申告が必要になるケースと、申請の際に準備すべき書類や具体的な流れについて整理します。

確定申告が必要になるケース

医療費控除は、確定申告を行うことで初めて適用される制度です。
会社員で年末調整を受けている場合でも、AGA治療費を含めて医療費控除を受けるには、ご自身で還付申告を行う必要があります。
年末調整では医療費控除は反映されないため、「会社がやってくれる」と思っていると見落としやすい点です。

年間の医療費が10万円(または総所得金額等の5%)を超えている場合は、申告によって税金が戻る可能性があります。
AGA治療費だけで基準に届かなくても、同一年内に支払った家族分の医療費を合算できるため、結果的に対象になるケースもあります。
医療費は「生計を一にする家族」であればまとめて申告できる点も押さえておきたいポイントです。

個人事業主やフリーランスなど、もともと確定申告を行っている方は、その申告書の中で医療費控除をあわせて申請します。
申告義務があるからといって自動的に控除が適用されるわけではないため、医療費の集計と入力を忘れないことが重要です。

なお、還付申告は対象年の翌年1月1日から5年間可能です。
申告を忘れていた場合でも、期間内であれば後から手続きを行い、還付を受けられる可能性があります。
まずは年間の医療費を整理し、基準を超えているかどうかを確認することが第一歩になります。

必要書類と申告の流れ

医療費控除を申請するためには、必要書類を準備し、確定申告の手続きを行う必要があります。
会社員の方であっても、医療費控除を受ける場合は年末調整とは別にご自身で申告を行います。

主に準備する書類は、医療費控除の明細書、医療費通知書(健康保険組合から届く「医療費のお知らせ」など)、医療費の領収書、源泉徴収票(会社員の場合)、マイナンバーカード、還付金の振込先口座情報です。
医療費の領収書は原則として提出不要ですが、明細書を作成する際に必要となるため、税務署から求められた場合に備えて5年間は保管しておきます。

申告の流れとしては、まず必要書類をそろえ、領収書をもとに医療費控除の明細書を作成します。
その後、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」などを利用して確定申告書を作成し、e-Tax、郵送、または税務署窓口で提出します。
申告が受理されると、通常1か月から1か月半ほどで指定口座に還付金が振り込まれます。

手続き自体はオンラインで完結できるため、事前に書類を整理しておけば、比較的スムーズに進めることができます。

医療費控除が難しい場合に治療費を抑える方法

医療費控除が難しい場合に治療費を抑える方法

AGA治療は、医療費控除の対象外となるケースも少なくありません。
しかし、だからといって治療を諦める必要はありません。
医療費控除の適用が難しい場合でも、工夫次第で治療費の負担を軽減する方法はいくつか存在します。
ここでは、AGA治療の費用を賢く抑えるための具体的な方法について解説します。

ジェネリック医薬品で費用を抑える

AGA治療薬には、先発医薬品と有効成分が同じで、より安価に提供されるジェネリック医薬品(後発医薬品)があります。
特に内服薬であるフィナステリドやデュタステリドには、多くのジェネリック医薬品が流通しており、これらを選択することで月々の薬代を大幅に抑えることが可能です。

ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同等の効果と安全性が確認されており、費用対効果に優れています。
ただし、クリニックによってはジェネリック医薬品の取り扱いがない場合や、特定の製薬会社の製品のみを扱っている場合があるため、事前に確認することをおすすめします。

以下に、代表的なAGA治療薬の先発医薬品とジェネリック医薬品の例、および費用目安を比較した表を示します。

薬剤の種類先発医薬品の例ジェネリック医薬品の例費用目安(月額)
フィナステリドプロペシアフィナステリド錠「サワイ」など先発薬:6,000円~10,000円
ジェネリック:3,000円~6,000円
デュタステリドザガーロデュタステリドカプセル「サワイ」など先発薬:8,000円~12,000円
ジェネリック:4,000円~8,000円
ミノキシジル内服薬(国内未承認)ミノキシジル錠〇〇(※)3,000円~8,000円

※ミノキシジル内服薬は国内ではAGA治療薬として承認されていませんが、多くのAGAクリニックで処方されています。
費用はクリニックや用量によって異なります。

割引制度や定期プランの活用

AGA治療は継続が前提になりやすいため、割引制度や定期プランを上手に使えるかどうかで、年間総額が大きく変わります。

特に、月々の薬代が積み上がる治療では「いくら割引されるか」だけでなく、「どの費用が割引対象なのか」「途中でやめた場合に損しないか」まで確認することが大切です。

まず多いのが、初回割引や期間限定キャンペーンです。
初診料が無料になったり、初月の薬代が割引になったりと、初期費用を抑えやすい一方で、2ヶ月目以降の料金が通常どおりなのか、追加で検査費や手数料がかからないかは事前に見ておきたいポイントです。
「初月〇〇円」だけで判断すると、結果的に総額が高くなるケースもあるため、年間でいくらになりそうかを確認しておくと安心です。

次に、長期契約割引や定期購入プランは、3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月などまとめて支払うことで、月あたりの薬代が下がる仕組みが一般的です。
継続が重要なAGA治療とは相性がよく、同じ薬を続ける前提なら費用を抑えやすい方法です。
ただし、途中で薬が合わなかった場合や、治療方針を変更したくなった場合に備えて、解約条件や返金規定は必ず確認しておきましょう。
特に「中途解約できるのか」「未使用分は返金対象か」「手数料が引かれるのか」は、総額の納得感に直結します。

