抜け毛が増えたら毛根をチェック!髪の健康状態は毛根から把握できる | AGAメディカルケアクリニック【公式】

抜け毛が増えたら毛根をチェック!髪の健康状態は毛根から把握できる

公開日
2022-02-27
更新日
AGAメディカルケアクリニック 院長監修コラム

抜け毛の本数が増えると「このまま薄毛になるのでは?」と心配される方は多いでしょう。

髪質や毛量の変化を感じた時は、抜け毛の毛根をチェックしてみてください。毛根の形が正常でなければ、髪や頭皮になんらかのトラブルが起きている可能性が高いです。

この記事では、抜け毛と毛根の関係をわかりやすく解説します。本来あるべき毛根の形や毛根が小さくなる原因もお伝えするので、髪や頭皮トラブルでお悩みのかたはぜひ参考にしてください。

前田 祐助

AGAメディカルケアクリニック 統括院長

【経歴】

  1. 慶應義塾大学医学部医学研究科卒業
  2. 慶應義塾大学病院 初期臨床研修課程終了
  3. 大手AGAクリニック(院長)を経て、2018年AGAメディカルケアクリニック新宿院を開設
前田 祐助

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そもそも毛根とは?

毛根を虫眼鏡で見る

毛髪は、皮膚を境目に以下2つの部位に分けられます。

  • 皮膚の根本に埋まっている「毛根」
  • 皮膚表面から見える「毛幹」
毛根の内部

毛根の形と薄毛には深い結びつきがあり、毛根が細い(小さい)と薄毛リスクが高いと考えられています。

髪の成長をつかさどる場所

毛根の最下部のふくらみを帯びた部分は毛球と呼ばれ、髪の成長をつかさどる毛乳頭や毛母細胞が存在します。

役割
毛乳頭毛細血管から毛母細胞へ血液を供給する
毛母細胞毛乳頭の指示を受けて細胞分裂や分化を繰り返す

毛髪は血液によって運搬された栄養をもとに成長します。毛母細胞はこの栄養を受けて分裂・増殖を繰り返し、押し出されるようにして皮膚から毛髪が伸びていきます。

正常な毛根は最下部が丸みを帯びている

毛根の形は、毛髪や頭皮の健康状態を表す目安となるものです。

最下部にふっくらと丸みがあり、色は白っぽいのが正常な状態です。「毛根が白いのはなぜ?」と思う方もいますが、成長過程でメラニンが毛先に吸収されるので、色は白くていいのです。

ご自身の毛根の形や形が正常かどうかは、抜け毛をじっくりと観察してみるといいでしょう。

毛根の白いかたまりは「毛根鞘」

毛根をよく見ると、プルプルしたかたまりが付着しているのがわかります。

これは「毛根鞘(もうこんしょう)」といって、毛髪と頭皮を固定する役割を担うものです。毛根鞘の粘着力は毛髪の成長とともに変化し、退行期へ移行するうちにだんだんと弱くなります。

毛根鞘は皮脂や汚れのようにも見えますが、毛根をうっすらと包み込むような状態であれば心配は不要です。

反対に、ベタベタしていたり量が多い(明らかに形が大きい)場合は、洗髪時に汚れを落としきれていない可能性があります。

抜け毛が多い人の毛根の特徴

ブラシについた抜け毛

毛根には毛髪や頭皮の健康状態が表れるので、形や色が正常でない=抜け毛や頭皮トラブルが起こりやすいと言い換えられます。

抜け毛が多い方の毛根には以下の特徴が見られることが多いです。

  • ふくらみがない
  • ギザギザしている
  • 黒っぽい
  • ベタベタした付着物がある

ご自身の抜け毛にこのような特徴がある場合、今後さらに抜け毛が増加する可能性があります。抜け毛が増え続けると薄毛が目立ちやすくなるので、できるだけ早く対策することをおすすめします。

毛根がない抜け毛はAGA発症のサイン?

