「ハゲいじり」はどこからが嫌？薄毛男性100名に聞いてみた

薄毛を気にしている方の中には、

「人にいじられたくない」
「笑いにしないでほしい」

など、薄毛について触れられることにさまざまな意見があるようです。

そこで、当院では薄毛を自覚している男性100名を対象に、「ハゲいじり」に関して当人がどう感じているのか、アンケート調査を行いました。

アンケート概要

調査期間：2022年11月1日〜11月6日

調査対象：20〜60代の男性101名

アンケート結果

■いくつのころから自身の薄毛を気にするようになりましたか？

■薄毛を人に指摘されたことはありますか？

■指摘されたことがある方に質問です。誰に指摘されましたか？

■指摘されたことがある方に質問です。指摘されたことをどう思いましたか？

〜自覚症状がなかった〜

「自覚症状がなかったのでとても恥ずかしかった。」（仕事関係の人）

「後頭部の薄毛なので、指摘されるまでは全く気付かず、自覚して愕然とした。」（家族）

「そこまで進行しているとは思っていなかった。」（友人）

〜ネガティブな気持ちになった〜

「本当の話なので仕方ないけど、正直イラッとする。」（家族、仕事関係の人）

「そんなこと私自身がわかっているんだから、いちいち言うな！とイラっときました。」（仕事関係の人）

「自分で気づいていたので言われたくなかった。」（恋人、友達）

「頭頂部で見えないので、聞いた時はショックだった。」（家族）

「余計に気になるようになった。」（友人）

〜ありがたい・言われてよかった〜

「他人からどう見えているかわかったのでありがたいと思った。」（友人）

「自分が一番気付いていることなので、言われたくないなと思った。ただ、恋人に対しては、自分から薄毛を言うか言わないか悩んでいたので、向こうから言ってくれて気が楽になったというのもある。」（恋人、家族）

「自分では気がつかなかったのでわかってよかったです。」（美容室のオーナー）

■自身の薄毛をどう捉えていますか？

■薄毛について他人から言われたことで「嫌だった」と感じたエピソードを教えてください。

〜若いのに・・〜

「年齢よりも老けて見えると言われた時。」

「職場の先輩に若いのに薄毛なのは可哀想と言われたときに辛かったです。」

「『植毛しないの？若ハゲは目立つからしたほうがいいよ！』とストレートに言われたのがとても嫌でした。」

〜みんなの前で・・〜

「会議の合間にみんなの前で指摘されたので恥ずかしかった。」

〜髪が濡れた時に・・〜

「銭湯に行った時に友人からはげてるやん？と言われたこと。」

「雨などでぬれた時にベジータみたいといわれたとこと。」

「川で泳いでいた時に友人にハゲてきてると言われてショックだった。」

「学校のプールの授業で髪が濡れた時に「お前ハゲてね？」と言われてみんなからハゲキャラにされた。」

「学生時代、汗をかいた後に「お前おでこ広くない？」と半笑いで言われたこと。」

〜直接ではないけど・・〜

「​​ランニング中、すれ違った知らない女性が「今走り過ぎた人の頭見た？光っている！」と言われたこと。」

「直接言われたことがないが、歩いていて風が吹いておでこが広がった時に、対面にいた歩いている女性2人組に笑われた。」

〜散髪の際に・・〜

「散髪をしているとき頭頂部だけ切られなかった。」

「抜け毛が多いことと、妻に散髪をしてもらっているのでそのたびに薄くなってきた、ボリュームがなくなってきたと言われるのが嫌だった。」

〜アドバイスされて・・〜

「もし自分が薄毛だったら何か対策をするとか、そうなる前にもっとやっておけば良かったみたいなことを言われるのが一番嫌。薄毛のことは以前は悩んでいたが、今はもう悩んでいないのに、かわいそうみたいに言われるのも嫌。また、ストレスためすぎとか、食生活が悪いからとか、こちらの生活を知らない人に頭ごなしに言われるのは腹が立つ。」

