前田 祐助
AGAメディカルケアクリニック 統括院長
【経歴】
- 慶應義塾大学医学部医学研究科卒業
- 慶應義塾大学病院 初期臨床研修課程終了
- 大手AGAクリニック(院長)を経て、薄毛・AGA治療の2018年AGAメディカルケアクリニック新宿院を開設
- 2020年に2院目となるAGAメディカルケアクリニック横浜院を開設
- 2023年に3院目となるAGAメディカルケアクリニック東京八重洲院を開設
【資格】
- 医師免許
- ⽇本医師会認定産業医
- 医学博士
【所属学会】
- 日本内科学会
- 日本美容皮膚科学会
- 日本臨床毛髪学会
【症例数】
- 3万人以上※
- ※2018年5月~2022年12月AGAメディカルケアクリニック全店舗の延べ患者数
男性の薄毛(はげ)に対して女性がどのような印象を抱くのか、当院が実施したアンケート調査※の結果をまとめました。
※本調査は、日本最大級のメンズ美容サイトMOTEOを運営するカッコイイ株式会社と合同で実施したものです
※調査対象:2021年9月5日〜6日、現在交際(結婚)相手のいる20〜50代の女性220名
Q.男性の薄毛についてどう考えますか?
薄毛の男性について、女性の70%以上が「仕方がない」「何も思わない」と回答しています。
男性はいずれ薄毛になると考える女性が多く、ネガティブなイメージをもつ女性は少ないことがわかります。薄毛に悩む男性を勇気づける結果となりました。
Q.もし恋人もしくは配偶者(以下パートナー)が薄毛になったら許容できますか?
9割近くが「許容できる」と回答しました。
パートナーの薄毛を許容できると回答した理由は以下の通りです。
- その人自身が好きだから
- 誰でも年齢とともに外見も変わっていくから
- 結婚後なら仕方がないから
- 中身も含めて好きになったから
薄毛を許容できると回答した女性のほとんどが、パートナーの外見ではなく中身を重視していることがわかります。一方で、薄毛を放置したり何も対策しないのは許容できないという女性もいました。
続いて、パートナーの薄毛を許容できないと回答した理由も見ていきましょう。
- 50代より若ければ少数派な気がして嫌だから
- 若々しくなく目立つから
- それなりの対処をしてほしいから
薄毛=中年の男性特有の現象というイメージがあるため、若い男性の薄毛は許容できないと考える女性が多いようです。
また、許容できるできないにかかわらず、薄毛のパートナーに対し何かしらの対策を求める女性が多いこともわかりました。
男性の薄毛は仕方がないという理解を示す反面で、薄毛でいてほしくないという潜在意識がありそうです。
Q.パートナーが薄毛について悩み出したら接し方はどのように変わると思いますか?
薄毛で悩むパートナーに対し、接し方を変えない、あるいは薄毛を気にしていないと伝えると回答した女性が全体の半数近くを占めました。
次いで、薄毛対策を勧めると回答した女性は全体の約4割にのぼります。髪の毛の話題を出さないよう気遣いをする女性もいました。
薄毛の悩みを打ち明けられた時の女性の反応は次の通りです。
- 否定的なことは言わない
- 薄毛治療のクリニックを紹介する
- 悩みに共感しつつ心配しすぎないように伝える
- 薄毛対策を勧める
- 気にしていないと伝える
薄毛の悩みに共感してくれる女性が多くいる一方で、中には何らかの対策を勧める女性もいます。一緒に悩みを解消しようと考えてくれるパートナーの存在は、男性にとって非常に心強いものですね。
Q.薄毛になったパートナーにして欲しくない行動は?
パートナーの薄毛は許容できたとして、薄毛でいることに卑屈になったり自虐したりするのはNGと考える女性は多いようです。
薄毛は仕方がないと一定の理解は示しつつも、何も対策しないことをよく思わないのが女性の本心です。パートナーの薄毛に対して女性が気遣いをしているにも関わらず、開き直ったような態度は避けた方がいいかもしれません。
その他の回答には「バーコードのような髪型にする」「残っている髪を無駄に伸ばす」などが含まれました。これらの回答には、隠すくらいなら対策してほしいという気持ちが反映されていると考えられます。
Q.パートナーが薄毛になっても仕方ないと思える年齢はいくつですか?
男性は年齢を問わず誰でも薄毛になる可能性があります。(例:AGA)
しかし、その事実を知らない女性は非常に多いです。この設問に対する回答がそれを裏付けています。
大半の女性は「男性は中年にならなければ薄毛にならない」と理解しているのでしょう。よって、20〜30代男性の薄毛を許容するのが難しい傾向にあると考えられます。
Q.パートナーが薄毛対策を始めたら応援したいですか?
約95%の女性が、パートナーの薄毛対策を応援すると回答しています。
薄毛や抜け毛は、男性にとって非常に悩ましい問題です。女性もその悩みについては一定の理解を示していますし、仕方がないと許容してくれる女性が多いこともわかりました。
しかし、やむなく薄毛になることと薄毛を放置するのはまったく別問題と考えているのも事実です。薄毛の悩みをそのままにするよりは、一緒に改善を目指したいという励ましの気持ちが含まれているととらえられます。
パートナーに隠したり遠慮せずケアできるのは、薄毛で悩む男性には非常にありがたい結果ですね。
Q.パートナーが薄毛に悩みはじめたら勧めたい薄毛対策は?
薄毛で悩むパートナーに対して、女性が勧めたい薄毛対策を回答が多い順に並べました。
- AGAクリニックでの治療(32.7%)
- 市販の育毛剤での治療(28.6%)
- 頭皮の血行促進のマッサージ(22.7%)
- 植毛手術(7.3%)
- 薄毛を隠すヘアカットやヘアセット(5%)
- ウィッグなどでの対策(0.5%)
- その他(3.2%)
もっとも回答数が多かったのが、AGAクリニックでの治療でした。
薄毛治療は抜け毛を予防するだけでなく、減ってしまった毛量を増やすのにも効果的な方法です。発毛率の高い方法が回答数トップとなるのは、当然といえば当然かもしれません。
続いて、育毛剤や頭皮マッサージが並びます。どちらも手軽にはじめられるものなので、女性側からしてもパートナーに勧めやすいのだと思われます。
アンケート調査まとめ|女性はパートナーの薄毛を許容できるが何かしらの対策は求めている
当院が女性を対象に実施したアンケートでは、女性は男性ほど薄毛をネガティブにはとらえていないことがわかりました。
髪の毛よりも内面を重視する女性は多いので、薄毛のせいでモテない・結婚できないと悲観する必要はないでしょう。
ただし、薄毛をネタに笑いをとったり卑屈になったりする男性に女性はいい印象をもちません。なぜならば、薄毛自体は仕方ないとしつつも、改善するよう対策はすべきと考える女性が多いからです。
薄毛対策にクリニックでの治療を勧めたいと回答した女性が多いのは、パートナーにはいつでも魅力的でいてほしいという気持ちの表れだと考えられます。
薄毛治療で毛量が増えれば、悩みが解消されるだけでなく自分に自信が持てるでしょう。
「パートナーに愛されたい」「ポジティブな自分に生まれ変わりたい」という方は、クリニックでの薄毛治療を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。