AGAで抜け毛が増えるのは、遺伝や男性ホルモンの影響によってヘアサイクルに乱れが生じることがおもな原因です。

健康な成人男性のヘアサイクルでは、約3〜5年の成長期があります。これがAGA患者様の場合、成長期は1年〜半年ほどと極端に短いです。

髪の太さと成長期の長さは比例するため、AGA患者様は1本1本の毛髪が細く、毛根も小さい傾向にあります。

毛根がない=AGAと100%断言はできませんが、毛根の形はAGAかどうかを見分ける判断材料の一つになりうるでしょう。

毛根が細く(小さく)なる4つの原因

男性の頭部

毛根が細くなったり小さくなる原因には、次のものがあります。

  1. 生活習慣の乱れ
  2. ストレス
  3. 誤ったヘアケア
  4. AGA

ここからはそれぞれの原因についてより詳しく解説していきます。

原因①生活習慣の乱れ

毛根にふくらみがない(細い)場合、毛根内の毛乳頭や毛母細胞が正常に機能していない可能性が考えられます。

毛根の機能が弱くなる原因には血行不良や栄養不足、毛根の寿命などがあります。乱れた生活習慣は髪の成長の妨げとなるため、食事や睡眠の質には十分注意しましょう。

原因②ストレス

毛根がギザギザするのは、極端な食事制限や強いストレスなどの原因が考えられます。

ストレスを感じると交感神経が優位になり、血管が収縮します。血管収縮によって血流が滞ると、頭皮に十分な影響が行き渡りません

また、ストレスは頭皮の皮脂バランスにも影響を及ぼします。皮脂分泌量が増加すれば頭皮環境が悪化し、その結果フケやかゆみ、抜け毛などのトラブルが生じやすくなります。

原因③誤ったヘアケア

過剰な洗髪やスタイリング剤のすすぎ残しなど、頭皮に負担をかけるヘアケアも毛根が小さくなる原因の一つです。

一日に何度もシャンプーすると、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。汚れを落とそうと洗髪回数を増やす方がいますが、育毛の観点からすると逆効果となることも。

朝シャン習慣のある方は、スタイリング剤をつけたまま次の日を迎えることになります。スタイリング剤が一日中髪に付着した状態は毛穴のつまりやニオイのもととなり、決して清潔とはいえません。

頭皮環境を悪化させるようなヘアケア習慣は、毛根のミニチュア化、ひいては抜け毛や薄毛の原因となります。

原因④AGA

AGAは、成人男性の3人に1人が発症すると言われている脱毛症です。

遺伝や男性ホルモンの影響でヘアサイクルが短くなり、その結果毛根が小さくなったり毛髪そのものが細くなったります。成人期移行ならばAGA発症に年齢はあまり関係なく、早い方だと20代から症状が認められます

AGAかどうかを見分けるには、以下のセルフチェック項目を参考にしてください。

  • 生え際や頭頂部が薄くなってきた
  • 毛量が減ったと感じる(スタイリングしづらくなった)
  • 家族に薄毛の人がいる
  • 同世代に比べて毛量が少ない
  • 生活習慣が乱れがちだ
  • ストレスを感じやすい

抜け毛対策に有効な4つの方法

メモを取る医師

抜け毛を減らすための改善策には、以下4つの方法があります。

  • 生活習慣の見直し
  • ストレス解消
  • 適切なヘアケア
  • AGA治療

太く健康な髪を育てるには、栄養バランスのとれた食事と質のいい睡眠が欠かせません。身体の内側から髪を育てるには、日々の生活習慣を見直すことからはじめていきましょう。

ストレス解消は、実のところ一番難しい方法かもしれません。

自分の気持ちを内にためこみやすく真面目な方ほど、ストレスを感じやすいと言われています。ストレスは根本から解消するのが理想ですが、難しければ自分なりのリフレッシュ方法で適度に発散したいものです。

抜け毛や薄毛の原因がAGAの場合、思い切って治療をはじめるという方法もあります。

治療といっても入院や手術は必要なく、飲み薬や塗り薬で抜け毛を予防できます。早い方だと3ヶ月ころから毛量の変化を実感でき、治療を続けている間は効果を持続させられるのが大きなメリットです。

毛根の異常に気づいたら|早めの対策が薄毛予防につながる

男性の頭頂部

毛根の形は、毛髪や頭皮の健康状態に直結します。

正常な毛根は白っぽくふくらみを帯びているので、色や形に異変があれば薄毛リスクが高いと言えるでしょう。

毛根が細くなったり抜け毛が増えたと感じる方は、状態が悪化する前に対策することが大切です。AGAの特徴と同じ症状が認められる場合は、専門医に相談することをおすすめします。

当院はこれまでに、3万人以上の薄毛治療に取り組んでまいりました。一人ひとりに合った治療法で、99%以上の方に発毛効果を実感いただいております。

毛根の形や抜け毛でお悩みの方は、ぜひ一度当院までご相談ください。髪にまつわるコンプレックスを一緒に解消していきましょう。

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前田 祐助

この記事の監修者
AGAメディカルケアクリニック 統括院長

経歴

  1. 慶應義塾大学医学部医学研究科卒業
  2. 慶應義塾大学病院 初期臨床研修課程終了
  3. 大手AGAクリニック(院長)を経て、2018年AGAメディカルケアクリニック新宿院を開設
前田 祐助

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