〜その他〜

「薄毛の家系なので、将来はツルツルだねなどと言われた。」

「呼び名を変えられたのがイヤでした。（自分の名前と薄毛をかけた呼び方にされた）」

「上司に、墨でもぬっておけと冗談まじりに言われた時はいやな思いでした。」

「『薄毛＝精力の強い人』的に語られることがあるが、偏見に満ちていて良い気分はしない。」

「旅行に行った時に髪をセットしていたら友人に薄毛に時間使い過ぎと言われ嫌だった。」

■逆に、薄毛について他人から言われたことで「よかった」「助かった」などポジティブなエピソードを教えてください。

〜気遣ってくれる〜

「ストレスのせいで薄毛になることもあるみたいだから、ゆっくり休んだ方がいいよと体調のことを気にかけてくれました。」

「人生苦労していると思われていて時より助けてもらえる」

〜気にしなくていいと言われた〜

「恋人から、薄毛であることを気にしていないことをかっこいいと言われたり、そのままの見栄えでもかっこいいと言ってくれたこと。」

「今の妻が「そのままの自分でいいから」とことあるごとに何度も言ってくれたことが本当に嬉しかったです。全部受け入れてくれる安心感がありました。」

「友達に薄毛を相談し、『そんなことないよ』と、励まされた事。」

「薄毛は家系とか遺伝の問題でもあるからあんまり気にしない方がいいよ。」

「年相応に見えるから、それほど悪くないと妻に言われた。」

「ハリウッドスターにはハゲがたくさんいるよと言われた時」

〜共感してくれた〜

「友達と話しているときに、俺の方がやばいから大丈夫とはげまされたことです。」

「お互い歳取ったねと言われたときです。」

〜生活改善や対策のきっかけになった〜

「家族から、不摂生の蓄積が薄毛の原因ではないかと指摘され、それが食事や生活習慣を変えるきっかけになった。その後、薄毛の進行はある程度抑えられていると思う。」

「薄毛予防をするようになった」

「自分を意識し行動改善することが習慣的にプラス思考になった事です。」

「前から鏡を見ただけでは気づかない所だったので、薄くなりかけた時に対応できてよかった。」

〜その他〜

「散髪に行く回数が減って経済的だねと言われた時。」

「坊主が似合うと思うよと言われて最悪坊主も選択肢の一つと思いました。」

■職場で薄毛についていじられた経験のある方に質問です。言われたことに「セクハラだ」「嫌だ」と感じた経験はありますか？またどういったことを言われたのか教えてください。

「皆の前で指摘されたので恥ずかしく感じた。」

「頭をちょんちょんと触られて、ハゲているといわれたこと。​​」

「薄毛は、他者に不快感を与えるので何か対策をしろと上司に言われたことは、パワハラだと思った。」

「飲み会でしつこく言われ続けられた。」

「親睦会か何かの際にみんなで仮装したりすることがあって、その時に私が被り物をするとその被り物を取った後の乱れ髪が悲惨なことになると思ったのか、いかにも空気を読んだ感じに被り物は大丈夫と言われました。」

「職場の上司に『植毛しないといけないね。』と言われたこと。」

■薄毛を改善するために、治療や対策を行っていますか？

■上記の対策をしている方に質問です。何歳から治療や対策を始めましたか？

■治療や対策に効果を感じていますか？

■AGA治療に関する印象を教えてください。

「最終手段なイメージ。」

「治療費が高そう。」

「薬なので効果はありそうだけど、値段が高そう。また服用し続けなければならないというのもネックです。」

「効果が約束されている分、他の治療方法よりも高い費用がかかってしまうイメージがある。」

「本当に効果があるのか不安」

「副作用が心配。」

「面倒くさそうという印象。」

「何となく気恥しい／女々しいイメージ。」

「個人的には最適な治療方法を選択してもらえたり、早く始めるほど治療効果が出やすいイメージがあり、周りからはよく効果があるといわれ、大変いいイメージを持っております。」

「通院で、薄毛治療した人を知っているが、効果があったようです。

市販の養毛剤、育毛剤は効果がないと思うが、クリニックに行って、個体にあった治療をすれば効果があると思います。」

■薄毛について、まわりの人に「ここを配慮してほしい」ということがあれば教えてください。

〜視線を向けないで！〜

「電車などでジロジロと視線を頭の方に向けるのをやめてほしい」

「オデコを凝視するのをやめてほしい。」

「気になるのはわかるけれど、なるべく視線を髪の毛に向けるのをやめてほしい。」

〜触れないで！〜

「そっとしておいて欲しいです。」

「薄毛を気づいても、無視して欲しい、本人は気が付いているのだから、あえて指摘せずにいてくれたら嬉しいです。」

「あまり髪型について触れないでほしいです。」

「いつも帽子をかぶっていても気にしないでいてほしい。」

「薄いのは分かっているので、ヒソヒソと頭の薄いことを話すのはやめて欲しい。」

「意識して配慮することが逆に差別につながっていくところもあるので、普通に接してくれるのが一番良いと思う。」

〜ネタにしないで！〜

「何かとすぐにハゲに結びつけていじるのは本当にやめてほしいです。」

「薄毛の人の大半はナイーブな問題と捉えているので、冗談でも薄毛でネタにしたりしない方が良いと思います。」

「薄毛を笑いの道具にしてしまうのは、非常に迷惑だと思います。」

「ストレスや遺伝など色々な環境によって薄毛になることがあるので、それを一概にハゲというのはやめてほしい」

〜その他〜

「検温の際、おでこを出して検温するのを止めてほしい。」

薄毛にコンプレックスを感じるなら、一歩踏み出して相談してほしい

テレビなどでおもしろおかしく薄毛を「いじる」のをよく見ますが、プロがやっていることを真似して友人や職場に振る舞うのはかなり危険です。

今回の調査でも、発言した方は冗談のつもりで言っているかもしれませんが、深く傷ついている方が多くいることが分かりました。

気を使いすぎることで逆に居心地の悪い思いをする方も多いようなので、ご自身が何も言わないのであればとくに触れないのが無難なようです。

回答者の中で、薄毛をネガティブに感じつつも、実際に効果の見込める治療を行っている方が少ない点にも驚きました。

命に関わることではないため「治療と言われると大袈裟な印象」「贅沢なもの」と感じる方もいらっしゃるようですが、薄毛治療をもっと身近なものに感じていただけるとよいなと考えています。

心ない言葉や視線にかなりのストレスを感じているようなので、美容院のような感覚で通っていただけると良いのかなと思います。

AGA治療はほとんどの方が効果を実感していただけるので、こういったネガティブな状況を減らせるのではと思います。

もちろん、周りの方も無神経な発言や行動は控えたいものです。

当院では「必要な治療を必要なだけ」をモットーとしているため、経済的に負担となるようなプランや無理なローンを提案するといったことはしません。

ぜひ、一度ご相談いただきたいです。