また、乗り換え割引は、他院からの転院を検討している人にとって有利になりやすい制度です。割引の内容は、初月の割引、検査費の割引、一定期間の薬代割引などクリニックごとに差があります。
適用条件として「他院の契約書や領収書の提示」が必要になるケースもあるため、乗り換えを検討する段階で書類を残しておくとスムーズです。

どの制度を選ぶ場合でも、チェックしたいのは「割引後の総額が分かる見積もり」を出してもらうことです。
薬代だけでなく、診察料・検査費・送料(オンラインの場合)・システム利用料など、毎月固定で発生する費用がないかを含めて確認しておくと、想定外の出費を防げます。
割引はあくまで手段なので、治療内容と費用のバランスが取れているかを見ながら、無理なく続けられるプランを選ぶことが大切です。

クリニック選びで総額が変わる理由

AGA治療は自由診療であるため、クリニックごとに料金設定が異なります。
同じ薬を処方する場合でも、診察料や検査費、薬代、施術費用などの内訳が違えば、年間の総額には大きな差が生じます。
そのため、単純に「月額〇〇円」という表示だけで判断するのではなく、トータルでいくらかかるのかを確認することが重要です。

まず注目したいのは、料金体系のわかりやすさです。
初診料や再診料、検査費用、追加オプションなどが明確に提示されているかどうかを確認しましょう。
不明瞭な費用が後から加算されるケースもあるため、事前に総額の目安を把握しておくことが安心につながります。

また、治療プランの内容によっても費用は変わります。
単一の薬のみを処方するプランなのか、複数の薬を組み合わせるのか、さらにメソセラピーや自毛植毛などの施術を含むのかによって、必要な予算は大きく異なります。
自分の症状に対して本当に必要な治療内容かどうかを見極めることが、無駄な出費を防ぐポイントです。

近年ではオンライン診療に対応するクリニックも増えています。
通院にかかる交通費や時間を削減できるだけでなく、実店舗の維持費が少ない分、治療費が比較的抑えられているケースもあります。
ただし、対面での診察を重視したい場合は、そのバランスも考慮する必要があります。

さらに、アフターケアやサポート体制も見逃せません。治療は長期にわたることが多いため、継続的なフォローや相談体制が整っているかどうかは、結果的に費用対効果に影響します。
単に安さだけで選ぶのではなく、治療内容とサポート体制を含めて総合的に比較することが大切です。
複数のクリニックを比較し、費用と内容のバランスを見極めることで、自分に合った治療を選びやすくなります。

まずは無料カウンセリングで費用を確認する

AGA治療を検討する際は、まず無料カウンセリングを活用することが大切です。
多くのクリニックでは初回の相談を無料で行っており、現在の薄毛の状態や悩みをもとに、どのような治療法が適しているのかを具体的に説明してもらえます。
治療の選択肢だけでなく、どのくらいの期間が必要なのか、年間でどの程度の費用が見込まれるのかを把握することが、無理のない治療計画を立てる第一歩になります。

カウンセリングの際は、治療にかかる総額の見積もりを確認することも重要です。
薬代だけでなく、診察料や検査費、必要に応じた追加施術の費用などを含めた金額を把握しておくことで、後から想定外の出費に戸惑うリスクを減らせます。
また、ジェネリック医薬品の選択肢や定期プラン、割引制度の有無など、費用を抑える方法についても具体的に相談しておきましょう。

さらに、長期契約や医療ローンを利用する場合は、契約内容や途中解約時の条件、返金規定なども丁寧に確認することが欠かせません。
無料カウンセリングは契約を前提とした場ではなく、あくまで納得して治療を選ぶための機会です。
複数のクリニックで相談し、治療内容や費用、対応の丁寧さなどを比較しながら、自分に合った選択をしていくことが安心につながります。

まとめ

まとめ

AGA治療は、税務上は美容目的と判断されることが多く、医療費控除の対象外となるケースが一般的です。
ただし、医師が医学的に治療の必要性を認め、その診療や処方が「治療目的」であると明確に説明できる場合には、個別の状況によって医療費控除の対象となる可能性もあります。

重要なのは、「医療として必要な行為かどうか」という視点で整理することです。
診察料や処方薬であっても、税務上の判断は一律ではありません。
また、たとえ控除が認められたとしても、実際に戻る金額は医療費控除額と税率によって決まるため、過度な期待は禁物です。

そのうえで、AGA治療は長期的に継続するケースが多く、年間費用が高額になることもあります。
治療を始める前に費用の目安や支払い方法を把握し、ジェネリック医薬品の選択やプランの比較など、無理のない範囲で継続できる方法を検討することが大切です。

治療の必要性や費用面について不安がある場合は、専門の医療機関に相談することが第一歩になります。
AGAメディカルケアクリニックでは、症状の進行度やご予算に応じた治療プランの提案を行っており、初めての方でも相談しやすい体制が整っています。
医療費や治療内容について丁寧に説明を受けたうえで、ご自身に合った選択をしていきましょう。

前田 祐助

この記事の監修者
AGAメディカルケアクリニック 統括院長

経歴

  1. 慶應義塾大学医学部医学研究科卒業
  2. 慶應義塾大学病院 初期臨床研修課程終了
  3. 大手AGAクリニック(院長)を経て、2018年AGAメディカルケアクリニック新宿院を開設
前田 祐助

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